リッチなオジサンの合言葉は
“一日一贅”

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リッチなオジサンに送るオーラ格上げ術

リッチなオジサンは立体駐車場でも諦めない! “胸が張れる”ラグジュアリーSUV

2022.09.08

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リッチなオジサンは立体駐車場でも諦めない! “胸が張れる”ラグジュアリーSUV

都心のマンションに住んでいるリッチなオジサンも多いことでしょう。そんななかでJ PRIMEが兼ねてから推しているSUV選びの基準として、「港区マンションの立体駐車場に入るかどうか!?」があります。すなわち、車両重量2.5トン未満であること(『デカくてラグジュアリーなSUVは変えても乗れない、土地事情がある』参照)。そんな基準を満たしつつ、物欲&所有感も満たすSUVをご紹介します。

“車重2.5トン未満”縛りでも、リッチで威張れて欲を満たすSUVはある!

多くのリッチなオジサンが住んでいる都心(主に港区)のマンションの立体駐車場は、許容重量が軒並み2.5トンとなっています。ところによっては2.4トン未満、2.3トン未満ということもあって、デカくて豪華なSUVを「買うお金はあるのに乗れない」という人がたくさんいるようです。だって、僅かしかない平置きの駐車スペースは、いつまでたっても抽選ですから。

「デカくてラグジュアリーなSUVはゴルフの時は快適なんだよね」と豪語しているリッチなオジサンの中には、「でもねぇ…18ホールを回って疲れた帰りは、そのデカさが煩わしく感じるのも事実なんだよねえ(苦笑)」と本音を漏らす人も少なくありません。さらに「買い物とかで細い路地を入って行く時や、狭いパーキングに停めなきゃいけない時は勇気がいるし」とも。

であればSUVを選ぶ際に「車両重量2.5トン未満!」を第一優先にするというのも、潔くてスマートかと思うのですが…。車重を軽く設定するとおのずとボディサイズもコンパクトになりますから、西麻布や麻布十番の裏道にもドンドコ入っていけますし、高級輸入食材スーパーのパーキングにも余裕で停めることができます。
「え〜、でもなぁ、そういうSUVってつまんないじゃないの?」と思っている人がいらっしゃるかもしれません。ところが、それはまったくの杞憂! 例えばポルシェ マカンGTSなんて最高出力440PSで、0-100km/h加速が4.5秒ですから、運転していて“つまらない”なんてこれっぽっちも感じませんよ。そのマカンGTSを上回るのがマセラティ グレカーレ トロフェオで、なんたって530PSで3.8秒すからね。それに引き換えランドローバー ディフェンダー110Sはたった(?)300PSしかありませんが、その代わりに“世界中のあらゆる地形を走破してきた”ヘビーデューティーな走行性能を秘めています…(いやぁ、本当はフラッグシップのレンジローバーをリストしたかったんですが、新型レンジローバーはスタンダードホイールベースでも2585kgなので割愛しました)。また、以前にもご紹介したアストンマーチンDBX V8はそのブランド性、パフォーマンス、高品質&スタイリッシュさにおいて、他ライバルの追従を許しません!

いずれ劣らぬ魅力的な4台なら品川ナンバーを付けることが可能ですし(=港区マンションの立体駐車場に駐車可能)、楽しく充実したSUVライフを送れるのは間違いありません。

“911並み”に速いマカンGTSはセカンドマーケットでも価値あり

マカンGTSに搭載されているエンジンは、2.9リットルV6ターボ。それが発揮する440PSと2トンに満たない軽量ボディ(サイズは4726×1927×1596mmと、非常にコンパクト)が相まって、マカンGTSの走りは極めて強烈かつ俊敏です。だからと言って決してガチガチイケイケな乗り味ではないのは、標準装備のスポーツエアサスペンションが効いているからでしょう。しっとりと“奥が深い”乗り味と、ステアリングやペダル類の硬質な操作感は、まるで911を運転しているような感覚です。そんなマカンの唯一の泣きどころは、人気がありすぎて納車が2年以上もかかるところ。まぁ、大人気ということはリセールバリューも良いという証ですから、そういう意味でもお薦めです!

