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トガオシ。Vol.323

戸賀敬城が選ぶエレガントかつスポーティな腕時計「CVSTOS」

2024.07.13

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戸賀敬城が選ぶエレガントかつスポーティな腕時計「CVSTOS」

自身のクルマ遍歴を語る戸賀編集長のクルマ好きは有名ですが、クルマ好きは腕時計好きというように、腕時計にも目がないのはいわずもがな。いつか時計遍歴も連載してもらいたいものです、そんな戸賀編集長が今注目している腕時計は「CVSTOS(クストス)」。モータースポーツとも関わりが深いタイムピースを紹介いただきました。

スポーツとCVSTOSの深い関係

クストス/チャレンジ シーライナー P-S オートマティック

クストス/チャレンジ シーライナー P-S オートマティック 自動巻き、SS×18KRG、53.7×41mm ¥3,025,000(税込)

2005年に誕生したクストスは、スーパースポーツカーをイメージしたコレクションをはじめ、ラグジュアリーなライフスタイルに寄り添うデザインが人気の腕時計ブランド。現在は、鈴木亜久里が監督を務めるSUPER GTにも参戦するチームARTAをスポンサードするなど、モータースポーツとの深い関係はブランドイメージそのままです。そんなクストスと戸賀さんの出会いとは?

「もともとはフランク ミュラーの共同経営者の息子さんが設立したブランドということで知ったのが最初かな。フランク ミュラーの親戚みたいな言われ方をしてたよね。モータースポーツに限らず、ジェット=飛行機やマリン=ヨット、といったスポーツイメージを打ち出してきたブランドなので、ヨーロッパの富裕層から高く支持されていたと聞いてる。日本でもラグジュアリースポーツカーや、クルーザーを所有する人たちにオーナーが多いイメージだよね」

戸賀編集長が腕にしているのは「チャレンジ シーライナー」のコレクション。スポーティでありながら、洋上の風と太陽をイメージさせるエレガントなデザインのモデルです。カラーバリエーション豊富なクストスのコレクションですが、戸賀編集長はあえてこのカラーを選びました。

「腕時計も服も、今の時代はエレガントだけどスポーティなものがいいと思うんだ。その点でもブルーとホワイトの腕時計は、上質なエレガンスを感じさせるよね。青い空、白い雲、どこまでも広がる海と白い波しぶきのように、夏の空と海を感じさせるマリンリゾートなイメージ。この夏のリゾートにぴったりのデザインだと思うんだ」

美しいブルーの発色をPVD加工でケースに採用するセンスも、クストスらしさが表れるところ。クラシックなドレスウォッチとは一線を画す、ほかにはない先進性を感じさせる感性で、ラグジュアリースポーツウォッチブランドとして唯一無二の存在感すら感じさせます。

青い空と海、白い雲と波をイメージ

チャレンジ シーライナー P-S オートマティック

「チャレンジ シーライナー P-S オートマティック」は、その名のとおりマリンスポーツをイメージしたデザイン。こちらのSSケースはスカイブルーPVD加工を施し、ホワイトラバーベルトと組み合わせることで、夏の海と空の青を表現したかのように美しい仕上がりに。6時位置のスモールセコンドには船のスクリューをイメージした羽根車が取り付けられています。

ジェットセッターの相棒となる空のスポーツ時計

戸賀敬城が着けているクストスの腕時計

クストス / チャレンジ ジェットライナーⅡ P-S オートマティック 自動巻き、グレード5チタン、53.7x41mm ¥1,760,000(税込)

「チャレンジ ジェットライナー」は、その名の通り航空機を想起させるシリーズ。とはいえ、従来のパイロットウォッチのような無骨さはなく、むしろ洗練された最新鋭の機体に設定されたファーストクラスシートに座る、ジェットセットビジネスパーソンの腕に似合うデザインです。

「シンプルな白黒ケースは、インターナショナルで通用するモダンデザイン。世界中で活躍するジェットセッターに相応しいよね。トノー型で文字盤がスケルトンっていうのも、クストスらしいこだわりのデザインだね。中のムーブメントが見える構造は、世界中のメカ好きの男たちの大好物と言ってもいいんじゃないかな」

どこへ行っても話題を提供してくれそうなディテール満載のこのモデル。知っている人同士なら、この人、わかってる! と、アイコンタクトが取れそうですね。

時を航海する大胆なスケルトンフェイス

クストスのチャレンジ ジェットライナー Ⅱ P-S オートマティック

デザインには本物の航空機体のような構造美や素材を追求し、軽量化も実現させている「チャレンジ ジェットライナー Ⅱ P-S オートマティック」。6時位置のスモセコは、大型タービンを想起させる羽根車になっていてシーライナーとの違いを物語ります。駆動中に違和感がないよう、ホイール裏から微弱な磁石で安定させる新技術は、時計をどの角度から見ても安定的な動作環境を生み出すとともに、美しく立体的に魅せるこだわりの仕様です。

疾走感あふれるフラッグシップモデル

戸賀敬城が着けるクストスの腕時計

クストス/チャレンジ クロノⅢ-S 自動巻き、グレード5チタン、53.7×47.5mm ¥2,970,000(税込)

