CAR
モータージャーナリスト川端由美レポート
ポルシェにベントレー、アストンマーティンのクラシック&プレミアム・カーに思いをはせる
空路を急いで海外のリゾート地に向かう。そんな人たちにとって、コロナ禍における移動の制限は辛い出来事に違いない。しかしながら、あえて国内に目を向けて、陸路を往く旅に目を向けてみるのもいい。そんなふうに思えるプレミアムなツーリング・ツアー「Grand Tour Musubi Japan」が、11月14-16日の2泊3日に渡って開催された。
秋も深まる中、気持ちよく晴れた空の下、パレス・ホテルに15台のクラシック&プレミアム・カーが集まった。ベントレー「3リッター」やアルヴィス「バンデンプラ・トゥアラー」といった戦前の名車はもちろん、ブリストル「401」やベントレー「ラサルト」のような戦後の贅を尽くしたスポーツカーに加えて、ポルシェ「911カレラ」やアストンマーティン「V8ヴァンテージ・ロードスター、などのモダーンなスーパー・スポーツカーまでずらりと並ぶ様子は、クルマ好きにはたまらない。もし、特段のクルマ好きというわけではなくても、美しいスポーツカーの一群を目の当たりにすれば、きっと立ち止まって見惚れるだろう。
古河市・青木酒造の風情ある建物に入っての記念撮影や野木町・煉瓦窯といった歴史ある建造物の前で、プロの手で愛車を撮影してもらうことは、意外に機会がない人も多いようで、エントラントの間でも好評だった。
光栄なことに、今回、そんな美しい車列を先導するゼッケン1を背負ってアストンマーティン「ヴァンテージ」のコドライバーとして参加した。裏を返せば、用意されたコマ地図を見て、走行ルートを指示するため、責任は重大である。…と、スタート直後はいささか緊張気味だったが、いざ、走り出してしまえば、幌を下ろして走る時の頬にあたる風が気持ちよく、開放感に溢れる気持ちになる。
朝一番にドライバーズ・ミーティングを受けた際に、コマ地図の読み方や走行ルールを学ぶ機会が設けられた上に、世界的なラリー選手権のスタンダードに沿って丁寧に作られたコマ地図は、思いの外、読みやすい。しかも、走行タイムやスペシャルステージを競うクラシック・ラリーとは異なり、タイムを競うようには設計されていないから、よほど逸脱しない限りは、決められたルートに沿って走るのを楽しめば良い。もし迷ってしまっても、スマホのナビアプリの助けを借りてもチェックポイントまでたどり着けばいいのだから、コドライバーの重圧から早々に解放されて、パッセンジャーとしてドライブを楽しむのも一興だ。
幸い迷うことなく、最初のチェックポイントであるWAKUI Museumにたどり着くことができた。この博物館のオーナーである涌井清春さんは、ベントレーを中心に世界的にも貴重なモデルを収集して、走れる状態で保存・展示をしている。コロナ禍に見舞われる以前には、世界各地で開催されるクラシックカーのイベントに招かれて、コレクションを展示していたほどだ。ベントレー初の量産車、白洲次郎氏所有のベントレーといった珠玉のモデルを眺めているだけでも時の経つのを忘れそうだが、初日の旅程はまだ始まったばかりだ。
後ろ髪を引かれる思いで、WAKUI Museumを後にした。次に目指すは、古河の歴史街区である。古河の市街地では、地元の人々から大きな歓迎を受けて、歴史ある街並みでのパレードランをするという体験をした。美しい車に乗っているおかげで歓迎してもらっているに違いないが、大勢の人に囲まれて声援を受けていると、なんだか、自分が有名スポーツ選手や大スターになったような気がして、どこかくすぐったい気もする。
ホフマン窯の前で記念撮影を行う1949年型ベントレー「MkⅥ dhc by Abbott」。
