リッチなオジサンの合言葉は
“一日一贅”

CAR

走りを求めたいリッチなオジサン必見

最高出力750PS、最高速度332㎞/hのスーパースポーツカー「マクラーレン750S」が登場!

2023.05.01

Facebook
Instagram
最高出力750PS、最高速度332㎞/hのスーパースポーツカー「マクラーレン750S」が登場!

マクラーレン・オートモーティブは2023年4月26日、新型のスーパースポーツカー「マクラーレン750S」と「750Sスパイダー」が発表されました。

そのモデル名からも分かるように、この750Sは、マクラーレン『720S』の後継モデルとして開発されたモデルで、マクラーレンの中で最も軽量であり、最もパワフルなシリーズとして誕生すべく開発されたという経緯を持ち、720Sを徹底的に分析した上で開発が進められたという。
その開発では、パワートレイン、エアロダイナミクス、ドライビングパフォーマンスの進化が徹底して図られたことで、軽量化と合わせ、コンポーネントの約30%が刷新されています。

最高出力750PSを叩き出す、4.0リッターV8ツインターボ

まずは気になるパワーユニットですが、こちらは4.0リットルV型8気筒ガソリンツインターボエンジン「M840T」が強化して搭載され、その強化により、最高出力は720psから750psと30ps向上し、最大トルクも800N・mへ引き上げられています。
結果、0-100km/h加速2.8秒、最高速332km/hという数値を実現しているのだが、これには750Sに採用された、7速「SSG」トランスミッションも関係している。トランスミッションのレシオを最適化することで、加速を10%向上させることに成功しているというのです。

もちろんパワーを向上させるだけではなくボディの軽量化も図られ、カーボンファイバー製モノコック構造の採用により、750Sは720Sより30kg軽く、カーボンパーツをふんだんに使った、最軽量仕様の乾燥重量は1277kgと発表されています。
これによって、パワーウェイトレシオは、じつに587ps/tを実現。これは、セグメントベストの数値とのこと。

また、足まわりには、新世代の油圧リンク式サスペンション「PCC III」を採用。さらに軽量スプリング&ダンパー、ジオメトリーの変更により、俊敏性とフィーリングの向上が図られたといいます。
新たなスプリングは、720Sよりフロントが3%柔らかく、リアは4%硬く設定され、ストラット内のアキュムレーターを調整する新たなチューニング方式により、乗り心地、ロール制御、ステアリングのフィードバック、コーナリング時のバランス性能が改善されています。
サーキット走行を楽しみたいオーナーには、マクラーレン『セナ』から派生したカーボンセラミック製ブレーキディスクなどのアップグレードを選択することもできるそう。

さらにもうひとつの注目点は、750Sで新採用されたマクラーレン独自の新機能「MCL(マクラーレン・コントロール・ローンチャー)」でしょう。これは、エアロ、ハンドリング、パワートレイン、トランスミッションの好みの設定を保存し、ボタンを押すだけで元に戻すことができるというもの。
自分好みのセッティングを記憶させ、いつでも自分だけの走りを楽しめる贅沢。こちらは750Sの実車に乗る機会に、是非一度試してみたい機能といえます。

ボディサイズ:全長4569mm 全幅1976mm 全高1196mm
ホイールベース:1930mm
車両乾燥重量:1277kg(クーペ)/1326kg(スパイダー)
エンジン:V型8気筒「M840T」ツインターボ
排気量:3994cc
トータル最高出力:750PS/7500rpm
トータル最大トルク:800Nm/5500rpm
トランスミッション:7速SSG
駆動方式:RWD
サスペンション形式:前後アルミニウム製ダブルウィッシュボーン
ブレーキ:前後ベンチレーテッドディスク(カーボンセラミック)
タイヤサイズ:前245/35/R19 93Y 後305/30/R20 103Y
最高速度:332km/h
0-100km/h加速:2.8秒

McLaren Automotive(マクラーレンオートモーティブ)
https://cars.mclaren.com/jp-ja
*外部サイトに移動します

文 菅原 晃

Facebook
Instagram
TOPTOP