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(画像=PIXTA)

クレジットカード会社が運営する優待ショッピングサイトの「ポイントモール」を経由して提携ショップで買い物すると、最大30倍など多くのボーナスポイントがもらえる。ポイントモールの賢いお得な使い方と、代表的な5つのポイントモールを紹介する。

ポイントモール、なぜ多くのポイントがもらえる?

ポイントモールは一般的にクレジットカード会社が運営しており、そこのカードを利用して優待モールで買い物すると通常の2~30倍にあたる独自ポイントが上乗せされる。提携先ショップにより倍率は変わるものの、貯まったポイントは通常の獲得ポイントに加算され景品や金券類、マイル、提携する他社ポイントなどに交換できる。

各社とも自社カードの利用を促し手数料収入を増やすことが目的のため、会費や利用料などは一切かからない。商品が売れるとショップがモールを運営するカード会社に成果報酬を支払うアフィリエイト型の仕組みで、カード会社はこの報酬の一部をポイントとして利用者に還元している。

また買い物だけでなく、オンラインゲームやアンケート、CM視聴などによりポイントを獲得できる機能も備えている。ポイントをコツコツ貯めるお小遣いサイト「ポイントサイト」と同じ機能だが、大きな違いは運営元がクレジットカード会社である点で、安心して利用できる。

確実に効率よく多くのポイント獲得が可能

ポイントモールを活用するには、自分が持つカードの発行元カード会社が運営するポイントモールにまず登録する。そこを経由して買い物しカードで決済すれば、自動的に2~30倍程度のポイントが効率よく獲得できる。各モールとも提携ショップで期間限定のポイントアップキャンペーンを実施しており、上手に活用すれば思った以上にポイントが貯まる。

たとえばポイントモールで10倍のポイント提供を実施しているショップを利用した場合、通常は1,000円で1ポイント付与されるカードであれば10ポイントが貯まる。さらにそのショップの独自ポイントも加算されるため、確実に10ポイント以上を貯めることが可能となる。

各ポイントモールにはさまざまなカテゴリーの500以上ものショップが出店し、モールが推奨するショップの利用や推奨商品の購入でさらにボーナスポイントが加算されることもある。モールや時期によって変動はあるが、人気が高い「Amazon」「楽天市場」「Yahoo!ショッピング」のポイントも通常の2倍とお得だ。

ボーナスポイントの付与だけでなく、特典としてキャッシュバックを選べるポイントモールもある。キャッシュバック率は利用するショップによって異なるが、概ね0.5~1.5%で、中にはもう少し高い付与率のショップもある。

ボーナスポイントは欲しいが買い物のたびにポイントモールを訪れるのは面倒という人のために、便利で賢い機能も開発されている。多くのモールはわざわざモールを訪問しなくてもモール経由分のポイントが貯まるという便利なツールを導入し、自社モールへの誘導につなげる。

提携ショップのサイトを閲覧している際にツールバーのアイコンの色が変化したり光ったりするので、そこをクリックして案内通り進めば各モール内の同ショップサイトに移動することが可能だ。改めてモールを経由せずに済むため利便性が高く、ポイント獲得の機会を失うこともない。

頻繁に利用するお気に入りの提携ショップがあるならば、そこをあらかじめ登録できる機能を備えたモールもある。登録先ショップのロゴをクリックすると、ポイントモールを経由した形でモール内の登録ショップサイトへ移動することができる。

楽しみながら貯まる「お小遣い機能」も活用しよう

クレジット会社が運営するポイントモールには、前述した一般的なポイントサイトのような「お小遣いを貯める機能」も付いていることが多い。せっかくポイントモールを訪問したのであれば、すき間時間を活用して挑戦してみよう。

ポイントモールに導入されているのは、アンケートやゲーム、CM視聴、SNSへの書き込みなどである。各種ゲームを行うことや動画・チラシを観ること、商品やサービスのアンケートに答えることなどにより、いわゆるアクションポイントが貯まる。コツコツ貯めたこれらのポイントは、保有するクレジットカードのポイントと交換が可能だ。

お得に貯まるポイントモールを選ぼう

実際にどのようなポイントモールを選べばよいのか、代表的な5つのモールを紹介しよう。

カード会社運営のポイントモールの中でも、クレディセゾン運営の「セゾンポイントモール」は貯まったポイントの有効期限がないため優位性が高い。セゾンカードのショッピング利用金額1,000円ごとに1ポイントの「永久不滅ポイント」が貯まり、「セゾンポイントモール」を経由して商品を購入することで最大30倍の永久不滅ポイントがもらえる。

ボーナスポイントの倍率が高いことでも知られる同モールには、500以上のショップが出店する。飲料や健康食品、化粧品など常時6~8サイトで最大30倍のサービスポイントを提供しており、多くのショップが20倍台や10倍台のポイント付与を行っている。「Amazon」でも商品ジャンル限定で最大9倍のポイントを獲得できることがある。