ランチタイムに立ち寄った宇都宮市のレストラン「石の蔵」も、まるで美術館のような空間だった。建築家フランク・ロイド・ライトが好んで使ったことで知られる大谷石を壁面に贅沢に使った蔵造りの建物の中に入ると、澄んだ空気が空間に広がっているようだ。地域の食材をふんだんに使ったお料理でお腹がいっぱいになった後は、眠気覚ましを兼ねて、幌を下ろして、頬に風を受けて走る。途中、紗栄子氏が運営するNasu Farm Villageに立ち寄って、コーヒーブレイクをとる。まるでヨーロッパのような景色の中に、夕日が沈むのを眺めていると、コロナ禍で日本に閉じこもっていたことを忘れそうになる。
旧帝国ホテルに使われて、関東大震災の際の火災も免れたことでも知られている大谷石をふんだんに使ったレストランにて、ランチタイム。
初日に投宿するのは、那須にあるブティック・ホテル「アート・ビオトープ」だ。実は、このイベントが15台30人という限られた台数の募集となった背景には、このホテルのセリングポイントの一つであるスウィート・ヴィラの室数が限らていることも大いに関係している。もう一つ、地元の食材をふんだんに使ったディナーで定評のあるレストラン「ミュー」でのディナーも堪能させてもらった。厳選された食材や料理法のお話を聞くと、いっぱいのワイン、食事の一皿ごとに物語がある。静けさの広がる那須の高原の中にいるとは思えないほど、洗練されたディナータイムだった。臨席したエントラントとの会話もまた、こうしたラリーツアーの楽しみでもある。丸一日のコースを共に走ったこともあって、打ち解けた気分になってきたのも功を奏しているのだろう。
翌朝、早めに朝食を済ませて、アート・ビオトープの水庭を散策してみた。こちらは、石上純也氏が手がけた作品である。昨晩、投宿したスウィート・ヴィラを手掛けた建築家の坂茂氏の設計とともに、このホテルの魅力を増している。2日目はエントラントが走行に慣れてきたこともあって、那須高原を抜けて日光へと向かう眺めのドライブ・ルートが設定されていた。殺生岩、鹿の湯、つつじ吊り橋、駒止の滝、那須平成の森といった観光地に立ち寄るオプションが充実しているのも、一般的なラリーと違って、時間を競わないこのイベントの魅力だ。明治時代に那須の地に大規模な農場を開設した旧青木邸での撮影を済ませて、いよいよ、日光に向かって舵を切る。途中、紅葉が映える塩原から日光に向かうルートを走たときなどは特に、「ああ、日本人でよかった」と思う気持ちが湧いてきた。
2日目、最後の目的地である奥日光の入り口にあたる中禅寺湖畔にあるボートハウスを目指す。あちこち観光したこともあって、湖に夕日が沈むマジックアワーに間に合うか危ういところだったが、なんとか、オレンジ色と淡い紫が入り混じる空の色を眺めながら、アペリティフ・タイムに滑り込むことができた。映画『007』の中でジェームズ・ボンドが好むことで知られるシャンパン「ボランジェ」が振る舞われた理由は、クルマ好きにとって、一度は憧れたことがあるボンド・カーとのつながりがあるからだ。日が暮れるとグッと気温が下がることもあって、イタリアのハイエンド・コーヒーメーカーであるデロンギによる最新モデルの試飲デモもエントラントに歓迎されていた。
2日目の投宿先である中禅寺金谷ホテルに隣接する日光市が所有するボートハウスでは、マジックアワーにアペリティフ・タイムが設けられた。シャンパンは、映画『007』でジェームズ・ボンドが好んで飲むことで知られる「ボランジェ」が提供された。
同じく中禅寺金谷ホテルに隣接するボートハウスのアペリティフ・タイムには、乾杯用にボランシェが提供されたことに加えて、イタリアの老舗家電メーカーであるデロンギが、ブラッド・ピットを起用したキャンペーンで話題の最新全自動モデルのデモを行った。
