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(画像=Yeamake/Shutterstock.com)

モトリーフール米国本社、2020年2月25日投稿記事より

コロナウイルスの影響を受け、市場は24日に急落しました。S&P 500は3.4%、ダウは3.6%、ナスダックは3.7%下落しました。

COVID-19の症例は週末にイタリア、イスラエル、韓国、イランなどで急増し、コロナウイルスが世界的な大流行となり、中国だけでなく世界中のビジネスや日常生活を混乱させる可能性があります。

しかし、賢明な投資家は、このような相場の下落がしばしば素晴らしい購入機会を生み出すことを知っています。

そのことを念頭に置いて、コロナウイルスの恐怖で株価が下落傾向にある中、注目すべき3つの銘柄を以下に示します。

1. アマゾン

アマゾン(NASDAQ:AMZN)は24日に4.1%下落し、時価総額は1兆ドルを一時的に下回りました。

株価は先週最高の2,185.10ドルに達しましたが、その後、コロナウイルス流行のおそれから8%も下落しました。

巨大企業にもかかわらず、アマゾンの株式は不安定な傾向があります。

これは、同社が依然として成長株のように評価されているためです。

プラットフォームで販売される商品の多くは、中国から輸入しています。

他のほとんどの米国の小売業者と同様に、アマゾンはサプライチェーンを中国に依存しているといえます。

しかし、アマゾンは、特定の製品ラインについて1つのベンダーだけに依存しているわけではありません。

さらに、アマゾンの競争相手は、中国で持続的な製造業の減速が生じた場合、アマゾンよりもはるかに脆弱な立場にたたされます。

そのため、実店舗の小売業者が店舗を閉鎖したり、さらにはいくつかの小売企業が破産に追い込まれる可能性があります。

アマゾンはまた、中国への直接的なエクスポージャーもほとんどありません。

昨年、アリババやJD.comなどの地場企業との競争が激しくなりすぎたため、中国からはほとんど撤退しています。

また、クラウドコンピューティングやキンドル製品を含む他のビジネスは、中国政府の規制に直面して小規模のままです。

最新の決算発表を見ても、同社がこれまでになく強力であることは明らかです。

1日で出荷するというプライム出荷は圧倒的な成功を収め、そのグローバルプライムメンバーシップは19か月で1億件から1億5000万件に増加しました。

COVID-19が同社のビジネスを著しく阻害することはまずありません。

パンデミックの恐怖が株価を押し下げる可能性がありますが、長期的にはアマゾンが反発する確率は高いとみられています。

2. フェイスブック

フェイスブック(NASDAQ:FB)は、24日の市場下落前にすでに割安な範囲で取引されていました。

同社は24日に4.5%も下落しましたが、S&P 500よりも打撃を受けるのは不可解です。

まず、フェイスブックは中国でほとんどビジネスを行っていません。

そして、同社はフェイスブックやインスタグラムなどのサイトを使用している人々からお金を稼いでいます。

世界中の何百万人もの人々が旅行計画を中止したり、ヴェネツィアのカーニバルなどのイベントがキャンセルされることによって、フェイスブックのサイトが見られる時間が増えるはずです。

広告会社ですから、フェイスブックは経済成長全体に依存しています。

しかし、フェイスブックは大小さまざまな広告主を引き付け、潜在的な顧客にアプローチすることができます。

そのため、フェイスブックのビジネスは、コロナウイルスにより市場がガタついているからといって、依然として健全です。

フェイスブックは収益性も高く、また540億ドルの現金を保有しているため、長期にわたる混乱においても十分な耐久力を備えています。

同社株式は、PER21倍で取引されています。成長率を考えると、この株は掘り出し物のように見えます。

3. メルカドリブレ

メルカドリブレは、ラテンアメリカのeコマース事業者です。同社は、24日のコロナウイルスによる市場の下落の犠牲者でした。

幅広い市場の急落に伴い、同社株式は8.5%下落しました。

しかし、メルカドリブレ(NASDAQ:MELI)株の下落は奇妙なことです。

同社は成長株であり、コロナウイルスの大流行の報告がないラテンアメリカでのみ営業しています。

同社の最新の決算発表によると、株式が下落した場合に株式を買い戻す用意があります。

同社は、ラテンアメリカの大手eコマース事業を運営しているだけでなく、決済プラットフォームによりデジタル決済のリーダーとして浮上しました。

ラテンアメリカは、オンライン決済が比較的未発達であり、同社に大きな機会を与えています。

直近の四半期では、決済プラットフォームの総支払い額はほぼ倍増し、87億ドルになりました。

同社はまた、先週、メキシコに4億2000万ドルを投資する計画を発表しました。

メキシコは最も急速に成長している市場であり、昨年の売上は152%増加して2億7500万ドルでした。

メルカドリブレは高い評価で取引されており、過去1年で株価がほぼ2倍になったため、その反動で大きく下落しています。

しかし、同社はCOVID-19の脅威にさらされておらず、世界最大の新興市場の1つであるラテンアメリカで、eコマースとデジタル決済という2つの魅力的な長期成長機会を有しています。

今回の同社株式の下落は、この高成長株の魅力的な購入機会になると思われます。

文・The Motley Fool Japan編集部/The Motley Fool Japan

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