門前仲町,和食4選
(画像=Nishihama/Shutterstock.com)

天麩羅の「みかわ是山居」に「ふく庵」、予約必須の居酒屋「酒亭 沿露目」、江戸前鮨で有名な「江戸深川 鮨にしち」……。東京の下町・門前仲町は、知る人ぞ知る美食の街で、和食の名店が揃っています。一度は訪れたい粋な和食店を紹介していきましょう。

天婦羅の神様が揚げる「みかわ是山居」

「天麩羅の神様」という異名を持つ早乙女哲哉氏の天麩羅店「みかわ是山居(ぜざんきょ)」。中学卒業後すぐに天麩羅職人の道に進んだ早乙女氏は、それ以来、自身の技を磨き続けています。一度みかわ是山居を訪れれば、その天麩羅の味だけではなく、カウンターから見える早乙女氏の手仕事の繊細さに感服することでしょう。

国産野菜の旬な食材を選び抜き、揚げる時間や油も食材によって変えていることで知られています。店内空間はまるで美術館のような雰囲気で、東京都内にいながらその喧噪を忘れさせてくれます。

魚介の天麩羅は車海老やキス、いか、うに大葉巻などが看板メニューです。1階カウンターでのおまかせコースは1人前1万9,000円(税別)となっています。

住所:東京都江東区福住1丁目3-1
電話番号:03-3643-8383

江戸前天婦羅は、ネタも油もこだわる「ふく庵」

おまかせコースを昼は3,500円、夜は4,000円(ともに税別)で提供する天麩羅店「ふく庵」は、門前仲町駅から徒歩3分の場所にあります。先ほど紹介した「みかわ是山居」の早乙女哲哉氏を師匠とする中島昭彦氏が店主の天麩羅店で、江戸前天婦羅を存分に楽しむことができます。

旬な野菜や車海老などを絶妙の技で揚げた天麩羅が人気で、海老に関して言えば、その季節ごとに異なる産地から仕入れをしていることでも知られています。さらなるこだわりとして、揚げる油の配合もその季節に応じて変えていることも、一流の天麩羅店ならではの繊細さと言えるでしょう。

人気店ですので事前の予約がおすすめです。日本酒も純米酒を中心に数多く取り揃えており、季節によってラインナップしている銘柄も変えています。

住所:東京都江東区富岡1-22-26 杉田ビル2F
電話番号:03-5646-6365

その日の天候に合わせて仕込みも変える「江戸深川 鮨にしち」

門前仲町駅から徒歩1分という駅近の「江戸深川 鮨にしち」は、その日の天候に合わせて仕込みを変えるという寿司職人歴19年の大将・稲垣尚氏の細かい気配りでも知られています。

こだわりとして掲げているのが「"ひと手間"を惜しまない」ということ。仕込みや捌き方などのほか、使う調味料などにもこだわり、ひと手間かけることによって素材本来の味を十分に引き出す大将の技に、多くの人が魅了されています。赤酢と米酢を調合したこの店独自のシャリも評判です。

おまかせコースは全27品で1万5,000円(税別)。旬な食材を使ったメニューを楽しめ、珠玉の握りと季節の料理を存分に楽しむことができます。

住所:東京都江東区牡丹1-14-6
電話番号:03-6458-5427

店主こだわりの小料理を日本酒とともに。「酒亭 沿露目」

「酒亭 沿露目(そろめ)」は門前仲町の居酒屋の中でも人気店の一つです。門前仲町駅から徒歩3分の裏路地に店を構えており、日本酒に合う数々の酒の肴や小料理を取り揃えています。「割烹的酒場」と呼ぶ人もおり、カウンターが連日満席となることも少なくありません。

グルメ情報メディアによるインタビューによると、店主の大野尚人氏はコンセプトとして「基本」「遊び」「歴史」を掲げており、和食の基本と歴史を重視しながらも大野氏の遊びごころが詰まった一品一品を楽しむことができます。店内はカウンターのみで、仕事帰りなどにもオススメです。

住所:東京都江東区富岡1-12-6 阿久津ビル1F
電話番号:03-5875-8382

下町の懐の深さを味わえる門前仲町

この記事で紹介したお店のほかにも、門前仲町には和食の名店が多数あり、この下町の奥の深さを感じさせます。こうした名店を巡るのもよし、新規オープンの店を探しにふらっと歩いてみるのもよし。ぜひ門前仲町の和食探訪をお楽しみください。

文・J PRIME編集部

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