ディナータイムは、投宿先である日光の老舗ホテルが運営する「中禅寺金谷ホテル」で伝統的なフランス料理をいただきながら、セレモニーが開催された。わずか2日とはいえ、参加者同士の結びつきが生まれたこともあって、大きな拍手が湧き上がるなど、盛り上がりを見せた。筆者自身も、同じクルマを趣味にするもの同士、打ち解けた気分になって、エントラントの皆さんとの会話を楽しめたのはもちろんだ。
最終日には、中禅寺湖畔をドライブしたのち、歌が浜に愛車を止めて、英国やイタリアの大使館が所有していた別荘を博物館にした記念公演を見学して、フェリーで駐車場まで戻るという楽しいストップオーバーも組み込まれていた。湖畔を望むザ・リッツ・カールトン日光にて、別れを惜しみながらフェアウェルランチをする頃には、エントラントとそれぞれの愛車との思い出が、それぞれの心に強く刻まれていた。たった3日ではあるが、同じクルマを趣味とするもの同士である上に、同じルートをクラシック&プレミアム・カーで走ったことで、共感が生まれたような気がする。海外の高級リゾートに足繁く通っていた人にとっても、十分満足のいくリゾート施設やホテルが日本国内にも開発されつつある。コロナ禍そのものは辛いことも運んできたが、これをきっかけに、国内で過ごす休暇に目を向けてみるのもいい。実際、Grand Tour Musubiを体験した後は、心底、そう思えるようになった。
中禅寺金谷ホテルに並ぶエントラント。先頭は、戦前のレースシーンで輝かしい戦績を残した1926年型ベントレー「3L」。
主催者インタビュー
このイベントを知ったきっかけは、観光庁の採択事業「アドベンチャーツーリズム等の新たなインバウンド層の誘致のための地域の魅力再発見事業」の一つだったからだ。公表された12のプログラムのうち、クルマで走るツアーはこのプログラムだけだったのも、着目した理由だ。主催者である株式会社Musubi代表の増田恵美さんに、この旅を企画した理由を訊いてみると、そもそも欧米の富裕層むけに企画されたプレミアムなグランドツーリングだったが、あいにくコロナ禍で開催がかなわなくなったたことを受けて、日本人向けにアレンジした旅を提供したいと思ったという。
「元々は、2017年に英国に拠点を置く旅行会社が主催する「アドベンチャー・ラリー」の日本編として、「ラリーラウンド サムライ・チャレンジ」の企画を担当したことが、きっかけでした」と、株式会社Musubi代表の増田恵美さんはいう。
インバウンド観光が勃興して以降、外国人の目から見た日本の魅力が語られることは増えているが、いざ、どこに行けば、外国人を唸らせるような魅力を提供できるか?と聞かれると、答えに窮してしまうに違いない。そんな中、増田さんは、「外国人から見た日本の魅力」をツアーとして組み立てて、クラシックカーのオーナーたちに提供してきた経験を持つ。2017年にアドベンチャーラリーの日本初開催の際には、英国だけではなく、世界中からエントラントが愛車とともに集まったという。24日間を費やして、33都道府県を巡るという、日本人には想像のつかない「グランド・ツアー」だった。実のところ、グランド・ツアーとは、英国の富裕な貴族の若者たちが見聞を深めるために数年かけてイタリアまで旅した故事に端を発する。英国人であるシェイクスピアの作品にイタリアを舞台にしたものが多いのも、若き日にグランドツアーで訪れたイタリアの地からインスピレーションを得たからだ。
筆者自身、モーター・ジャーナリストという仕事柄、フェラーリで一週間かけてカリフォルニアの海沿いの道を走り抜けたしたこともあるし、イタリア・コモ湖の畔で発表されたロールス・ロイス「ファントム」のステアリングを握って、イタリア、フランスを抜けて、母国・英国に帰郷するグランド・ツアーを敢行したこともある。しかしながら、こと国内に目を向けると、自らの経験がお粗末だったのは否めない。しかしながら、今回のGTM2021に参加してみて、地元の人たちとの交流やロードサイドの景色に触れることは、陸路の旅ならではの魅力だと気づいた。
