ビリオネア,成功,定義
(画像=Frederic Legrand - COMEO/Shutterstock.com)

経済的な豊さを「成功の証」と考えている人も多いですが、「成功とはお金とは無縁のもの」と考える人もいます。ウォーレン・バフェット氏やビル・ゲイツ氏など、数十億ドルもの資産を所有するビリオネアは、何を「人生における真の成功」と考えているのでしょうか。

1.ウォーレン・バフェット--「私利より大きな目的のために働くこと」

バークシャー・ハサウェイを世界最大の持ち株企業に成長させたウォーレン・バフェット氏。「自分の仕事を誇りに思い、ビジネスを向上し続けるという内面的な活力に刺激を受けている」という同氏にとって、成功は望むものを手に入れること、幸福は望むものを欲する気持ちだといいます。そして同氏にとっては、後者がより重要であると述べています。

「真の成功は、自分の利益よりも大きな目的のために働くことで得られる」--自身の個人的な利益より会社の利益を優先させてきたバフェット氏ならではの、重みを感じさせる一言です。

2.ビル・ゲイツ--「重要な仕事をしているかどうか」

バフェット氏と交流の深いゲイツ氏はマイクロソフト会長の座を退いて以降、慈善団体ビル&メリンダ・ゲイツ財団を設立し、フィランソロピスト(慈善活動家)として世界をより良いものへ改善するために取り組んでいます。

ゲイツ氏は成功の第1の要素についてバフェット氏の言葉を借り、「自分の周囲の人々が幸せか、自分は人々から愛されているかどうか」と語っています。第2の要素は「重要な仕事をしているか」です。

ゲイツ氏にとっては、マイクロソフトでの功績やフィランソロピストとしての活動が「人生で最も重要な仕事」ですが、発明や子育て、人助けなど様々な行動を通して「だれかの人生に違いをもたらした」と感じることは、心を豊かにしてくれる成功の要素でしょう。

3.ジェフ・ベゾス--「失敗を恐れず、進化し続けること」

アマゾンを世界最大のインターネットビジネスに成長させ、ゲイツ氏をしのぐ新たな世界一の大富豪となったベゾス氏。巨額の資産を築き上げた同氏は成功について、「進化する努力を怠ることが最も危険だ」と述べています。

「成功すると分かっていて挑戦するのなら、実験とはいえない」「最初から答えが分かっていることしかやらない企業は、やがて消え去る」といった発言から、失敗を恐れず、挑戦し続ける精神がうかがえます。

アマゾンの成功の秘訣が顧客中心主義にあることは、ベゾス氏自身も公言しています。成功の上にあぐらをかかず、常に最高の顧客サービスを追求する姿勢は、さらに大きな成功を目指す上で大いに役立つはずです。

4.リチャード・ブランソン--「自分がどれくらい幸せなのか」

コングロマリット、ヴァージングループを築き上げたブランソン氏は「起業家にとってお金こそ成功の証」という考えに異論を唱え、「真の成功は、自分がどれほど幸せなのかで決まる」と語っています。

同氏は1992年、ヴァージンレコードをEMIに10億ドルで売却した際、悲しみで涙がとまらなかったそうです。ヴァージンアトランティック航空の運営を維持するための決断でしたが、「いくらお金を積まれても、手塩にかけて育てたビジネスを売却したくなかった」と後に明かしています。

5.アリアナ・ハフィントン--お金、権力、そして「第3の基準」

女性ビリオネア起業家として多忙な毎日を送るハフィントンポストの創設者のアリアナ・ハフィントン氏にとって、「お金」と「権力」は成功の第1、第2基準です。

しかし本当に望む人生を歩むためには「健康」「知恵」「驚嘆」「授与」という4つの支柱からなる「第3の基準」が必須で、「お金と権力だけでは真の成功は得られない」と語っています。

文・J PRIME編集部

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