神楽坂,割烹4選
(画像=photomanm/Shutterstock.com)

かつては花街だった東京・神楽坂は、石畳に風情が残る大人の街として知られています。美食の揃う歴史あるエリアであり、食通達をうならせる割烹料理店なども点在しています。神楽坂を訪れるのであればはずせない名店を紹介していきましょう。

花街の名残から名割烹が揃う「神楽坂」

神楽坂の歴史は江戸時代にさかのぼり、17世紀はじめに多くの武家屋敷などが建てられ、街として発展していきました。

江戸幕府の終幕とともに江戸に住んでいた武士が出身地に移り住み、一時はその地域に空き家が目立つようになりますが、明治ごろからまた住民が多くなり始め、にぎわいを取り戻していきます。そうした流れから花街が形成されるようになり、多くの日本料理店が軒を連ねるようになったと言います。

いまも神楽坂は江戸の香りを残すエリアとして知られ、名割烹が多く揃っています。その中から「石かわ」「虎白」「紀茂登」「阿部」の4店舗を紹介していきましょう。

神楽坂で絶対行くべき割烹リスト

石かわ

神楽坂の毘沙門天からすぐの路地にあるのが「神楽坂 石かわ(かぐらざか いしかわ)」です。廊下の石畳が凛とした和の雰囲気を醸しだす割烹の名店で、料理は「華美にせず、飾らずに。」をコンセプトに一品一品が丁寧に仕上げられています。ディナーのみの営業で、おまかせコースが31,000円(税、サービス料抜き)となっています。

店主の石川秀樹氏は新潟出身で、2003年にこの店をオープンさせました。その後、石川氏の作る四季折々の料理が高い評価を受け、同店で働いている仲間とともに同じ神楽坂で2008年に「虎白」を、2009年に「蓮」をオープンさせています。

住所:東京都新宿区神楽坂5-37 高村ビル1F
電話番号:03-5225-0173

虎白

「虎白(こはく)」は、前述の石川秀樹氏が仲間とともに開業した割烹料理店です。コンセプトとして掲げているフレーズが「『水』のようでありたい。時に優しく、時に凛として、時に遊び心を持って。」。そのフレーズの通り、特に出汁にはこだわりを持ち、食材の味をぞんぶんに引き立てる核と位置付けています。

店主は小泉瑚佑慈氏。料理では食材として、日本料理店では珍しいキャビアやトリュフなども使用し、新たな日本料理の姿に挑戦し続けています。ディナーのみの営業で、基本コースが29,000円(税、サービス料抜き)となっています。

住所:東京都新宿区神楽坂3-4
電話番号:03-5225-0807

紀茂登

「紀茂登(きもと)」は元々神戸にお店を構えており、2010年の開業以来、神戸を代表する日本料理店として多くの人に愛されてきました。東京・神楽坂に店舗を移転したのが2018年10月で、これまでの名声が陰ることなく、日々洗練された日本料理を提供し続けています。

お店はカウンターが8席あり、昼夜共通でおまかせコースが4万5,000円からとなっています。店主の木本泰哉氏が構築した独自のルートで仕入れた極上の和の食材の数々を、一度堪能してみてはいかがでしょうか。

住所:新宿区東五軒町5-5
電話番号:非公開

阿部

牛込神楽坂駅から徒歩3分ほどの場所にある「神楽坂 阿部(かぐらざか あべ)」。ミシュランガイド東京2020で1つ星を獲得したことでも知られていますが、おまかせコースは1万5,000円からと高級割烹の中では比較的低価格で、職人の洗練された技を味わうことができます。

接待などでも使われることが多く、大切な日に訪れてもはずさない名割烹と言えます。料理を引き立てる和の食器も美しく、五感で日本料理を堪能できるでしょう。

住所:東京都新宿区北町21 第2信幸ビル 1F
電話番号:03-6280-7990

食事の後は、こちらも名高い神楽坂のバーへ

神楽坂はバーの名店も多いエリアです。名割烹料理店での食事の後は風情が残る大人の街で、しっとりとした時間をバーで過ごすのも一興でしょう。「神楽坂×割烹×バー」という新たな大人の夜をぜひ。

文・J PRIME編集部

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