アドベンチャーラリーでは、参加者が自らのクラシックカーで現地を走り、その土地の魅力を再発見するという趣旨の企画ゆえに、入念な準備を必要とする。増田さんが企画に参画したサムライ・チャレンジでは、英国から主催者であるリズ・ウェンマンさんに加えて、過去のラリーで優勝経験のあるエンジニアたちが事前に来日して、実際に現地を走り回って、入念に立ち寄る場所や宿泊地を決めたという。
「アドベンチャーラリーはもともと年3回開催されています。日本に来る以前にも、チベット、ブータンなど、エキゾチックな開催地を巡ってきました。ときには、欧州で2-3泊という短いものもありますが、目玉はやはり、数週間かけて巡るロングツアーです。今回、リズとこの企画を組み立てるにあたって、私自身も素晴らしい経験をさせていただきました。Musubiとしても数々のツアーを主催してきましたが、リズやエンジニアたちと共にした下見の旅はとにかく新しいことの連続でした。元ヒューレット・パッカードのエンジニアだったピーターさんは、初めて訪れる日本でも、GPSの情報からありとあらゆる道を探って、どんどん進んでいきます。高速道路を使うよりも、あえて古い街並みや日本の暮らしが垣間見れる一般道を選んで走りました。ただ、50台もの参加車両が立ち寄る先ごとに駐車エリアを探すのは至難の技でしたし、長旅の中で疲れないように、かつ楽しめるアクティビティを用意していく作業は、困難ではありましたが、旅行業を営む身としては、とてもワクワクする経験でした」と、増田さんはサムライ・チャレンジの思い出を語る。
リズさんは事前に2回来日して、メカニック、医師、動画や写真や執筆を行うメディア陣までしっかり構成したという。さらに、クラシックカーが取り持つご縁で、サムライ・チャレンジを歓迎する日本側の協力者の輪も生まれた。「コッパ・デ・キョウト」という京都を舞台にしたクラシックカー・ラリーを主催する山田純司さんの協力をえて、外国人の方に着物の製造工程を体験してもらったり、佐渡では鼓道を体験する好機を得たり、まだ震災の傷跡も癒えなかった熊本では地域の幼稚園生との交流なども実現したのだ。阿蘇の市役所では、桜の植樹も行った。もちろん、そのためには地元の県警をはじめ、地元の人たちとも入念な打ち合わせを重ねたからこそ、そうした交流も生まれた。
「ラリーラウンドでは、参加者する方の気持ちをとても大切にしてツアーを構成しました。せっかく異国の地まで愛車を持ち込んでいただくので、とにかくどんどん走ることに重きを置くのですが、同時に、同乗者の声も聞いて企画を作っています。だからこそ、しっかり走っていただくコースを設定すると共に、少しゆったりしたペースで文化・歴史、土地のいいところを堪能したツアーを計画したいと考えています」と、増田さんは当時の気持ちを語る。
増田さんとリズさんの努力が身を結んで、第一回目のサムライ・チャレンジは好評のうちに幕を下ろした。そして、すでに第二回の開催が予定されていたものの、コロナ禍で開催が見送られてしまったのだ。そこで増田さんは一念発起して、観光庁の募集に応募して、見事に令和3年度の「アドベンチャーツーリズム等の新たなインバウンド層の誘致のための地域の魅力再発見事業」として採択された。
