pepsico
(画像=Joshua Resnick/Shutterstock.com)

モトリーフール米国本社、2020年2月19日投稿記事より

ペプシコ(NASDAQ:PEP)の第4四半期(10〜12月)決算では、ライバルのコカ・コーラ(NYSE:KO)ほどソーダ飲料の需要回復は見られませんでしたが、全体的に堅調な成長を示しました。

飲料部門とスナック食品部門

ペプシの売上高は前四半期からわずかに減速し、4.3%増となりました。

通年では4.5%増となり、経営陣の見通しをわずかに上回りました。

同社は引き続き飲料部門で苦戦しており、第4四半期および通期で3%増となりました。

対照的に、コカ・コーラは2019年に飲料部門の売上高が6%増加しました。

しかし、ヨーロッパやラテンアメリカなどの国際市場におけるペプシの堅調な利益と、スナック食品部門の堅調な需要により、CEOのラモン・ラグアルタは年初に設定した目標を達成したと述べています。

投資の多い一年

ペプシはサプライチェーンの改良とボトルネックの修正に資金を注ぎ込みました。

また、新製品の発売を含むマーケティングに多額の費用を費やしました。

多くの商品の販売価格を上げたにもかかわらず、営業利益は食品部門と飲料部門の両方で大幅に減少し、通年の1株あたり利益は1%減となりました。

これは、経営陣の2019年見通しと一致しています。

しかし、営業キャッシュフローは94億ドルから96億ドルに改善し、自社株買いに当てる費用や配当支払いを増加させるための十分な資金を生み出すことができました。

これにより、年間配当支払額を7%増やし、48年連続で増配を記録しました。

着実な成長

ペプシの2020年見通しは売上高が3年連続で約4%増になる予想しています。

コカ・コーラの見通しも同様ですが、同社は昨年目標としていた4%を2%も上回りました。

ペプシは、2020年に売上高が成長し、1株あたり利益が7%増となると考えています。

2020年のスナック食品部門の継続的な勢いに注目すべきですが、国際市場においては飲料部門の回復がなければ印象的な結果は残すことができないでしょう。

同社は2019年にわずかな値上げを行い、スパークリングウォーターなどの成長の速いニッチ部門をターゲットにしてポートフォリオを強化してきました。

しかし、ペプシの中核飲料の市場シェアはいまだ安定しているとはいえません。

文・The Motley Fool Japan編集部/The Motley Fool Japan

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