この世で340本限定！ 八王子発のマイクロブルワリーが手がける高級感ある“SAKE”

クラフトビールをはじめ、小規模なブルワリーが手掛ける個性的なお酒の人気が高まっています。それは、日本酒においても同様。その筆頭、東京八王子酒造が誇る、340本限定の新感覚日本酒、純米大吟醸 無濾過生原酒「Prototype1 D&M」をご紹介！

八王子に、東京で10番目となる醸造所が誕生

かつて20件ほどの酒蔵があったものの、2000年代に入ってからは次第に減少、2012年には最後の酒蔵も姿を消してしまった東京・八王子。その地で、「八王子の米で、八王子の酒蔵で」を理念に、2014年に立ち上がったのが、東京八王子酒造プロジェクトです。

コンセプトに掲げたのは、「SAKEの可能性を広げる、東京八王子クラフト」。酒造りは農業の延長線上にあるという考えから、地元の農家や地域の住人と協力し、酒米づくりにも着手。試行錯誤を重ねた末、計画発足から９年目となる2022年12月、八王子駅から徒歩5分、江戸情緒を今に伝える黒塀通りに佇む料亭に併設する形で、広さわずか38㎡と超コンパクトな「東京八王子醸造所」が誕生しました。

フレッシュで軽やかな新感覚の無濾過生原酒

「東京八王子酒造」では、圧力をかけず自然の重みで滴り落ちるお酒だけを集める「袋しぼり」という手法を用い、一番状態の良い日本酒のみを提供。マイクロブルワリーだからこその少量生産かつフレッシュで、個性あふれる味を追求しています。

中でも、今回ご紹介する「Prototype1 D&M」は、大丸松坂屋がオリジナルでオーダーした、他では手に入らない逸品。東京八王子産米の旨味とキレの良い味わいが特徴の、しぼりたて生原酒です。

マスカットを思わせる爽やかな香りとフルーティーな口当たり、そして、甘味と酸味の絶妙なバランス。ワインのような軽やかさとフレッシュさを併せ持つ、まさに新しいタイプの“SAKE”に仕上がっているので、日本酒ビギナーにもおすすめ。和食はもちろん、鮮魚のマリネやサラダといったあっさりとした料理から濃厚なチーズまで、料理のジャンル問わず合わせられるのもうれしいポイントです。

限定340本という希少価値も魅力

340本限定製造の「プロトタイプシリーズ 大丸松坂屋限定醸造」。贈答品や手土産にしても喜ばれること間違いナシです。

純米大吟醸 無濾過生原酒「Prototype1 D&M」￥6,000（税込）

文 村上早苗

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