「このツアーは、2泊3日という日本の方に無理のない日程で組んでいますが、サムライ・チャレンジで培った精神を引き継ぐものとして企画し、日本の方々に日本の魅力を見つめ直していただくツアーにしようと心を砕きました。実際、自動車の旅ではないと見つけられないものがあると思います。例えば、ツアーを組むための下見で、島根にお邪魔したとき、松江まで辿り着けずに、浜田でビジネスホテルに泊まった際のエピソードがあります。臨席の方が話しかけてきて、リズが英国から来たことを伝えたら、奇遇にもアフリカで遭難した際に英国人のご家族が救難してくれたというご経験をお持ちの方でした。その恩返しにとおっしゃって、地元にある神楽の文化を見せてくださいました。彼らは、フランス大使館などに呼ばれていて、海外公演をするチームだったのです。さらに地元の方とのつながりで交渉してくださって、出雲大社を開けてくださることが決まり、ツアーに参加した全員を本殿に入れていただいて、玉串贈呈をしていただきました。その時の経験から、Musubiとして、今回のツアー組むにあたっても、出雲にとって重要なキーワードである「縁」を大切にしようと考えました」(増田さん)
今回のツアーでは、東京パレスホテルを出発して、茨城・古河のヒストリックエリアを巡り、初日は那須にある水辺が美しいブティック・ホテルであるアートビオトープに投宿する。二日目は、那須高原のドライブルートから紅葉シーズンの奥日光まで抜けて、中禅寺金谷ホテルに宿泊する。道中での立ち寄り先には、増田さんが入念に調べ抜いたスポットが用意されている。同じくクルマを趣味とする人たちが集まって、会話の弾むカクテルパーティやディナーを共にするのは、海外ではよくある光景ではあるが、日本ではまだ限られた好機に思える。
ツアーの参加資格は、国内外のクラシックカーのオーナーに加えて、プレスティッジカーの愛好家にも門を広げている。インバウンド観光を掲げてはいるものの、今年はコロナ禍であることに配慮して、参加者は国内からに限定している。もちろん、各地での感染対策も入念に行っている。観光庁の採択事業という位置づけもあって、今後に向けたパイロットツアーの性格もあり、今年はわずか13組、ドライバーとナビゲーターを合わせて26人に限定されている。これほど入念に用意された内容であり、プレミアムな立ち寄り先の設定に加えて、保険やメカニックの準備なども含め、初めてのドライブルートであっても安心して走れるされていることを鑑みると、国内2泊3日の旅に45万円というプライスタグは、決して高くはないと思える。
普段は車両での入場はできない歴史的建造物である旧青木家那須別荘だが、今回、特別に許可を得て記念撮影を行った。
これまで空路を急いでリゾートに赴いていた人でも、あえて陸路で行く旅での発見に目を向けてみるのも一興だろう。筆者自身、クルマで世界中の道を走ったことで、同行者同士はもとより、立ち寄る地域での温かい人々の交流に触れたり、見たこともない光景を目の当たりにしたことで、人生観が変わったこともある。もし、あなたが2021年11月14-16日の3日間にスケジュール帳に余白を見出せるなら、ぜひ、プレミアムな日本の旅への参加を考えてみて欲しい。
Grand Tour Musubi japan
https://grandtour-musubi.jp
文 川端由美
写真 Musubi提供
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2024年12月8日(日)パネライ大丸心斎橋ブティックにて戸賀編集長のショッピングアドバイス
【オープニングトークショー】
2024年12月8日(日曜)15時より
J PRIME戸賀編集長によるトーク後におこなわれるショッピングアドバイス(1組15分間 記念写真撮影込み)は
daimarushinsaibashi@panerai.com
に下記の必要事項をお送りください。
*11月15日(金)締め切り
・氏名(漢字・フリガナ)
・同伴者名(お一人でご参加の場合は不要です)
・電話番号
・誕生日
・ご興味のあるコレクション(ラジオミール、ルミノール、サブマーシブル、ルミノール ドゥエの中からお選びください)
パネライ 大丸心斎橋 ブティック
場所:大丸心斎橋店 〒542-8501 大阪府大阪市中央区心斎橋筋1-7-1