月島,タワーマンション,不動産価格
(画像=PIXTA)

もんじゃ焼きで有名な街、東京・月島。タワーマンションが多く建ち並ぶ豊洲に近い湾岸エリアにあり、月島にも多くの高層マンションが立ち並んでいますが、現状の価値はどの程度なのでしょうか。また、特に気になる「オリンピック後」の価格はどうなるのでしょうか。

月島とタワーマンション

東京都中央区の沿岸部に位置し、墨田川の河口近くに位置する月島は、月島1丁目から4丁目にまたがるエリアです。有明町や銀座、浜松町や汐留、六本木などへのアクセスも抜群ながら、下町情緒の残る地区としても知られています。

中央区の発表によると、区内の京橋・日本橋・月島エリアの中で、月島エリアの人口が最も多い7万7,000人規模となっており、背景に立ち並ぶタワーマンションの存在があると言えます。

現在も「月島もんじゃストリート」と呼ばれる月島西仲通り商店街エリアでは再開発計画が同時的に複数進められており、ウォーターフロントの月島エリアの賑わいが今後ますます増えていくことが考えられます。

月島のタワーマンションの現在の相場

「センチュリーパークタワー」「スカイライトタワー」「シティフロントタワー」「ザ・クレストタワー」……。多くのタワーマンションが月島エリアに点在していますが、いまの相場はいくらくらいなのでしょうか。

不動産マーケティング事業などを手掛けるマーキュリー社が運営する不動産相場サイト「マンションエンジン」によれば、月島駅近くの新築マンションの相場としては平均坪単価が340万円から420万円ほどのマンションが多くなっています。1戸あたりの平均価格としては部屋タイプによって3,000万円ほどから8,000万円ほどとなっており、平均面積としては60〜70㎡台が主流となっています。

こうしたマンション価格の推移ですが、一般的にマンション価格は経年劣化によって価格が下がっていきますが、月島エリアでは価格が上昇している高層マンションも少なくありません。例えば1年後に2〜5%ほど価格が上昇しているタワーマンションもあり、物件選びがうまくいけば不動産投資によるキャピタルゲイン(売却益)を得ることも十分に想定されます。

過去4大会のデータでは、オリンピック後に住宅価格は大きく下落せず

こうした状況の中、特に不動産に関心の高い人が気になっているのは、東京オリンピック後に不動産価格がどのように推移するか、という点でしょう。結論から言うと、専門家の意見も割れています。価格が上がるという専門家もいれば、逆のことを言う専門家もいるほか、大きく影響はしないと指摘している声もあります。

そんな中で参考にしたいのが、過去のオリンピックでは開催国の不動産価格がどう推移したのか、という点です。みずほ総合研究所が発表している資料では、ロンドン五輪までの4大会(アトランタ・シドニー・アテネ・ロンドン)のデータが示されており、オリンピック開催後に住宅価格が著しく下落したケースはないことが指摘されています。

またほかのオリンピックと比べると、東京オリンピックの開催が決定してからの住宅市場の過熱感も限定的であることから、東京オリンピックによってタワーマンション価格の乱高下が起きないことも考えられます。ただ、戸建に比べるとマンションのほうがやや過熱気味であることには留意しておきたいところです。

一方、不動産価格の上下やニーズはオリンピック開催だけに影響されるわけではありませんので、政府の金融政策や銀行の融資状況などもウオッチする必要があるでしょう。

賃貸運用でも自宅用としても、魅力いっぱいの月島

月島エリアのタワーマンションに住めば、都心へのアクセスだけではなく、下町情緒が残り、さらに水辺も緑も多い月島の眺望なども楽しめます。そのため、区分所有による賃貸運用でも、自分が住むことを考えても、魅力的であると言えるでしょう。

ただオリンピック開催前後は価格に関する不確定要素も少なからず多いため、最新の売買価格の動向などは気にしておきたいところです。

文・J PRIME編集部

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