GOURMET
リッチなオジサンたちの仲を深めるJ PRIME的THE BEST OF BEST5〜食〜
仲間との時間も大切な一時! 男同士だからこそ行きたい【飲食店】
人生を謳歌する術に長けたリッチなオジサンは、人との絆も大切にします。中でも、学生時代の友人や気の合う仕事仲間、趣味を通じて出会った遊び仲間など、気の置けない男友達との食事は、心からリラックスできる至福の時間。戸賀編集長も、夜な夜な悪友(⁉)たちと繰り出しています。幸せ&楽しさを倍増してくれる、戸賀的男同士で行きたい店とは⁉
気の合う仲間だからこそ行きたくなる名店
男友達との会食先に細かいルールは不要。心地よく過ごせ、思う存分飲んだり、食べたりできる店であればOKです。でも、せっかくならば“男同士だからこそ行かれる店”をチョイスしたいもの。
鉄板なのは、店構えは汚くても(失礼!)ガッツリとうまい肉を食らえる焼肉店に何十年も通っている町中華、味もさることながら大将と女将の笑顔も魅力の居酒屋。そうした“マイ・テリトリー”な店に、最近知り合った男友達を誘えば、距離がぐっと縮まるはず。
逆に、学生時代からの友人であれば、銀座の超高級鮨店や大人な焼き鳥店というのも一案。大吟醸を交わしながら、「オレらも大人になったよな~」なんて感慨に浸れそうです。
今回は、戸賀編集長御用達から5店舗を厳選してお届けします!
絶品ホルモンに悶絶!
焼肉 ゆうじ
焼肉店はあまたあれど、「東京でホルモンといえばここ!」との呼び声が高いのが、「焼肉ゆうじ」。鮮度抜群な上にていねいに下ごしらえをほどこしており、ホルモン嫌いな戸賀編集長も、「ゆうじなら食えます」と言うほど。
「ホルモン嫌いな戸賀ですが、ここなら食えます。タン、上ミノ、しまちょう、はつもと。めちゃフレッシュで、コリコリしていて、たまりません。コムタンスープやモツ煮も最高だし、甘めのタレもご飯にぴったりで、ついついわんぱくになっちゃいます(笑)」(戸賀編集長)
昭和の焼肉屋を彷彿させる店内には、無煙ロースターなんて野暮なものはナシ。あちらこちらでモクモクしていて、肉を食らっている感にたっぷりと浸れます。
https://yakiniku-yuji.com/
*外部サイトに移動します
昔も今も変わらない町中華の雄
壇太
高輪の地に誕生して半世紀以上のザ・町中華ながら、かつて議員宿舎が近くにあったことから、あの総理経験者も御用達という知る人ぞ知る名店。訪れる客の大半がオーダーするのが、コロンと丸みを帯びた餃子です。
「餃子はこの店のが一番好き。男友達と来るとそれぞれ1人前は平らげ、他に肉野菜炒めやイカバター、唐揚げなどをシェアして、最後は煮干しラーメンの肉増しで〆るのが定番。僕はたいてい餃子をお代わりするけど」と、戸賀編集長の胃袋をガッツリ掴んでいます。中華居酒屋と名乗っているだけあって、ツマミになるメニューも豊富。コスパも抜群で、気軽に利用できるのもポイントです。
アットホームな雰囲気と豊富なメニューの虜に
鉄板居酒屋 くるみ
年季を感じさせる木製の引き戸、壁一面に貼られた著名人のサイン、掘りごたつ式の小あがり。どこか懐かしい風情漂う店内は、地元のリピーターや日本各地から訪れる食通でにぎわっています。
「名古屋でワイワイ飲んで食べたい時は、いつもここ。地元の悪友に教えてもらい、もう10年以上通っています。何を食べても間違いないし、大将と女将もステキ。久しぶりに訪れても、いつも温かく迎えてくれて、『帰って来たなぁ』という気持ちにさせてくれるんです」
どて煮や手羽先煮といったお酒のアテになるメニューだけでなく、串揚げ物やお好み焼き、やきそばなどガッツリ系も充実。誰を誘っても喜ばれること、間違いなし!
日本料理の技を生かした極上焼き鳥に舌鼓を
南青山 七鳥目
ここ10数年で、食材にも仕込みにも焼きにも徹底的にこだわった名店が続々登場。スタイリッシュな店内で、ワイングラスをくゆらせながら、レアな部位の焼き鳥に舌鼓を打つ。そんな楽しみ方が支持されている焼き鳥。だからこそ、焼き鳥=赤ちょうちんの時代を共にした男友達と、焼き鳥再発見に出かけたいもの。とはいえ、単なる高級焼き鳥店では攻めの気持ちに欠けるというもの。焼き鳥、時々本格和食&フレンチな「七鳥目」なら、悪友のテンションも確実に上がるのでは⁉
「大将の川名直樹くんは、割烹料理屋で和食を基礎から学んだ後、焼き鳥の名店で修業した人物。だから先付も一品料理も本格的だし、鶏のパテや白湯ラーメンなんて変わり種も出てきて、唸らされます。一年で一番通っている店ですね」
進化系焼き鳥店で、少年から青年、壮年へと”進化“している自分たちを誇る。そんな素敵な夜が過ごせそうです。
https://7chome.jimdofree.com/
*外部サイトに移動します
大人の余裕をまとった今こそ訪れたい
すし匠 齋藤
20代、30代の頃は敷居をまたぐのに勇気が必要だった超高級カウンター鮨店。「まずは白身から」とか「玉子を食べれば店の力量がわかる」とか、事前に“しきたり”なるものをリサーチし、緊張してつけ台の前に座ったのも今は昔。共に良き年を重ねた悪友と、今こそ胸を張って足を運んではいかがでしょう。
ここ「すし匠 齋藤」は、握り鮨とつまみを交互に出す本家、「すし匠」のスタイルを継承。白木のカウンターの中で、職人の美しい手さばきを眺めながら、江戸前の仕事をきっちりほどこされた鮨を頬張る。これぞ大人の醍醐味です!
「もう何度も通っているけれど、ハラペーニョを入れて握った鯖とかあん肝にスイカの奈良漬けを合わせた握りみたいな変わり種も出てくるので、毎回ワクワクします。鮨とつまみがたっぷり出てくるのに、いつも追加オーダーしてしまう。おいしいって罪ですよね(笑)」(戸賀編集長)
店内は静謐な空気が漂うものの、大将も職人さんも気さくで話上手。極上の鮨を、心地よく味わえる名店です。
*写真はすべてトガブロ。より
文 村上早苗
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