クストスのフラッグシップコレクションである「チャレンジ クロノ」シリーズ。ラグジュアリーを追求したデザインは、スーパースポーツカーさながらの美しさと機能を両立しています。

「クストスはデビュー当初からトノー型スポーツウォッチにこだわってきているんだけど、この幾何学的なプロポーションと見事なケースの仕上げ加工には独創的なデザイン性をも感じさせるね。疾走感あふれる曲線美は、まんまスポーツカーのそれ。 細部までこだわりまくっていることがよくわかるよね」

立体的かつスタイリッシュな構造は、細分化されたケースパーツならでは。時刻表示とクロノグラフ機能どちらも視認性に優れる文字盤デザインで、まさにモータースポーツ界の最新技術を搭載するスーパーマシンを腕時計で再現したモデルなのです。

スーパースポーツカーを想わせる精悍フェイス

チャレンジ クロノⅢ-S

スーパースポーツカーを思わせるラグジュアリーを追求した「チャレンジ クロノⅢ-S」。ケースサイドに厚みを持たせ、サイドガードとリュウズガードが備わったトノーケースは、疾走感ある究極の曲線美を描き出しています。スケルトンフェイスに覗くムーブメントと、マルチコンポーネント構造を強調したデザインは、いかにもメカニカルな顔つきが精悍さを引き立てています。

2拠点生活者のためのGMTモデル

チャレンジ クロノ GMT

こちらは海外を行き来することが多い方や国際ビジネスを手掛ける方のため、第2時間帯を表示できる「チャレンジ クロノ GMT」。18Kレッドゴールド×ブラックというコンビカラーが重厚なケースは、ねじ込み式リュウズとリュウズ&プッシュボタンガードが一体となって生まれた輪郭がダイナミックな印象です。12時位置に30分積算計、6時位置に12時間積算計の配置は、トノーの幾何学的なプロポーションと相まってスピード感をも表現。文字盤のデザインは、慎重に角度をつけたブレードを並べることでF1マシンのフロントウィングのスレンダーなラインを再現するなど、完成度の高いデザイン設計がなされています。

ビジネスシーンにも相応しいエレガンス

戸賀敬城が着けるクストスの腕時計

クストス/メトロポリタン P-S スケルトン 自動巻き、グレード5チタン、51x42mm ¥3,135,000(税込)

“洗練された都会”をテーマに制作されたメトロポリタン コレクション。全てのパーツをイチから新たに制作したモデルは、都市の中心部から周囲に伸びる道を思わせるフェイスデザインです。

「流行りのスケルトンモデルだけど、クストスが作るとやっぱり個性的なデザイン。しかもトノーでスケルトンはめずらしいかもしれないね。スーパースポーツレーシングのイメージのブランドから登場したときは意外性を感じたけど、レアなチタンをケースとブレスレットに使っていると聞いて、時計界のトレンドの先を行ってるなと思ったよ」

直線的なバーインデックスへと繋がる文字盤は極限までスケルトン化されていて、自動巻き式ムーブメントを視覚でも楽しめるデザイン。滑らかなフォルムと幾何学的なハーモニーを融合させた特徴的なトノーケースは、どこか建築物のような逞しい印象。シンプルでモダンなグレード5チタンケースならビジネスにも使えそうですね。

モダンでダイナミックなグレード5チタンケース

メトロポリタン P-S スケルトン

ケースはポリッシュ仕上げとヘアライン仕上げの併用。これによってモダンな印象を一層高めながら、薄型ケースながらダイナミックさが強調されています。ラグの裏側に組み込まれたシングル プッシュ ボタンを押すと、専用ツールを使わずにストラップを交換できる特許取得システムを搭載。専用工具不要で微調整も可能です。

男心をくすぐる要素に満ち溢れるコレクション

クストスの腕時計

左から
▲チャレンジ ミニッツ リピーター トゥールビヨンS ¥49,500,000(税込)
▲チャレンジ トゥールビヨン ヨッティング クラブ バゲットカット ダイヤモンド ¥65,450,000(税込)
▲チャレンジ シーライナー ダブル トゥールビヨン ¥38,500,000(税込)
▲チャレンジ ミニッツ リピーター トゥールビヨンS ¥49,500,000(税込)
▲チャレンジ トゥールビヨン ヨッティング クラブ ¥27,500,000(税込)

クストスのコレクションは、モータースポーツをはじめ、航空機やマリンスポーツなどエレガントでスポーティなデザインが魅力。それぞれのテーマを完璧に具現化したうえで、洗練された機能性と美しさを兼ね備えるなど、どれも個性的で魅力的な逸品です。時計づくりの技術力の高さを象徴するトゥールビヨンウォッチも制作し、モデルによっては宝飾の域に高められたモデルも用意されているなど、ラグジュアリーとスポーツの両方を満喫できる点も優秀です。腕時計好き、クルマ好き、メカ好きな大人男子には、堪らないラインナップではないでしょうか。

CVSTOS 公式ページ

▼こちらの記事はB.R.ONLINEでもご覧頂けます。

Producer:大和一彦/Photographer:鈴木泰之/Writer:池田保行 (ゼロヨン)/Designer:中野慎一郎

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