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アストンマーティン、世界初のスーパーツアラー『DB12』を発表

2023.05.27

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アストンマーティン、世界初のスーパーツアラー『DB12』を発表

アストンマーティンは2023年5月24日(現地時間)、次世代スポーツカーの第1弾として新型 DB12を発表しました。

アストンマーティンDB12は、同社の基幹車種である「DB」シリーズの伝統を受け継ぎながらも、アストンマーティンならではの卓越した洗練性、最先端のテクノロジーを併せ持つ最新モデルとして世にリリース。
スリリングなドライビングと、最高レベルのラグジュアリーを体感させてくれるだけでなく、「グランツーリスモのあるべき姿を再定義する、世界初のスーパーツアラー」であるとその完成度に自信をのぞかせています。

やはり気になるのは前モデルからトルクが上がった搭載されるエンジン

搭載されるエンジンは、4リッターV8ツインターボで、最高出力680PS/6000rpm、最大トルク800N・m/2750-6000rpm。最大トルクは、前モデルDB11と比較すると34%増加しているという。

そして、そのエンジンパワーは、8 速オートマチック・トランスミッションと、アストンマーティン DB モデルでは初の採用となるエレクトロニック・リア・ディファレンシャル(E-Diff) の組み合わせで、余すことなく路面へと伝達。
さらにこのディファレンシャルが、車のエレクトロニック・スタビリティ・コントロール(ESC)システムと連動することで、ドライバーに究極のレスポンスを提供。それによって生み出された動力性能は、0-100km/h加速3.6秒、最高速325km/hに達するとされ、クラス最高の数値を叩き出しています。

ボディーサイズについては、全長×全幅×全高=4725×2145×1295mmと従来モデルの「DB11」とほぼ一緒。全幅だけが前後トレッドが大きくなったのに伴い、若干拡がっていることが確認できるが、エクステリアデザインとともに、DBシリーズの血脈を感じ取ることができるでしょう。
アストンマーティン社の創業110周年、そしてDBシリーズの誕生75周年という年にリリースされたDB12。そのファーストデリバリーは、2023年第3四半期と予定され、日本での販売予定価格は、2,990万円(税込)と発表されています。

最後になりますが、J PRIMEとして気になるのは、このDB12がDBシリーズ最後のノンハイブリッドになるのか? という点です。ノンハイブリッドのスポーツカーを愛するJ PRIMEでは、DBシリーズにノンハイブリッドの系譜がさらに続いていくことを、期待せずにはいられません。

文 菅原 晃

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