筋トレ
(画像=andrey popov/stock.adobe.com)

新型コロナウイルス感染症の影響によって、多くの企業が在宅勤務を採用しました。収束が不透明な中、在宅勤務はウィズコロナ時代の働き方として定着していくと予想されます。在宅勤務が一般化する中で、運動不足となり、その悪影響は筋肉の低下にとどまらず、頭脳にまで及ぶと懸念されています。今後は、新型コロナウイルス感染症による運動不足を解消するために、筋トレを生活に取り入れていくことに意識を向けていきたいところです。

在宅勤務は定着する流れに

MMD研究所が実施した在宅勤務に関する調査によると、新型コロナウイルス感染症の影響によって変化した勤務体系として、最も多かったのが在宅勤務でした。次いで、時差出勤、時短勤務と続きます。

調査は緊急事態宣言前、発令中、解除後のタイミングで実施されているため、在宅勤務の頻度の変化がわかります。調査によると、完全在宅勤務の割合は緊急事態宣言前、発令中、解除後という順に減っていますが、回答「在宅勤務と必須出社が混ざっている」は、緊急事態宣言解除後も、宣言前より高い割合で推移しています。

感染症の収束が不透明な中、ウィズコロナ時代の働き方として、部分的な実施を含めると、リモートワークによる在宅勤務は定着していきそうです。

運動不足による筋力への影響

特に意識していないものの、通勤は駅やオフィスビル内での階段の昇降、電車が揺れた時の踏ん張りなども含めて、実は一定の運動として筋力の維持に一役買っています。

しかし、新型コロナウイルス感染症の影響で、社員はリモートワークによる在宅勤務を余儀なくされており、それが運動不足による筋力の著しい低下を招く恐れがあります。

実際に在宅勤務が続いた人であれば、久しぶりに通勤で駅の階段を上ったり下りたりした時に、筋力の低下を実感したことがあるかもしれません。さらに、在宅勤務による運動不足は、俊敏性も低下させてしまいます。そこで、あらためて注目されているのが筋トレです。

記憶力の高まりなどの仕事面、抗うつなどメンタル面への影響も

在宅勤務は生活環境をガラッと変化させ、ストレスを高めるリスクがあります。ストレスによって眠れなくなったり、飲酒量が増加したり、家族との関係を悪化させることも考えられます。

筋トレの効果は、筋力低下を防ぐだけではなく、記憶力を高めたり、うつ病の予防にも役立ったりするといわれており、仕事面でもメンタル面でもよい効果を期待できます。

どんな筋トレがあるか

運動不足を解消するための筋トレ方法には、器具を使わずに簡単にできるものと、ちょっとした小物で負荷を高めるものの2つがあります。

器具を使わないものとしては、おなじみのスクワットや腕立て伏せに加え、足を前後に開いて股関節や膝関節を曲げたり伸ばしたりするランジ、四つん這いになり右手を前に挙げて左足を後ろに上げ、その体勢を維持するクロスレイズ、上体を起こして腹直筋を主に鍛えるシットアップなどが挙げられます。

一方、ダンベル、スポーツバンド、バランスボール、椅子などの小物を使うことで、さらに高い筋トレ効果が期待できます。

ながら筋トレを取り入れる

在宅勤務ならではという意味では、仕事をしながらできる「ながら筋トレ」にも注目が集まっています。いくつかのアイデアを見てみましょう。

カーフレイズ

最近のパソコンやスマホには、長時間作業をしていると、「そろそろ休憩しませんか」などと提案してくる機能があります。そんな時はその場で立って、つま先立ちになってふくらはぎを鍛える「カーフレイズ」という運動をしてみてはいかがでしょうか。

スタンディングデスクを導入する

いっそ、立ち姿で仕事をするのもよいアイデアです。そこで、スタンディングデスクを導入してしまうのも1つの手と言えるでしょう。座り過ぎが死につながるという説を、2002年にアメリカ大統領の諮問委員会が公表したことから、欧米を中心にスタンディングデスクの導入比率は高まっています。スタンディングディスクで時々カーフレイズをすれば、一定の運動量を確保できます。

新型コロナウイルス感染症をきっかけとした新しい生活様式による変化のうち、運動不足はほぼ確実に私たちが経験する課題です。在宅勤務とうまく付き合うための方法を、各自で確立しておきたいものです。

文・J PRIME編集部

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