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GOLF

累計販売本数10万本突破のヒット作『AIR SPEEDER(エア スピーダー)』がさらに進化

オジサンゴルファーの伸び代は軽量シャフトの概念を変えるNew『AIR SPEEDER』にありか!?

2023.03.06

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オジサンゴルファーの伸び代は軽量シャフトの概念を変えるNew『AIR SPEEDER』にありか!?

ゴルフ用カスタムシャフト市場で、このところ快進撃を続けているフジクラが、2014年の発売以降、シリーズ累計販売本数10万本(※2014年3月~2023年2月 フジクラ社調べ)を記録している人気軽量シャフトシリーズ『AIR SPEEDER(エア スピーダー)』に、新テクノロジーを搭載した次世代モデルNew『AIR SPEEDER』を発表しました。

軽さと統一感を叶え、安定性においても期待できる

元祖弾き系ゴルフ用カーボンシャフト『SPEEDER(スピーダー)』。ゴルファーに”リシャフト”という言葉を浸透させたとも言われる フジクラ製シャフト不朽の名作は、ゴルファー普遍のテーマである飛距離性能に特化させたものでした。最近は中元調子の粘り系『VENTUS(ベンタス)』シリーズが男女ツアー、アマチュア問わず人気となっているフジクラですが、彼らの本流といえば、やはり先端側の”走り感”で、ゴルファーの飛距離をアップさせる弾き系にあるといえます。

中でも、2014年に登場したAIR SPEEDERは、SPEEDERシリーズならではの弾きの良さに、当時のフジクラ史上最軽量だった30g台前半の軽さをプラスすることで、ボール初速アップと高い打ち出し角を実現。これが、重いクラブを振り切れないシニアや女性ゴルファーのみならず、軽さがもたらすヘッドスピードアップ効果としてゴルファーの間で話題となり、発売開始から今年2月までのシリーズ累計販売本数で10万本を超える大ヒットモデルとなったのです。”Air”という名称は、某デジタル機器がヒントになったであろうことは容易に想像できますが、”シャフト重量は60g台、フレックスはS”が不問率というスペック神話が存在していた当時のカスタムシャフトにおいて、AIR SPEEDERの登場はまさに革命的でした。

本作はそんな大ヒットシリーズを進化させた最新モデルです。まず驚きなのはそのラインナップです。前作AIR SPEEDERは、その圧倒的な軽量さから、クラブセッティングにおいて他番手とのマッチングや重量フローが課題となることがありました。そこで本作では、予めドライバー、フェアウェイウッド、ユーティリティ、アイアンの各モデル毎に、STANDARD(スタンダード)、PLUS(プラス) X-PLUS(エックスプラス)という3つのフレックスを統一で設定。これにより番手間のフローが最適化され、ドライバーからアイアンまで、統一感のある振り心地を実現させています。

一般に軽いゴルフクラブは振り抜きが良くなる半面、安定性に欠けると言われます。New AIR SPEEDERは、前作譲りの飛距離性能はそのままに、統一感ある振り心地とシャフト挙動の安定化、現在ゴルフクラブの主流となっているヘッドがブレにくい高慣性モーメントな大型ヘッドのゴルフクラブでの”当たり負け”しない特性、といった安定性と現代化をテーマに進化したモデルといえるでしょう。

ドライバー用モデルには、独自の設計技術「VTC(VARIABLE TORQUE CORE)」を採用。先端と手元側でシャフトの”しなり”ではなく、シャフトがねじれる”トルク”を抑える設計が弾き感を損なうことなく、 高初速・高弾道を実現させています。

また、軽量シャフトはその設計上、肉厚が通常よりも薄くなり潰れや曲げに弱い傾向がありますが、これを従来よりもさらにカーボンシートの積層を最適化(「部分マルチフープテクノロジー 」)することで、先端に適度なしなり感を残したまま、中間部から手元部のみ強度をアップさせ、球の上がりやすさとバックスピン量を適正化させました。

加えて、ドライバー用モデルには超低樹脂カーボンシート「RC20%プリプレグ」 が採用されており、樹脂の比率を抑えたカーボン繊維の強いねばりが、より速いヘッドスピードで振っても、シャフトを高速でしなり戻らせ、振り遅れることなく、高初速なインパクトを可能にします。

シャフトの中間部の剛性(硬さ)が高められた特性は、軽量ながらスイング中はしなり量が安定、球の当たり負けを抑制してくれます。先に挙げた各テクノロジーと剛性分布の特徴を組み合わせることで、前作以上の安定感に、球の上りやすさとボール初速アップを実現させているわけです。
かつて諸先輩から「ゴルフクラブは振り切れる範囲の重たいモノを選ぶべし」と教わった世代にとっては「軽量シャフトなんて…」という声もあるかもしれません。ですが、ゴルフボールやドライバーが劇的に進化したように、初代SPEEDER以来のカーボンシャフトのテクノロジーの進化もまた凄まじく、かつてあったデメリットは解消され、メリットはより大きくなっています。特にこの重量帯のモデルにおいてはなおさらです。

力感のある若い頃のスイングはできずとも、New AIR SPEEDERを使えば、長年培ってきた自分なりのスイングで、あの頃の飛距離が手に入るかもしれません。先代からコスメも一新され、初見ではそれとわかりにくい点も、同伴者からの見え方を気にする御仁にはうってつけかと。New AIR SPEEDERとは、そんなオジサンゴルファーの伸び代となってくれる存在といえるかもしれません。

New 『AIR SPEEDER』(エア スピーダー)
全国のフジクラシャフト取扱店及び、フジクラゴルフクラブ相談室(中野店、木場店、名古屋店、大阪店、藤沢店)にて、2023年4月13日(木) 発売予定。
ドライバー用/¥55,000(税込) フェアウェイウッド用/¥30,800(税込) ユーティリティ用/¥19,800(税込) アイアン用/¥13,200(税込)

藤倉コンポジット
https://www.fujikurashaft.jp/material/speeder/
*外部サイトに移動します

文 藤井順一

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