リッチなオジサンの合言葉は
“一日一贅”

霊峰富士山の麓に位置し、FIA世界耐久選手権やスーパーGTなども開かれる国際スポーツサーキット、富士スピードウェイ。そんなモータースポーツ好きの聖地に、昨年秋、オープンしたのが「富士スピードウェイホテル」です。
愛犬との憩いの時間も、クルマとのスペシャルな楽しみも提供してくれる唯一無二のホテルの魅力に迫ります！

モータースポーツとホスピタリティが融合

ホテル１、2階に位置する富士モータースポーツミュージアム。宿泊客は滞在中何度でも利用可能なチケットを優待料金にて購入できる。

その土地ならではの「ストーリーのあるホテル」をコンセプトに世界各地で展開中のアンバウンド コレクション by Hyatt 。富士山と日本のモータースポーツの聖地、富士スピードウェイを有する静岡県小山町に、昨年10月、日本第一号となる「富士スピードウェイホテル」がオープンしました。

ホテルの1、２階には、時代を代表する約40台のレーシングカーが展示された「富士モータースポーツミュージアム」を展開。ホテル内のジムでプロ仕様の本格レーシングシミュレーターを利用できたり（1室1枠、30分限り無料）、通常営業時はスピードウェイ構内に無料で入場できたりと、このホテルの宿泊客のみの希少な体験ができるとあって、クルマ好きの間で話題になっています。

愛犬はもちろん愛車もいっしょにお泊り

「ガーデンヴィラ」はプライベートガレージと芝生の専用ドッグランを併設。１～4名まで宿泊できるので、愛犬＆愛車と“家族水入らず”でのんびりと過ごしたい。ガレージにはEV充電スタンドも備えられている。
※10kg以下の小型犬の場合はヴィラ一室につき最大3頭まで、35kg以下の大型犬・中型犬の場合は最大2頭まで、複数の大きさの場合は最大2頭まで同宿可

「富士スピードウェイホテル」の魅力は、モータースポーツだけではありません。実は愛犬と共に泊まれる客室を8室用意し、敷地内にドッグランを備えるなど、愛犬と滞在する楽しみもあるのです！

まずご紹介したいのは、プライベートドッグランを有するヴィラ。室内面積約143㎡の「ガーデンヴィラ」、同約150㎡の「レジデンシャルヴィラ」共に、ツインベッドルームとリビングルーム、ダイニングスペース、キッチン、プライベートテラスに加え、リビングから愛車を愛でられるショーガレージを完備。
車で直接乗りつけることができ、チェックインも客室でOK。フロントに出向く必要がないので、飼い主にとっても愛犬にとってもストレスフリーです。

ガーデンヴィラ、レジデンシャルヴィラ共に専用キッチンがあるので、愛犬用の食事はここで用意を。約5.4㎡のドッグテラスには、外遊びの後に利用できるドッグシャワーが備えられている。

広々とした室内は、インテリアに一過言あるリッチなオジサンもご満悦の上質なファニチャー＆アメニティを用意。シモンズのベッドに55インチ超えの４Kテレビ、ネスプレッソのコーヒーマシンにMIKIMOTO COSMETICS のフェイスケアアメニティとハンドソープ、さらに、セレブ御用達のルルレモンのヨガマットまで、細部に至るまで抜かりナシ！です。

富士山にする？　それともサーキット？

自然を愛でられるバルコニーを備えた「富士山ビューデラックスコーナーツイン」。
※1室につき小型犬最大2頭まで（ただし2頭の合計が10kg以下の場合）同宿可

ホテル棟は、ドッグフレンドリールームとして、富士スピードウェイが見渡せる「サーキットビューツイン」に「サーキットビューGPコーナースイートキング」、そして、富士山を望める「富士山ビューデラックスコーナーツイン」の3室を用意。とくに、二面に設けられた窓から雄大な自然を望める「富士山ビューデラックスコーナーツイン」は、絶景を堪能できる特等席！　窓越しの富士山をバックに愛犬のかわいいショットを撮影できると、愛犬家に人気なのも頷けます。

また、ホテルスタッフからのおもてなしとして、愛犬の似顔絵と愛犬の名前を記したウェルカムボードが客室にセットされているのも、うれしいかぎり。この世でたったひとつの、あのコ専用のウェルカムボードは、滞在のワクワク感をアップするだけでなく、最高の旅の想い出になりそうです。

ヴィラ、ホテル棟共に、ドッグフレンドリーアメニティとして、ベッド、ケージ、ボウルとマット、トイレシート、ナノウエルクリーナ、エチケット袋、ウェットシート、マイクロファイバーなどが用意されているので、身軽に出かけられるのも魅力のひとつです。

地の美味を引き立てるのは日本茶とのペアリング

ライブ感あふれるカウンターも用意された炉端レストラン「Robata OYAMA」。

海の幸にも山の幸にも恵まれた静岡県ですが、「富士スピードウェイホテル」は、その恩恵を堪能できるレストランを2カ所展開しています。

ひとつは、地の食材を炭火で仕上げる炉端レストラン、「Robata OYAMA」。アイランドカウンターキッチンで、シェフが炭火で丁寧に火入れするのは、静岡牛や富士山御殿どりといった地元でしか出回らないレアな食材。旬の魚介類や野菜など、その旨味をストレートに味わえます。

ここでぜひトライしたいのは、1907年創業の丸七製茶のボトリングティーとのペアリング。日本茶を知り尽くす同社社長厳選のラインナップを、ワイングラスで提供。お茶本来の旨味や芳醇な香りを、季節の料理と共に味わう。新たな食体験も、旅の良き想い出になるに違いありません。
食事の間、愛犬を預かってくれるサービスがあるのも安心です。

開放感あふれる空間で絶品イタリアンに舌鼓を

開放感あふれる「TROFEOイタリアン」。朝霧高原で搾りたての牛乳からつくられるモッツァレラチーズや、甘味の強いアメーラトマトを合わせたカプレーゼなど、地の美味を生かしたイタリアンを味わって。

もう1軒は、朝食、ランチ、ディナーに利用できる「TROFEOイタリアン」。御前崎漁港で揚がった新鮮な魚介類や三島野菜などをふんだんに使ったイタリアンを、気取らないトラットリアスタイルでいただけます。

ぜひ利用したいのが、和食と洋食の日替わりメニューを堪能できる朝食ビュッフェ。黒富士農場の有機卵を使用した卵料理やキャラメリゼしたバナナのパンケーキ、アボカドスマッシュトースト、400年以上の歴史を誇る老舗「丁子屋」のとろろやコールドプレスジュースなど、どれもシェフがこだわりぬいた逸品。朝食を味わうために訪れるビジターもいるほど人気なのです。

他に、軽食やお茶、スイーツなどを提供するラウンジとしっとりした雰囲気のバーもあり、ホテルライフを盛り上げてくれます。

アクティブ派にものんびり派にもおすすめ

美肌効果があるといわれる硫酸塩泉、富士大御神温泉を配した大浴場や、カップルでも利用できるスパトリートメントなど、リラクゼーションも充実している「富士スピードウェイホテル」。隣接する富士スピードウェイ（一部除外あり）や富士五湖など愛犬とのお散歩に最適な観光スポットを数多く有し、御殿場プレミアムアウトレットへのアクセスも抜群。アクティブ派にも、のんびり派にも、おすすめです。

DATA
静岡県駿東郡小山町大御神645
fujispeedwayhotel.jp
＊外部サイトに移動します

文 村上早苗

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