さらにゲームやアンケートなどを通じてアクションポイントを入手でき、100ポイント貯めると「永久不滅ポイント」1ポイントに交換できる。ゲームやCM視聴の際に抽選でボーナスポイントがもらえるキャンペーンなども定期的に実施しており、小まめに利用していれば一定のポイントが貯まる。

三井住友カードが運営する約400ショップの「ポイントUPモール」は1,000円の買い物で1ポイントの「ワールドプレゼントポイント」が付き、最大20倍のボーナスポイントがもらえる。1ポイントを現金3円に換算し、カードご利用代金へのキャッシュバックが可能だ。

買い物をしなくても、毎日の訪問で手軽にポイントを貯められるサービスも導入している。「ポイントUPモール」内の特定ショップを訪問すると「ポイントUPメダル」がもらえ、10枚貯めると1ポイント分の「ワールドプレゼントポイント」と交換できる。BINGOゲームへの挑戦でもポイントを付与し、ゲーム結果により最大400ポイントを獲得できる。

JCBが手がける「Oki Doki ランド」も、提携ショップ400以上、サービスポイント最大20倍の人気ポイントモールである。1,000円で1ポイントの「Oki Dokiポイント」が貯まるが、買い物だけでなく旅行やレストラン、チケット予約などのコンテンツも充実している。

同モールにはポイントの倍数でなく、一定付与ポイント数を表示しているショップもある。これらのショップでレンタカーやホテル、レストラン、航空券などを購入すると、商品金額にかかわらず表示ポイントが一律に加算される。さほど高額な商品でなくても20ポイント程度は付くので、チェックしておこう。

丸井グループのエポスカードが運営する「たまるマーケット」は400を超えるショップを有するポイントモールで、最大30倍のボーナスポイントがもらえる。通常は200円で1ポイントの付与だが、仮に20倍のショップで1万円買い物した場合、モールを経由すると通常の50ポイントが1,000ポイントへと大幅にアップする。

さらにパソコンやiPhone、iPadなどで視聴できるコンテンツの購入でも、ポイントが貯まる。ソング、アルバム、ミュージックビデオ、映画の視聴という数百円程度の支払いで確実に数ポイントを獲得できるため、趣味が実益につながるといえよう。

1.0%以上という高還元率で注目度が高いオリコカードは約600のショップが参加する「オリコモール」を運営し、最大15%のオリコポイントを付与している。ほとんどのモールはサービスポイントを倍率で示しているが、日頃から高還元率をうたうオリコカードだけあり、倍率ではなく還元率表示で訴求する。

「Orico Card THE POINT」といったオリコモール特別加算カードを利用すれば、最低でも「オリコカードポイント1%+オリコモール特別加算ポイント0.5%」の計1.5%以上が付く。たとえばオリコモールの付与率が2%のショップを利用した場合は計3.5%で、1万円の買い物で350円分のポイントが貯まることになる。

また、対象ショップサイトへの訪問やCM視聴など、モール内のコンテンツを利用することによりスタンプが集められるのも嬉しい。1回のアクセスでスタンプ2個がもらえ、10個集めると5オリコポイントと交換できる。

スマートフォン専用のポイントモールアプリも用意されているので、利便性が高い。インストールしておけばフォローするお気に入りショップのセールやポイントアップの通知が受け取れ、お得に買い物が楽しめる。

ポイントモール利用時はここに注意する

まず知っておきたいのは、ポイントモールは会員限定の優待サイトであり、運営会社のクレジットカードで支払うことが大前提という点だ。また、提携ショップサイトを直接訪問し商品購入に同じカードを利用しても、モール経由でないためボーナスポイントはもらえない。

ショップや期間限定キャンペーンごとにポイントの倍率や還元率は異なり、変動することが多いことにも注意しよう。ショップにもよるが、定期購入コースなどはボーナスポイント付与の対象外になることもある。

さらに、ポイントモールは運営するカード会社と提携ショップのアフィリエイトで成り立っているため、獲得したポイントが実際にもらえるまでの期間が長い。早くても購入後2ヶ月ほどで、4~5ヶ月かかる場合もあると認識しておこう。

当然ではあるが、ポイントモールのポイントにも一定の利用期限が定められている。永久不滅ポイントを提供する「セゾンポイントモール」のように無期限なケースもあるものの、還元率が高い「オリコモール」では1年間と短期なため注意が必要だ。

倍率の高さを比較してショップごとにポイントモールを変えたりすると、ポイントを管理しきれず失効につながる可能性もある。目先の倍率や還元率に惑わされず、自分はどのカードのポイントを貯めたいのかを決めたうえで、最適なポイントモールを選ぶようにしよう。(渡辺友絵、フリーライター)

文・ZUU online

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