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足元をドレスアップして若者との差別化を

そろそろ脱スニーカー!? それなら、リハビリ代わりにサイドゴアブーツでもいかが?

2022.10.31

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そろそろ脱スニーカー!? それなら、リハビリ代わりにサイドゴアブーツでもいかが?

スニーカー熱も過渡期を迎えた感がある今日この頃。ドレス靴やブーツへ回帰している人を、チラホラ見かけるようになりました。とはいえ、長らく続いたスニーカー人気。どんなブーツを選べば良いか迷っている人も多いはず。そこでお薦めなのが、意外なほどに汎用性の高いサイドゴアブーツです。

ドレスにもカジュアルにも、お洒落も色気も足元から

昨秋冬シーズンあたりからブーツへの関心が高まっていましたが、その潮流は今年いよいよ本流に。とは言え久々のブーツ選び。スニーカー一辺倒で軽さや柔らかさに慣れてしまった足にとって、いきなりヘビーなブーツとなると及び腰になる人も多いでしょう。そこで注目したいのがモダンなサイドゴアブーツです。
英国クラシックやモード人気から、ここ最近注目を集めているサイドゴア。シューレース(靴ヒモ)がないのでカジュアルコーデに合わせやすい一方、アンクル部分が細身とあって実はスーツやドレスカジュアルとも好相性。サイドがゴム素材ゆえカジュアルな印象も強いのですが、実はドレスシューズの一つなんですよね。

で、シューレースがないということは脱ぎ履きも楽チンってこと。それでいてオンオフ兼用も可能とあれば、脱スニーカーの急先鋒としてお薦めするのも納得いただけるかと。

気になる丈感ですが、座ったさいには靴全部が覗き、立ち姿の際はジャスト丈(靴のカカトの少し上)がベスト。立ち姿、座り姿の両方をスマートかつセクシーに演出することが可能なシューズなのです。

正統派にして色気も漂わせられる秀作

着用しているのはサイドゴアの別名「チェルシーブーツ」。こちらのローリーは、元祖である英国製らしい正統派な仕上がりが魅力です。丸みを帯びたトゥ、高さを抑えたヒール、そして長く愛用できるグッドイヤーウェルト製法の採用と、まさしくドレス靴の様相。ニットカーデにグレスラという大人の休日コーデを格上げしてくれつつ、シューレースのないミニマルなルックスは、実にスマートでモダンな色気さえにじみます。

一方手前は、プレステージラインから新たに登場した新作のチェルシーブーツであり、その名は「ケンジントン」。モデル着用のローリーと比べると、丈がやや高めに設定されているのがわかります。さらに、よりシャープになったノーズは今季登場したばかりのピラミッド型セミスクエアトゥの0521ラストによるもの。サイドゴア部分も細身になり、よりドレッシーな顔つきとなっています。※奥のブラウンは参考商品

着用靴¥323,400(税込)

靴¥308,000(税込)
ジョンロブ/ジョン ロブ ジャパン
https://www.johnlobb.com/
*外部サイトに移動します

スニーカーの延長で考えるならボリュームソールという選択肢も

ミニマルなデザインからスマートな印象も感じさせるサイドゴアですが、ソール次第ではアメカジスタイルにも似合ってしまう一足でもあるんです。右手に持つのはサントーニ。フォーマルとスポーツのハイブリッドをテーマに、ソールにはボリューム感のあるラグソールを装着。左手に持つセルジオ ロッシも、分厚いラグソールを採用。スエードがシックな印象を漂わせつつ、デニムやカーゴパンツ、はたまたワイドシルエットのパンツにもバランスの良いフォルムを描きます。

靴(右手)¥174,900
サントーニ/リエート
https://base.regal.co.jp/brand/santoni/

靴(左手)¥119,900
セルジオ ロッシ/セルジオ ロッシ カスタマーサービス
https://www.sergiorossi.com
*上記URLは外部サイトに移動します

重厚な着こなしにこそ映える艶のある色とフォルム

長過ぎず短か過ぎない丁度よいバランスのノーズを持つ「チェルシー」。それはドレスにもカジュアルにも程よく馴染む、汎用性の高い341ラストなる木型を採用しているから。丈も同じように、あらゆるコーデにマッチする高さになっています。ソールも薄く、履き姿は実にスタイリッシュ。V字型のサイドゴアもスマートな印象を後押しします。さらに、こんな深みのあるブラウンレザーなら、秋冬コーデの足元に色気を添えてくれること確実です。

¥107,800(税込)
トレーディングポスト 青山本店
https://tradingpost.jp
*外部サイトに移動します

生真面目顔にして履き心地は極めて楽チン

コレぞトレンドを問わない永久定番。1930〜40年代のアーカイブを再解釈した「サイドゴアブーツ #378」は、ノーズの長さ、トゥのラウンド加減、丈の高さなどなど、すべてにおいて正統派を貫いた仕上がり。製法はグッドイヤーウェルテッド。アッパーにはきめ細かいブラウンスエードを配し、コレからの季節まさに重宝する温かみ溢れる一足です。さらに、ソールはラバーソールを採用。履き始めから足馴染みの良さを楽しませてくれます。

¥159,500(税込)
ジェイエムウエストン/ジェイエムウエストン 青山店
https://jmweston.jp
*外部サイトに移動します

艶感たっぷりな上品さが大人の足元に理想的

艶感たっぷりなロイヤルカーフ製のアッパーが示すとおり、十分な色気を備えた一足。赤みのあるダークブラウンも、セクシーさを盛り上げるカラーです。しかし、その決定打となるのはやはりラスト。ロングノーズのBORISラストを採用することで、ラテンな色気とエレガンスを両立するサイドゴアブーツに仕上がっています。それでいて、サイドゴアは幅広のため脱ぎ履きも容易。オン・オフ使えるエレガントブーツです。

¥139,700(税込)
サントーニ/リエート
https://base.regal.co.jp/brand/santoni/
*外部サイトに移動します

モデル着用/
靴¥323,400
ジョンロブ/ジョン ロブ ジャパン
https://www.johnlobb.com/

カーディガン¥52,800
ドゥルモア/ビームス 六本木 ヒルズ
https://www.beams.co.jp

クルーネックニット¥50,600
アウール/AOURE
https://aoure.jp

パンツ¥27,500
エストネーション
https://www.estnation.co.jp

*すべて税込
*上記URLは外部サイトに移動します

モデル 加藤章太郎
撮影 杉田裕一
スタイリング 鈴木 肇
ヘア&メイク 米尾太一
文 安岡将文

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