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クロノグラフとミニッツリピーターを一体化した複雑機構

オメガが発表した世界初のムーブメントを搭載した2つの時計に所有欲がそそられる

2022.11.02

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オメガが発表した世界初のムーブメントを搭載した2つの時計に所有欲がそそられる

去る10月25日に世界初のムーブメントとそれを搭載した2つのタイムピースを発表したオメガ。ムーブメントは極秘で開発が進められていたクロノグラフとミニッツリピーターの機能を融合させた、コーアクシャルマスタークロノメーターキャリパー 1932。この最先端のキャリバーを搭載したした新作が「オリンピック 1932 クロノチャイム」と「スピードマスタークロノチャイム」です。

この2つの時計がもつ音も奏でるという特徴を際立たせるための演出として、優れた音響効果で知られるロサンゼルスのウォルト・ディズニー・コンサートホールにて発表されたことも話題を呼んでいます。

クロノグラフとミニッツリピーターを一体化させた複雑機構

世界で初めて、完全に一体化したクロノグラフとミニッツリピーターを叶えたムーブメントである、コーアクシャルマスタークロノメーターキャリバー1932。ひとつのムーブメントに2つの時計の機能を集約させることを目指して製作された、全く新しいムーブメントです。手作業で制作されたこのキャリバーは、2つの機能のうちのどちらを使用すべきか機械式の“脳”で判断し、計測した経過時間を正確かつ途切れることなくチャイムで知らせます。姉妹会社であるブランパンと共同開発されたこの新たなムーブメントは、完成までに6年の歳月が要されています。時計師ジョージ・ダニエルズ博士によって開発され、現在オメガのすべてのムーブメントに不可欠な要素となっているコーアクシャル脱進機は、比較的標準的な振動数 (3~4Hz)で作動するように設計。

1932年のオリンピックで使用されたポケットクロノグラフへのオマージュとなるこのキャリバーは、1/10秒を表示するために5Hzで振動しなければならなかったのです。しかも障壁はそれだけではなく、複雑なクロノグラフ機構に、3つのチャイムカムを追加しなければならなかったため、不正操作を防止するための2つのセキュリティ機能、 そしてスプリットセコンド機能を備えなくてはなりませんでした。さらにマスタークロノメーターの称号を得るため、15,000ガウスの磁場に耐えうる構造を叶えるために50個の非鉄部品が必要だったのです。

しかし数多くの壁があったにも関わらず、専属技術チームは解決策を見出すことに成功し、世界初となるキャリバーが完成しました。オメガの時計部品の高い精度と規則性、 そして時計職人の卓越した技術が不可能と思われたことを可能にしたのです。耐磁技術や時計の外装部品など、キャリバー1932の構造・機能に付随する発明に伴い、17もの特許取得が必要となりました。また高い技術性を誇るだけでなく、サテン仕上げとミラーポリッシュ仕上げが施された46.44グラムのゴールドの美しさも兼ね備えた贅沢なハンドメイドキャリバーなのです。

時計好きをうならせる特別な一本

1892年にオメガが制作した世界初のミニッツリピーター腕時計と、1932年のロサンゼルスでのオリンピックでオメガが計時に使用したポケットクロノグラフを紐づけるナンバードエディション。クロノグラフとミニッツリピーターが完全に一体化し、 経過時間をチャイムで知らせてくれます。

ケースは 18K セドナ™Mゴールド製。“グラン・フー”エナメルのダイアルに備えられたギヨシェ彫りの925シルバー製インナーベゼルとサブダイアルには、 チャイムが作り出す音波を視覚的に表現するために、オメガ独自の”エクスクルーシブアコースティックウェーブ”パターンが施されています。そしてインデックスのアラビア数字とミニッツトラックは、ブラックの”プチ・フー”エナメルによるもので、1932年のポケットクロノグラフへのオマージュ。
18K セドナ™Mゴールドは眼に美しいだけでなく、チャイムとして鳴らしたときにも美しい音を奏で、ムーブメントに付けられたダブルハンマーがケースに固定された18K セドナ™Mゴールド製のゴングを打つと、最大の音量でチャイムを響かます。分は低音、秒は高音、そして10秒は低音と高音が続けて鳴って経過時間を知らせてくれるのです。
5時位置のチャイムプッシュボタンには、ポリッシュ加工が施されたチャーミングな音符がエンボスであしらわれ、11時位置のスプリットセコンドプッシュボタンには、スプリットセコンド針と呼応するレッドのハイブリットセラミック製リング付き。見た目にも楽しめる一本とえいます。

ケースバックには 「Official Timekeeper Olympic Games」「Co-Axial MasterChronometer」、そしてウォッチナンバーが刻印。 18K セドナ™M ゴールド製のバックルが付いたブラウンのレザーストラップには、オメガが特許を持つ新しいクイックチェンジシステムを採用。予備のレザーストラップと、タイムキーパーのようにポケットウォッチやストップウォッチとして首にかけるための2本のレザーコードとともに、チャイムの音を増幅させる共鳴板を備えた特別仕様のウォルナット製ボックスに納められています。

「オリンピック 1932 クロノチャイム」
¥62,370,000(予定税込価格)
発売日未定

ムーブメント:Cal.1932
(手巻き/毎時36,000振動 / パワーリザーブ 60時間/コーアクシャル脱進機)
ケース径: 45mm/厚さ: 16.9mm/防水性:30m
マスタークロノメーター認定取得 / 5年間の国際保証

ライフスタイルにも溶け込み複雑機構モデル

第2世代のスピードマスター「CK2998」にインスピレーションを得た「スピードマスタークロノチャイム」は、45mm径の18K セドナ ゴールド製ケースに収められています。60年前の1962年に宇宙で初めて着用された時計となったCK2998をトリビユートするのにふさわしい一本と言えます。
ブルーのアヴェンチュリン “グラン・フーエナメルのダイアルは、18K セドナゴールド製の“エクスクルーシブ アコースティックウェーブパターンが施されたインナーベゼルとサブダイアルを装備。インデックスと時針・分針はダイヤモンドポリッシュ仕上げのセドナ™ゴールド製。針の先端のレッドとブルーのCVDコーティングを施したサブダイアルの針が彩もアクセントになっています。
搭載されたムーブメントはコーアクシャルマスタークロノメーターキャリバー1932ですが、 「オリンピック 1932 クロノチャイム」とはプッシャーの位置が異なります。「スピードマスタークロノチャイム」は、8時位置にチャイム、2時位置にスプリットセコンドのプッシャーを備えています。 オメガの熟練した時計職人にの手により、キャリバーを回転させ、3時位置に15分積算計、9時位置にスモールセコンドの2つのサブダイアルを配置。計測した経過時間を美しいチャイムで知らせる18K セドナ™Mゴールド製のゴングも9時位置にセットされています。

スピードマスターのコレクターにとっては、共鳴板付きウォルナット製の特製ボックスも見逃せないものとなるはずです。

「スピードマスター クロノチャイム」
¥66,825,000(予定税込価格)
発売日未定

ムーブメント:Cal.1932
(手巻き/毎時36,000振動 / パワーリザーブ 60時間/コーアクシャル脱進機)
ケース径: 45mm/厚さ: 17.3mm/防水性:30m
マスタークロノメーター認定取得 / 5年間の国際保証

オメガお客様センター
03-5952-4400

OMEGA(オメガ)
https://www.omegawatches.jp/
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