男を磨くファッション力学

年齢を重ねるほどハードルが高くなるのが、ショーツの着こなし。つまり、大人の品格を持ってスマートにショーツを着こなしている人は、間違いなくおしゃれ上級者である。鍵となるはカジュアル感の引き算。やってしまいがちな“短パン+ロゴT”を、大人のスタイルに引き上げるのはかなり難しいもの。ボトムスが絶対的にラフな分、合わせるトップスは上質素材にこだわったシャツやニットで品の良さを意識して。

【KEY ITEM1: プレッピーなカーディガンでリッチな避暑地スタイルに】

プレッピーなカーディガンでリッチな避暑地スタイル

ピュアホワイトの白ショーツにオフ白のライン入りカーディガンで、清潔感のあるリッチカジュアルを演出。インナーはショーツと同色の白Tで潔くシンプルにまとめて。ニットやカーディガンなど、上質な異素材アイテムを足すだけでこなれた印象に。暑ければ、肩にかけたり腰に巻いたりするだけでもいい。大切なのはこのワンアイテムをプラスすること。

カーディガン¥33,000(マッキントッシュ/マッキントッシュ GINZA SIX店☎︎03-6264-5994) Tシャツ¥16,500(チルコロ 1901/トヨダトレーディング プレスルーム☎︎03-5350-5567) ショーツ ¥16,500(アントレ アミ/インターブリッジ☎︎03-5776-5810) サングラス¥29,700(アイウェア バイ デイヴィッド・ベッカム/サフィロジャパン☎︎0120-54-7750)


【KEY ITEM2:ワントーンでアーバンシックに】

ショーツのカジュアルさを軽減する長袖シャツ

ショーツのカジュアルさを軽減するには長袖シャツも効果的。さらにシャツの色はショーツとそろえてワントーンにするとぐっと洗練度も高まってくる。ただし、サイズはゆったりめでしなやかな素材のシャツを選ぶなど、どこか抜け感を演出するのが“エレガント”なショーツスタイルのポイント。

ショーツ¥29,700、シャツ¥31,900(ともにアスペジ/トヨダトレーディング プレスルーム☎︎03-5350-5567)


【KEY ITEM3:シルエットが絶妙な“コンサバ”ショーツ】

シルエットが絶妙な“コンサバ”ショーツ

ダークネイビーのショーツなら、比較的ラフすぎず端正な印象に。〈インコテックス〉のコットンリネンショーツは、ウエストにプリーツが入り、腰回りはゆったりとしたテーパードシルエット。スリムに見えて着心地は楽と評判の一本だ。リネンのシャツやポロシャツに白いスニーカーで爽やかに着こなしたい。

ショーツ¥34,100(インコテックス) スニーカー¥63,800(オフィチーナ スローウェア)(ともにザ スローウエア ベネツィア 東京丸の内店☎︎03-6259-1691)


【KEY ITEM4:フレンチトラッドに着こなすチノ・ショーツ】

フレンチトラッドに着こなすチノ・ショーツ

ベーシックなチノパンのショーツバージョンは、長め丈なら体型も選ばず着こなしやすい。今っぽいスタイリングを意識するなら、トップスはゆったりとしたシルエットのものを。例えばボーダー柄のバスクシャツに、スニーカーではなくあえて革靴を合わせると、ファッション感度も高くなる。

ショーツ¥29,700(マッキントッシュ/マッキントッシュ GINZA SIX店☎︎03-6264-5994) デッキシューズ¥16,500(トラディショナル ウェザーウェア 青山店☎︎03-6418-5712)


【KEY ITEM5:シャープさが鍵となるカーゴショーツ】

シャープさが鍵となるカーゴショーツ

アウトドアシーンにも活躍するミリタリーテイストのカーゴショーツ。ポケットなどのディテールでカジュアル感がより強い分、なるべくシャープなシルエットのものを選んですっきりと着こなしたい。シルエットにさえ気をつければトップスは何でも合うが、カーディガンやジャケットでコンサバに仕上げるとより大人度が上がる。

ショーツ¥20,900(ブリリア 1949/トヨダトレーディング プレスルーム☎︎03-5350-5567) サングラス¥22,000(カレラ/サフィロジャパン☎︎0120-54-7750)



坂井辰翁
TATSUO SAKAI
スタイリスト。1976年生まれ、岐阜県出身。2004年からフリーランスのスタイリストとして、さまざまなメンズファッション誌、広告などで活躍中。スーツを始めとするドレススタイルを得意とするいっぽうで、カジュアルやモードにも精通するオールラウンダーでもある。

スタイリング/坂井辰翁 撮影/木村慎(HERITIER) 企画編集・文/横山直美(cat) 

※記載の価格はすべて税込表示です。

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