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粋なオヤジの課外授業!

ゴッホも魅せられた江戸の粋、「浮世絵」の世界! 知ってしまうとのめり込むこと必至です

2022.02.02

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ゴッホも魅せられた江戸の粋、「浮世絵」の世界! 知ってしまうとのめり込むこと必至です

江戸時代初期、町人文化が花開くと同時に発展してきた浮世絵。1867年のパリ万国博で、着物や陶器などと共に日本文化として紹介されるや否や、ジャポニズム・ブームがヨーロッパを席巻。モネやゴッホといった天才たちに大きな影響を与え、今なお作品が高値で取引されるなど、世界的なロングセラーになっています。
そんな日本を代表するカルチャーの魅力に浸れるのが、2月16日(水)~22日(火)、松坂屋名古屋店美術画廊で開催される「浮世絵展」。粋なオヤジの教養として、ぜひ押さえておきましょう!

版元、絵師、彫師、摺師…、浮世絵はチーム・プロジェクト

浮世絵展
歌川広重  六十余州名所図会 美濃 養老ノ瀧 1853(嘉永6)年

浮世絵の魅力を紐解く前に、基礎知識について、少しばかりレクチャーを。歌川広重、東洲斎写楽、葛飾北斎など、名を知られた浮世絵アーティストは多々いますが、実はチーム・プロジェクトだったこと、ご存じでした? これらの有名人は絵を描く絵師。版元が絵師に発注をし、版元から依頼を受けた絵師は線で絵を描き、その絵に合わせて彫師が版木を彫り、摺師が色ごとに版を摺る。木板を用いた浮世絵版画は、こうした分業制で成立する総合芸術だったのです。

モネの「睡蓮」は広重なくしては生まれなかった!?

浮世絵展
歌川広重  三枚続 伊勢参宮 宮川の渡し 1855(安政2)年)

浮世絵の代名詞と言えば「東海道五十三次」ですが、この作者こそ、モネやゴッホに大きな影響を与えた浮世絵師、歌川広重です。広重と、「富嶽三十六景」で知られる葛飾北斎によって、浮世絵の主流は美人画や役者絵といった肖像画から風景画に。とくに、広重の風景画は大変な人気を博し、描かれた場所を一目見ようと江戸に旅行ブームが起こったとか。

「三枚続 伊勢参宮 宮川の渡し」は、「おかげ参り」とも呼ばれる伊勢神宮への集団参詣を描いたもの。揃いの着物を仕立て、憧れの“お伊勢さん”に向かう人々の熱気や高揚感さえも伝わってくるような、なんともライブ感のある作品です。

世界を魅了する“ヒロシゲブルー”

浮世絵展
二代広重  諸国名所百景 尾張 津嶋 祭礼 1859(安政6)年)

今回の「浮世絵展」は、歌川広重の風景画を中心に、とくに尾張、美濃、伊勢を描いた浮世絵版画がラインナップ。津島神社の祭礼、尾張津島天王祭をモチーフにした「尾張津島天王祭の車楽舟行事」の宵祭は広重が、朝祭は、広重の名前を継いだ二代広重が描きました。藍色を用いて空や水辺を、時に大胆に、時に繊細なタッチで、抒情的に表現した広重。「ヒロシゲブルー」と呼ばれ、世界を魅了し続けている色使いは、この作品にもしっかりと息づいています。

尾張、美濃、伊勢……。地元を描いた浮世絵は、景色の変化だけでなく、時代の流れも体感できます。江戸に想いを馳せながら、地元の魅力を再発見する。そんなスペシャルな時間が待っています。

「浮世絵展」
場所:松坂屋名古屋店 本館8階 美術画廊
期間:2022年2月16日(水)~22日(火)

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2024年12月8日(日)パネライ大丸心斎橋ブティックにて戸賀編集長のショッピングアドバイス

2024年12月8日(日)パネライ大丸心斎橋ブティックにて戸賀編集長のショッピングアドバイス

【オープニングトークショー】
2024年12月8日(日曜)15時より
J PRIME戸賀編集長によるトーク後におこなわれるショッピングアドバイス(1組15分間 記念写真撮影込み)は

daimarushinsaibashi@panerai.com

に下記の必要事項をお送りください。
*11月15日(金)締め切り
・氏名(漢字・フリガナ)
・同伴者名(お一人でご参加の場合は不要です)
・電話番号
・誕生日
・ご興味のあるコレクション(ラジオミール、ルミノール、サブマーシブル、ルミノール ドゥエの中からお選びください)

パネライ 大丸心斎橋 ブティック
場所:大丸心斎橋店 〒542-8501 大阪府大阪市中央区心斎橋筋1-7-1

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