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実際に走行したモータージャーナリスト五味さんに伺いました

スポーツ走行にハマるリッチなオジサンが今注目する、会員制ドライビングクラブ「THE MAGARIGAWA CLUB」とは何なのだ?

2023.07.16

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スポーツ走行にハマるリッチなオジサンが今注目する、会員制ドライビングクラブ「THE MAGARIGAWA CLUB」とは何なのだ?

近頃、サーキットでのスポーツ走行を自分の愛車(スポーツカー)で楽しむ、リッチなオジサンが増えてきています。サーキット走行と聞くと、ひと昔前なら走り屋が腕試しに来るようなイメージがありましたが、現在では、そのイメージが大きく変わりつつあるようです。
そこで今回は、現状で手に入ったスポーツ走行+αの情報を、皆さんにお伝えしていきたいと思います!

なぜ令和になってスポーツ走行にお熱なのか!?

その答えは至極明快。それは自分の愛車が持つポテンシャルを、サーキットならば存分に発揮するこができるからです。現代のスポーツカーは、一般道、もしくは高速道路だとしても、アクセルを全開にして走ることは、ほとんど不可能。危険なことはもちろんですが、警察のご厄介になることもありえます。さまざまなリスクを排除していった結果、安全に、そして合法的にハイスピードで走ることができる場所として注目されてきたのが、サーキットだったという訳です。

そして一般の人がサーキットを走るには、各サーキットが発行するサーキットライセンスを取得して、スポーツ走行に参加することがもっとも近道であることが知られるようになった現在では、サーキットを愛車で走り込むオジサンが急増。

サーキットを走ることで自分の運転のスキルが上がり、エンジンを高回転で回すことで愛車の調子も良くなるという、まさに良い所取りの趣味が、スポーツ走行。だから今でも着実に、リッチなオジサンの輪は広がっているようです。

さらに上をいく、会員制のドライビングクラブ「THE MAGARIGAWA CLUB」に注目!

そして、そのスポーツ走行にハマっているオジサンたちが、今まさに注目しているのが、先日、千葉県南房総市にオープンした、約100万㎡の敷地面積を持つ会員制ドライビングクラブ「THE MAGARIGAWA CLUB」です。

このドライビングクラブ、あのコーンズ・アンド・カンパニー・リミテッドが手掛け、富士山と東京湾を望みながら運転を楽しむことが出来る会員制ドライビングクラブとして、千葉県南房総市に開業。東京都心や羽田空港、成田空港から車で約1時間の好立地でありながら、「世界のどのサーキットにも似ていないコースを持つ、世界に唯一のドライビングクラブ」をコンセプトに掲げ、オープンを果たしました。

もちろんコースは、会員がそれぞれの愛車で走行することが可能で、プロドライバーによるプライベートレッスンや、車両保管、走行前後の車両メンテナンスサービスも受けられるという至れり尽くせりぶり。クラブは、正会員(上限数500名)とアソシエイト会員(上限数750名)によって構成され、入会費は正会員が4000万円、アソシエイト会員が450万円となっていて、すでにその席は埋まりつつあるようです。

オープンに先立って、内見をし、実際にコースを走行してきたモータージャーナリスト五味康隆さんにお話を聞いてみました。

「MAGARIGAWAのような施設は、世界的に見ても数少ない、もしくは今までに存在していなかった施設だと思います。最初に私が驚かされたのが、ピットレーンが屋内にあるということ。これは普通のサーキットでは考えられません。屋内なので空調設備も完備されているし、各ピットにはソファが並べられている。愛車に乗る寸前まで、快適な空間に身を置ける環境は、サーキットに慣れている僕も初めての経験でした」

――実際にコースも走られたそうですが、どんな印象なのでしょうか?

「コースの全長は3.5kmで、上り20%、下り16%の勾配、複合コーナーもあるテクニカルであり、トリッキーなコースという印象です。僕は自分のLFAで走ったのですが、800ⅿあるメインストレートでは190㎞/hでリミッターが効きました(笑)。やはり、そこまでエンジンを回すといい音がしますし、LFAも喜んでいる感じがしますよね。
でも実際問題として、愛車のいい音が聞きたい、アクセルを気持ちよく踏みたいと思ってもその場所がないのが現状。
このMAGARIGAWAのコースは、その場所を提供するという意味合いもあるし、同好の士が集まるクラブライフを提供するという意味合いも持っていますよね。
さらに、コースを走るドライバーだけでなく、ご家族、友人が楽しめるように、クラブハウスには、コースを走るクルマを眺めながら食事ができるKANAYA RESORTS監修のレストランもありますし、子供が安心して遊べるファミリーラウンジなども用意されています。
ほかにも、トレーニングルームや25mのインフィニティプール、スパ、天然温泉、娯楽ルーム(麻雀、ポーカー、カラオケ、シミュレーター)なども用意されていますし、宿泊棟は全9棟で、約245㎡から528㎡とさまざまなタイプの部屋が用意されているようです。こんな凄い世界があるんだなぁ、と改めて驚かされました(笑)」

五味さんが実際に走行している動画は『E-CarLife with 五味やすたか』をチェック!

日本全国のサーキットでスポーツ走行を楽しむ、会員制のドライビングクラブで腕を磨くなど、その楽しみ方はさまざま。オジサンのカーライフは、まだまだ進化していくことは間違いありません!

「THE MAGARIGAWA CLUB」

施設概要
【名称】THE MAGARIGAWA CLUB
【所在地】千葉県南房総市
【敷地面積】約100万㎡
【コース設計】 Tilke Engineers & Architects
全長 3.5km、上り 20%、下り 16%勾配、ストレート800m
コーナー22、獲得標高差250m
【アクセス】車で東京都心および羽田空港から約1時間
【公式HP】
https://www.magarigawa.com
*外部サイトに移動します

正会員
会員上限数:500名
入会費:4000万円
年会費:22万円
有効期限:無期限
更新費:なし
会員権譲渡:開業から6年目以降
コース利用日数:315日前後(90%/年)
コース利用費用:1万1000円/1set(半日)
ゲストドライバー費用:5万5000円/1set(半日)

アソシエイト会員
会員上限数:750名
入会費:450万円(2023年6月まで)
年次諸費用:115万円
有効期限:5年毎更新
更新費:180万円
会員権譲渡:不可
コース利用日数:270日前後(75%/年)
コース利用費用:1万1000円/1set(半日)
ゲストドライバー費用:5万5000円/1set(半日)

文 菅原 晃

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