別荘,家賃収入,週末ライフ
(画像=galakticdreamer/stock.adobe.com)

別荘というと従来は高価な買い物というイメージがつきものでしたが、近年は変化しているようです。バブル崩壊や少子高齢化などにより、全国の別荘地には空き家が目立ち、価格の下がってきているのです。

今回は、別荘を持つことで家賃収入と居場所の両方を実感しながら生活し、満足度の高いライフスタイルを実現する方法を紹介します。

比較的低コストで購入できる別荘に投資するという選択肢がある

別荘が日本全国のリゾート地に数多く建てられたのは、高度経済成長期です。当時は非常に高額な値段で別荘が販売されており、成功者のステータスとして、富裕層の多くが別荘を購入しました。

これらの別荘は、バブル崩壊とともに相次いで売られ価格は大きく下落しました。その後も価格の下降傾向は継続しています。価格が安い別荘の中には、150万円程度の値段で売られている物件もあるほどです。物の値段は需要によって上下しますが、現在の別荘は需要不足から価格が下がっているといえます。つまり、質の良い別荘が比較的低コストで購入できるとも言えます。

高品質の別荘を低コストで購入できれば、賃貸物件としても高い評価を得られるでしょう。投資物件としての選択肢もあるわけです。

使わない期間は他人に貸し、空いたら自ら楽しむ

別荘の管理で気になる点に「使わない期間」の管理方法があります。別荘地の管理方法は、時代の流れの中で変化しています。2018年6月に施行された民泊新法によって、民泊向けの物件として活用できる別荘地も出てきています。別荘地の管理会社が民泊の運営をサポートするケースもあります。

別荘を投資物件と考える場合に注意しなければならない点は、空室時の対応です。別荘への交通アクセスや、賃貸を募集する季節によって、借り手が見つかる確率は異なります。都市部などの住宅用の物件と比較すると、見つからない期間が長くなることを覚悟する必要があります。

そこで、働き方改革が進み、さらに新形コロナウイルス感染症の影響でテレワークが進展したいま、空いているのであれば、週末だけでも自らその別荘で楽しむという発想の転換も悪い選択ではありません。オフィスと物理的な距離がある別荘でも、問題なく業務を遂行する環境が整ってきています。

また、自然の中での充実したライフスタイルを楽しむというのであれば、それが何よりです。ゴルフ、自転車、トレッキングなどの自然の中でのスポーツ、ガーデニング、DIYなど数多くの趣味や遊びを身近に堪能しながら充実した毎日が送れます。「もう人には貸したくない」と思うようになるのであれば、投資とは別に、別荘購入の意義は大いに高まります。

リフォーム費用、売れないなどのリスクも注意

もちろん、別荘の購入を考える場合、リスクへの理解が不可欠です。築古の物件を購入するのであれば、修繕費・リフォーム費用は覚悟する必要があります。そのほか、別荘の維持には次のような維持費がかかります。

・固定資産税
・火災保険料
・水道光熱費
・交通費、通信費
・管理費用(別荘地などの場合)

さらに、別荘を売りたくなっても、すぐに売れるとは限りません。

リスクをクリアした上で、良い投資ができれば満足度の高いものになる

別荘は、購入後も維持費などのコストがかかり、売りたくなってもすぐには売れないといったリスクが存在します。一方、別荘を通じたライフスタイルを考えると、自然の中で自分の時間を過ごせる空間であれば、人生を豊かにできそうです。

現在も、検索するとバブル期の1991年に建築された新潟県越後湯沢の50平方メートルほどのリゾートマンションが、30万円という低価格で売り出されています。もちろん、安いのには理由があるため、納得がいくまで確認が必要です。

一方、別荘のメンテナンスを、セルフリノベーションを楽しむ時間として考えることもできますし、過去にはなかった民泊制度も充実してきています。別荘の購入価格が下がってきている機会を活用して、新たに別荘ライフを模索するのもよいアイデアかもしれません。

文・J PRIME編集部

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