価格:¥12,350,000〜(税込)
ポルシェジャパン
https://www.porsche.com/japan/jp/

リニューアルされたマカンのコクピット。ヒーター付きの「GTスポーツステアリング」は、レーステックと呼ばれるマイクロファイバー素材で仕立てられています。センターコンソールはタッチ式に変更されています。

モダンかつスタイリッシュになったディフェンダー110S

ラグジュアリーSUVってとかくトップグレードか、逆にベーシックグレードが売れがち。ところが、このディフェンダーは中間モデルでありながら、根強い人気を誇っています。それというのも、ランドローバーが過去70年に渡って道無き道を走破してきたパフォーマンスがあるからで、そしてそんなヘリテージに敬意を表するファンがいるからです。ロングホイールベースの「110」(ボディサイズは4945×1995×1970mm、車両重量は2420kg)に搭載されるエンジンは3リットル直列6気筒ディーゼルターボで、最高出力300PSを発揮。モダンなボクシーフォルムは意外と港区の風景に似合いますが、なんであれば電子制御サスペンション(グレードによってオプション)と連続可変ダンパーならではの“吸い付くような”ロードホールディングを駆使して、軽井沢や安曇野あたりの林道を走破していただけたらと思います。

価格:¥9,730,000〜(税込)
ジャガー・ランドローバー・ジャパン
http://landrover.co.jp/

ディフェンダーの見かけや性能は極めてヘビーデューティー&タフネスなんですが、インテリはいたってラグジュアリーかつスタイリッシュです。レザーやパネルの色などを自分好みでカスタマイズすれば、満足度はさらにアップ!

バカっ速かつ色気も! マセラティ グレカーレに快楽物質ダダ洩れ!

“バカっ速”SUVの王座に君臨するポルシェ マカンを脅かすのが、このマセラティ グレカーレ トロフェオです。流麗なラインを描くボンネットの下に搭載されている、F1のツインターボ充電と革新的なプレチャンバー点火を備えた3リットルV6DOHCガソリン・ツインターボエンジンは、最高出力530PSを誇ります。そしてそのパフォーマンスをロールスタビライザー付き可変エアサスペンションがしっかりと受け止め、また2027kgという軽量ボディのおかげもあって0-100km/h・3.8秒を実現! オフロードでは通常よりも地上高を60mmアップすることができるので未舗装路でも力強い走りが可能ですが、それを試した自動車評論家によると「路面からの突き上げが厳しい」とか。なので、グレカーレ トロフェオは都会でお乗りいただいた方がいいかもしれません。4859×1979×1659mmというコンパクトボディなので、取り回しはいたってラクラクですから。

価格:¥13,960,000〜(税込)
マセラティ ジャパン
https://www.maserati.com/jp/

3つのスクリーンを備えたインストゥルメントパネル。中央のディスプレイは対角12.3インチ、その下に8.8インチのセカンドスクリーンが配置されています。タッチ操作だけでなく、音声による操作もスムーズかつ的確にできます。

アストンマーチン DBXなら自分だけでなく家族も大満足必至!

1913年創業のイギリスを代表する高級スポーツカーメーカーであるアストンマーチン。そんな由緒あるトコロのSUVですから、ブランド性は完璧! また、搭載されているメルセデスAMG製V8エンジンは最高出力550PS・最大トルク700Nmを誇るので、パフォーマンス的にも完璧! それでいて洗練されたしっとりとした乗り心地と、シックかつラグジュアリーなインテリアは、奥様もキッズたちも大満足する筈! つまるところこのDBX V8は全方位的に、都会派ファミリーに最適のSUVなのです。ただし、唯一のネックは…先述の3台よりもサイズ感が若干大きめなこと。とはいえ、5019×1998×1680mmは街中でも余裕で取り回しができますし、車両重量は2250kgなのできちんと立体駐車場に入りますのでご安心くださいませ。

価格:¥24,150,000〜(税込)
アストンマーチン
https://www.astonmartin.com/ja/

DBX V8はクラス最高のヘッドルームとレッグルームが自慢です。3つの異なグレードのるレザー、ウールフェルト、ウッド、カーボンファイバーなど、高品質なマテリアルによって、ラグジュアリーな空間に仕上がっています。

文 高 成浩(POW-DER)

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