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「オクトフィニッシモローラン・グラッソ限定モデル」

ブルガリ×アートが生み出す200本だけのオクトフィニッシモ

2024.11.14

時という自然現象がもたらすマジックを、エレガントに表現し続けるブルガリ。そして20年以上にわたり目に見えないもの、触れることができないものを通じ探求を重ねるアーティストが出会い、世界限定モデルの「オクトフィニッシモ」が誕生しました。

時間と自然の神秘をイマジンさせる美しきアートピース

時間はそもそも見ることも触れることもできない存在です。それをバネと歯車の回転にて可視化したガジェットが時計です。時代とともに進化を遂げてきた時計は、その成果のひとつとして、天体の運行まで正確に表示するモデルが生み出されています。しかし一方、我々人類が視覚的にとらえられる物質は、宇宙空間全体のなかでたった５％ほどに過ぎません。人間の目という器官は、たかだか光を反射する物質しか認識できないものだからです。そう、我々は科学の力にて大いに発展したと言いながら、いまだ未知なる謎に包まれ暮らしているのです。

フランス人のローラン・グラッソは、20年以上にわたり目に見えないもの、触れることができないものについて、ビデオ、写真、彫刻、インスタレーションを通じて探求を重ねてきたアーティスト。特に浮遊する目、動く天体、不穏な雲などが登場する彼の作品は、物体やエレメンツが融合し、方向感覚を見失うような曖昧な雰囲気を生み出すことで、どこまでが現実でどこまでが夢なのかを私たちに問うものでした。

人類が長い間、科学と宇宙について持ち続けた飽くなき興味と関心を考えれば、天体とメカニズムの双方に密接に関係するウォッチメイキングの世界に、ローラン・グラッソが自身のコンセプトを持ち込むことは、とても自然な成り行きと言えるはず。

オーロラ、流星、日食、月食……etc,。誰もが一生に一度は見たいと願うこれらの自然現象が、常にあなたの手元で眺めることができたらどうでしょう？　ブルガリウォッチプロダクトクリエイションエグゼクティブディレクターであるファブリツィオ・ボナマッサ・スティリアーニと、アーティストのローラン・グラッソ両人による年来の願いが、今回特別なコラボレーションとして美しく結実したのです。

ケースからブレスレットまで、時計全体が絶妙に光を反射させる深みあるミッドナイトブルーで覆われた本作は、暗闇に包まれるかのように見え、日没後の空の静けさをも感じさせる仕上がり。ダイヤル中央では虹色の光を受けた雲が、神秘的かつ捉えどころのなく放つ存在感も、盤面以上の広がりを見せる部分です。

「オクトフィニッシモローラン・グラッソ限定モデル」を身に着けることは、ただ時計と言う道具を携帯することではなく、真のアート作品と一体になることを意味します。ブラス製のダイヤルとチタンのブレスレットはPVD加工が施され、ミッドナイトブルーの色あいも非常に均一なマットに仕上げられ、時計を超えた美観をもってスタイルに馴染みます。

時計はともすると人間を社会活動・経済活動に強制的に組み込む装置です。しかしこの特別な「オクトフィニッシモ」は、眺めることで創造の世界や新たな感覚を引き起こす“窓”として大いに機能するもの。“時”のなかで生きるという不思議を楽しむ装置として、これ以上のモデルは存在しないでしょう。