ドミノ・ピザ
(画像=pio3/Shutterstock.com)

モトリーフール米国本社、2020年2月6日投稿記事より

ドミノ・ピザ(NYSE:DPZ)が世界の市場で成功しているのは、同社の優れた事業センスはもとより、テクノロジーにサポートされた効率的なデリバリーシステムや、オーブンに搭載された人工知能(AI)のお陰によるものです。

同社を成功に導いている、5つの重要な要素を紹介しましょう。

1. GPSを利用したデリバリー

同社は2007年に他社に先駆けてオンライン注文を開始しました。

また、GPSを積極的に活用して配達状況を地図上で確認できるシステムも導入しました。

同様のシステムは急速に米国の宅配レストランに浸透しつつあります。

2. 新たなテクノロジーが作り出すチャンス

同社は常に新たなテクノロジーの活用を模索しています。

たとえばAIを使って複数のパラメータを計測してピザ調理に活かしたり、配達時間の精度を75%から95%程度に上げたりすることで顧客満足度を向上させています。

3. 海外市場への拡大

同社は海外展開に力を入れています。

オーストラリア支社であるドミノ・ピザ・エンタープライズ(ASX:DMP)は同国で最大のピザ・チェーンです。

ドイツ、フランスなどの欧州でも急速に拡大し、2019年11月にはチェコにも初出店しています。

同社最新の財務レポートによると、2019年第3四半期の米国外店舗の純増数は174店(米国内は40店)となっています。

現在の店舗数は米国内で5,985店、米国外で10,543店です。

同社のガイダンスによると、今後2年から3年で、米国外の店舗数を6%から8%増やす計画です。

4. 結果を出す

2019年第3四半期の米国内の既存店売上高は、前年同期比2.4%で、34期連続の増収を記録しています。

同時期の米国外の既存店売上高は1.7%増ですが、103期連続の増収です。

2019年第1四半期から第3四半期までのフリーキャッシュフローは2億8,200万ドルで、設備投資資金を外部調達せずに賄うのに十分な額です。

5. 株主への還元

同社は株主還元の一環として、定期的に自社株買いを行なっています。

2015年に承認された、10億ドルの自社株買い計画は達成に近づいています(2019第3四半期時点)。

2019年10月には、さらなる10億ドルの自社株買い計画が承認されました。

一方、2019年第3四半期の希薄化後1株あたり利益は、前年同期比5.1%増の2.05ドルとなっています。

加えて同年12月には、四半期配当を1株あたり0.65ドル行なっています。

文・The Motley Fool Japan編集部/The Motley Fool Japan

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