一代,富裕層,共通点
(画像=Everett Historical / Shutterstock.com)

ミリオネアになるために必要な素質や経験とは

「ミリオネア(百万長者)になるのはかなわぬ夢」と思い続けてきた米起業家ジョン・ランプトン氏はさまざまな富裕層関連の書籍を研究し、周囲のミリオネアを観察して、ミリオネアには複数の共通点があることを発見したという。その結果、ランプトン氏 はスタートアップのDueを設立し、「アントレプレナーマガジン」による「世界のオンライン・インフルエンサー」第3位にも選ばれた。

大きな富をゼロから築くには、どのような素質や経験が必要なのだろうか。

子供の頃から既に素質が

成功者の素質は、子供時代から現れるという。

6歳で近所の人にガムとコカ・コーラを売り歩いていたウォーレン・バフェット氏、12歳でバスケットシューズを買うお金が欲しくてゴミ袋の訪問販売を始めたマーク・キューバン氏、森で拾い集めたナッツから、自宅で育てたにわとりが産んだ卵の販売まで、幅広く商売を営んでいたチャールズ・シュワブ氏など、セルフメイド・ビリオネアは小さな頃から起業のアイデアと行動力に溢れていた。

常に上を目指す努力家

多くの成功者が子供時代から負けず嫌いの努力家だった。一生懸命努力して、試験やスポーツなどさまざまなシーンで予想を上回る結果を出してきた。

ミリオネアは決して満足することがない。100万ドルを稼いだら、次は1000万ドル、その次は1億ドルを目指す。上を見て下は見ない性質こそが、成功者の素質である。

●貯蓄するより稼ぐ方が好き

貯蓄は非常に素晴らしい心がけだが、「増やす」という観点からみると、貯めているだけでは限度がある。

真の富裕層は無駄遣いを嫌うが、だからといってひたすら節約しているわけではない。倹約と支出のバランスをとりながら積極的に投資することで、着実にお金を増やしている。

セルフメイド・ミリオネアやセルフメイド・ビリオネアにとっての投資とは、株式や不動産、趣向品からビジネス、子供の教育まで、非常に幅広いのが特徴だ。

●柔軟な考え方を持つ

自ら財を築いたお金持ちは「柔らかい頭」の持ち主だ。偏見や先入観がなく、新しい思想を躊躇することなく取り入れていく。チャンスはいつ訪れるか予測できない。

「前例がない」「知識や経験がない」「失敗するかも知れない」と怖気づいていては、せっかくのチャンスを逃してしまいかねない。ポジティブな面に目を向け、チャンスを最大限に生かすことが大切だ。

素晴らしい指導者に恵まれる

成功者の多くが、自分の人生にポジティブな影響をあたえたメンター(指導者)の存在を認めている。そのポジティブな影響が、後に大きな成功へと導いてくれたという。メンターは時に親であり、上司であり、友人、同僚、ライバルかも知れない。

「そんな人物にまだ出会っていないがお金持ちになりたい」のであれば、裕福な人々と積極的に交流することをランプトン氏は提案している。実際のお金持ちと触れ合うことで野望が刺激されるだけではなく、その交流を通して、メンターや出資者に出会えるかも知れない。

世界一のお金持ちになったジェフ・ベゾス氏は、「恩恵をもたらさない人々と付き合うには、人生は短すぎる」と、成功へのステップとなる人間関係の重要さを説いている。

●楽観的に物事を見る

物事が思い通りに進まない時、期待通りの結果が得られなかった時、多くの人が自分ではなく周囲を責める。しかしミリオネアやビリオネアを目指すのであれば、不平不満を唱える前に、問題を「挑戦」の機会として最大限に活用すべきだ。

ヘッジファンドの帝王の異名をもつレイ・ダリオ氏は、自らの失敗を通して「問題をパズルのようにとらえ、解決すれば報酬がもらえる」とポジティブに対応するスキルを身につけたという。

問題に対し必要以上に悲観的にならず、最悪の状況の中から最高の結果を引きだせるように努力する。試練を楽観的に受けとめられるかどうかは、自分の中に眠る「お金持ちになる素質」を見極めるポイントとなる。

世の中の動きに敏感

セルフメイドのお金持ちの朝は、ニュースに目を通すことから始まる。今、世界で何が起こっているのかを知ることで、世間が何に注目しているのか、これから何が注目されるのかなど、ビジネスや投資に役立つ情報が手に入る。

バフェット氏やビル・ゲイツ氏など、ビリオネアには愛読家が多い。ニュースだけではなくさまざまな分野の本にも目を通し、常に知識を養うことも大切だ。

周囲の評価や意見を気にしない

「これをしたら周囲にどう思われるか」を気にかけているようでは、自分の能力を思う存分発揮できない。ミリオネア、ビリオネアは周囲の評価や意見を気にかけず、我が道を行く精神力が備わっている。

アップルの設立者スティーブ・ジョブズ氏は、「自分に与えられた時間は限られている。ほかの人の人生のために無駄にしてはならない」という名言を残している。

向上心が旺盛

お金持ちに共通するのは向上心が旺盛な点だ。現状に甘んじることなく、常に高みを目指す。高い目標を掲げ、モチベーションを保ち、いろいろな挑戦を通して知識や経験を吸収していく。

お酒は飲むがタバコは吸わない

「飲酒は社会関係の資本を高め、優れた市場成果を上げる」というランプトン氏の調査によると、社交の場でお酒をたしなむ男性はそうでない男性より所得が21%、女性は8%多いそうだ。

喫煙はコストに見合った効果が期待できないため、富裕層に喫煙者は少ないと彼は言っている。

成功者の共通点 取り入れてみては

以上が一代で富を築いた富裕層の共通点だ。あなたには、いくつ共通点があっただろうか。これらの日課や考え方を取りいれて、日々、まじめに取り組んでいれば、あなたも思わぬ成功を手に入れられるかもしれない。

(アレン・琴子、英国在住フリーランスライター)

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