テレワーク
(画像=Jelena Zelen/Shutterstock.com)

新型コロナウィルスの感染拡大により、ニュースでもテレワークという言葉を聞くことが多くなりましたが、2020年3月現在テレワークに関連する銘柄が注目を集めています。

テレワークはウィルスの感染対策だけではなく、2020年夏に東京オリンピックが開催されれば交通機関のさらなる混雑が予想されるため、期間中の業務をテレワークにすることで混雑を緩和する効果もあります。

また、今回のコロナウィルスが一過性のものであっても、2002年11月16日に感染が報告されたSARSも含めて、今後新しいウィルスの発生に備えてテレワークの導入を検討する企業は増えることが予想されます。

この記事では、日本株のテレワークに関連する銘柄を紹介していきます。

テレワーク銘柄は働き方改革に直結している

テレワークとは、情報通信技術(ICT)を活用した時間と場所にとらわれない働き方のことです。

テレワークがこれまでよりも普及すれば育児で通勤が難しい女性や親族の介護をしている人が在宅勤務を選択可能になるので、少子高齢化社会に合った働き方改革にも直結しています。

その上で、コロナウィルスの拡大や東京オリンピックの開催など、テレワークの導入に踏み切れなかった企業がテレワークの導入を検討せざるを得ない機会が訪れました。

今回のウィルスでテレワークを始めた企業がテレワークの方が効率よく仕事が進められると考えれば今後もその企業ではテレワークが実施されることになるでしょう。

そのため、テレワーク銘柄はコロナウィルス対策だけではなく、働き方改革の観点からも今後成長する可能性が高い銘柄と言えるのです。

日本のテレワーク銘柄5選

ここからは実際に日本のテレワーク銘柄を紹介していきます。

  • サイボウズ(4776)
  • ブイキューブ(3681)
  • SBテクノロジー(4726)
  • クラウドワークス(3900)
  • ランサーズ(4484)

サイボウズ(4776)

サイボウズは中小企業へのグループウェア導入実績1位の「サイボウズOffice」とクラウドサービスの「Kintone」を提供している企業です。

2019年の1月時点で株価は600円程度でしたが、2020年の2月時点で株価は2,000円を超えました。

好業績の東証一部の銘柄なので、テレワーク関連の銘柄の中でも注目したい銘柄の一つになります。

ブイキューブ(3681)

ブイキューブはWeb会議・テレビ会議のクラウド市場でシェアナンバーワンを獲得している企業で、サイボウズ同様に2019年から株価が上昇しています。

コロナウィルスの拡大に伴い2020年3月2日からウィルスの収束を目途にテレワークのノイズキャンセルアプリ「Krisp」とWeb会議サービスの「V-CUBE ミーティング」の無償提供もおこなっています。

コロナウィルスが拡大する現状では、好感の持てる材料が多いので今後の株価に期待が持てます。

SBテクノロジー(4726)

SBテクノロジーは大企業のソフトバンク株式会社の連結子会社です。

テレワークを導入する企業にTV会議システムの導入のサポートをおこなっており、多くの企業が導入しているOffice365を基盤にしたテレワークサービスの提供をしています。

東証一部ですが時価総額は479.55億円であるため、東証一部の銘柄の中では値動きが激しくなる不安もありますが、ソフトバンクの子会社であるため今後の動向が注目される銘柄と言えるでしょう。

クラウドワークス(3900)

クラウドワークスはクラウドソーシングサイトを運営している企業で、業務の遂行から報酬の支払いまで一括でおこなうサービスを提供しています。

在宅でできる業務のマッチングをしていることから、テレワークにも密接に関わる企業であるといえます。

育児や介護で職場を離れてしまう人でも在宅で働ける環境を整えることは、労働力が離れてしまうことを防げるのでテレワークで在宅勤務が注目され始めた2020年にこそ成長する可能性が高い事業であるといえます。

株価は2019年2月に2,544円となってから下落が続いていますが、テレワーク関連の銘柄として注目されているので、今後の動きを確認したい銘柄といえるでしょう。

ランサーズ(4484)

ランサーズはクラウドワークス同様にクラウドソーシングサイトを運営している企業です。

2019年12月16日に上場したIPO銘柄で公募価格は730円でした。2020年3月5日時点で株価は公募価格を上回っています。

まだ上場して間もなくロックアップも解除されていないので、今後株価がどのように推移するのか判断が難しいところもありますが、クラウドワークス同様に成長性の高い事業であるといえるので今後の動きに注目したいところです。

まとめ

今回はテレワークに関係する銘柄を5つ紹介しました。

コロナウィルスの感染拡大の影響で日経平均株価は大きく下落する中で、テレワークをテーマとする銘柄は今後の成長に非常に期待が持てる投資テーマです。

短期ではマスクやトイレットペーパーに関連する銘柄が上昇していますが、株価の上昇は一時的なもので売り時を逃してしまうと損をしてしまうのでデイトレード以外ではおすすめしません。

今後の市場の動向、ウィルスの感染拡大の動向を注視しながら、テレワーク銘柄の購入を検討してみましょう。

文・The Motley Fool Japan編集部/The Motley Fool Japan

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