GOLF
フットジョイの100周年記念コレクションが限定リリース
トッププロ御用達なクラシックサドルでいつもと違うスタイルを楽しむの一興!
松山英樹選手が参戦するアメリカのPGAツアーと、チーム戦方式や高額賞金、選手の引き抜きで話題となったLIVゴルフ。ゴルフ界を二分しかけた両者のごたごたが一応の解決をみてから初となる4大メジャー大会「全米オープン」が開催されました。
“これだけの選手が揃う大会はこれが最後かも……”なんて気持ちで見た今年のマスターズから一転、新型コロナの混乱を含めれば、落ち着いて4大メジャー大会をTV観戦できるのは、いつぶりでしょうか。当たり前ですが、トッププロたちが集う大会はやはりワクワクが違いますね。
特にLIVゴルフ移籍組の選出たちは使用クラブや着用するウエアも結構変わっていたりしていてなかなか興味深いです。中でも気になったのが元世界王者のダスティン・ジョンソン、“ゴルフの科学者”と呼ばれたブライソン・デシャンボー。共に全米オープン覇者という肩書きを持つ両者の足元にはゴルフシューズ界の絶対王者の証「FJ」のロゴが輝いていました。
ブランド発足100周年、77年連続PGAツアー使用率NO.1シューズ
世界のゴルフシューズ市場でナンバー1の売上を誇るブランドがアメリカの「FootJoy(フットジョイ)」です。創業はなんと1857年、当時の日本はまだ幕末の江戸時代というから驚きです。今年は1923年にブランド名「フットジョイ」が誕生してから100周年という節目の年にあたります。
ゴルフシューズブランドは数多あれど、ゴルフシューズ専業のメーカーとしてこれほど長い歴史を持つのは彼らだけです。また、フットジョイを語る上で欠かせないのがツアープロから寄せられる厚い信頼です。彼らのシューズは1945年以来77年連続でPGAツアーでの使用率ナンバー1を誇り、重ねたツアー勝利数は8000勝にも及びます。歴代のレジェンドたちはもちろん、長年“スリーストライプ”柄のイメージが定着していたダスティン、ゴルフクラブやボールなどに科学的なエビデンスを求めることで知られるデシャンボーら、現在のツアーシーンにおけるトッププロが履いているという事実が100年を経過した今でも彼らがリーディングブランドであることの証でしょう。
と、まぁ前置きが長くなりましたが、フットジョイは今年ブランド発足100周年を記念した様々な取り組みを行なっているですが、先日数量限定で発売となったのが、「DRYJOYS PREMIERE SERIES WILCOX CENTENNIAL COLLECTION(ドライジョイズプレミアシリーズウィルコックス 100 周年記念コレクション )」です。
本作は同社の全天候型シューズ「DRYJOYS PREMIERE 」シリーズから、伝統的なサドルデザインを特徴とする「ウィルコックス」をベースに、特別に仕立てたアッパーなどを採用した限定モデルとなっています。
アッパーには英国高級タンナーであるピタード 社製の天然皮革 「 プレミアムフルグレインレザー」 を使用。上質な質感のアッパーは履き込むほどに足に馴染みます。 ヌメっとしたサドルの輝きとシボの質感のコンビネーションデザインも本作が只モノではないことが伝わってきます。それでいて独自の形状を施したソフトスパイクのアウトソールは 軽快感があり、競技などでの18ホール歩きのラウンドでも疲労感を軽減し、優れたグリップ力と安定性能も実現しています。
フットジョイのクラシックシューズといえば、かつての「FJクラシック」や「アイコン」などを思い浮かべる御仁も少なくないでしょう。ベースとなったドライジョイズ プレミアシリーズは、惜しまれつつ生産終了となったそれらFJのクラシックタイプシューズの実質的な後継モデルという位置付けです。ただし、見た目こそかつてのサドルタイプを思わせるデザインや上質さですが、実際に足をいれた感触は現代的なハイテクタイプのゴルフシューズと遜色のない履き心地や軽快さがあるから不思議です。
ソフトスパイクのパターンとクリーツのハイブリッドなアウトソールもインパクトでのパワーを受け止め、悪ライでも芝をよく噛んで踏ん張れます。アマチュアのゴルフシューズ市場は、いまやソフトスパイク全盛ですが、プロやアスリートの間ではいまだクリーツのグリップ力を支持する声が多くあります。開催中の全米オープンでも着用した選手が散見されたことからみても、パフォーマンスにおいて世界最高峰の一足といって過言でないでしょう。
ゴルフファッションのカジュアル化が顕著な昨今ですが、実はクラシックタイプのシューズはデザイン的に主張がシンプルな分、どんなスタイルにも合わせやすいというメリットがあります。特にコーディネートのアイテム数が絞られる春夏ゴルフは、シューズやアクサセリーが着こなしにおいて存在感が増すため、クラシックなFJを導入する効果はより高くなるはずです。取引先や目上の方とのゴルフから名門コースでの競技、ポロシャツ&ショーツのカジュアルゴルフの足元の引き締めに、と本作なら一足でマルチにこなせるわけです。
いつものシンプルな“白スニ”タイプのゴルフシューズと差をつける佇まいと、プロも納得させる性能。真剣プレーの同伴者に“足元を見られない”ためにも、100周年限定のレア度からいっても、本作をマイゴルフシューズのローテーションに加えるのは賢明かと思われます。たまには、クラシックなコーデを楽しみたくなりますしね!
DRYJOYS PREMIERE Wilcox CENTENNIAL COLLECTION
(ドライジョイズプレミアシリーズ ウィルコックス 100 周年記念コレクション
ウィズ/サイズ:25.0~28.0cm
オープン価格
FootJoy(フットジョイ)
www.footjoy.jp
*外部サイトに移動します
文 藤井順一
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・氏名(漢字・フリガナ)
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