スポーツ賭博ビジネス
(画像=Nomad_Soul/Shutterstock.com)

モトリーフール米国本社、2019年9月16日投稿記事より

ちょうど1年前、米国最高裁は全米の州でスポーツ賭博を許可しました。

カジノ会社は、できるだけ多くの州にスポーツ賭博施設とシステムを提供して、多くの人々にアプローチするための提携を行っています。

ここでは、今後10年間のスポーツ賭博ビジネスにおいて、何に注目すべきかを見てみましょう。

なお、特に明記のない限り、数値は執筆時点のものです。

シーザーズ・エンターテインメントの早期の取り組み

シーザーズ・エンターテインメント(NASDAQ:CZR)はドラフトキングスと提携して、スポーツ賭博を早期に開始しました。

既に7つの州でスポーツ賭博を実施しています。

また、エルドラド・リゾーツ(NASDAQ:ERI)との合併は、シーザーズの規模を拡大し、潜在的な顧客ネットワークを拡大します。

カジノ企業にとって、規模が有利に働くものであるということがよくわかります。

MGMは幅広い賭博ネットワークを構築

MGMリゾーツ(NYSE:MGM)は、国内最大のカジノネットワークの1つであるだけでなく、他業種との提携も構築しています。

バッファロー・ワイルド・ウイングス(カジュアルダイニングレストランおよびスポーツバー)との最近の契約により、これまで合法ではなかった場所での賭博が可能になるでしょう。

MGMは、NBA(北米男子プロバスケットボールリーグ)、WNBA(北米女子プロバスケットボールリーグ)、NHL(北米プロアイスホッケーリーグ)、およびMLS(北米プロサッカーリーグ)と提携しています。

シーザーズはNFL(米国プロアメリカンフットボールリーグ)との契約を獲得しましたが、MGMは各種プロリーグとの提携でリードしています。

カジノのシステムサプライヤー

インターナショナル・ゲーム・テクノロジー(NYSE:IGT)は、米国ではスポーツ賭博の顔にはなりませんが、一部カジノの主要なサービスプロバイダーです。

同社のPlaySportsプラットフォームは、Resorts World Catskills(ニューヨークのキアメシャ湖にあるカジノおよびホテル)でのスポーツ賭博システムを提供しています。

同社のプラットフォームは現在、8つの州で利用可能です。

小規模のカジノが大規模なカジノネットワークと競争するための重要なシステムとなっています。

スポーツ賭博の事業機会は長期的には数十億ドル規模

現時点で、スポーツ賭博市場の正確な規模は不明確です。

なぜなら、現在合法である州はわずかしかないためです。

カジノにとって、この事業機会は長期的には数十億ドルの価値があります。投資家はどのカジノグループが勝つかを注視する必要があります。

文・The Motley Fool Japan編集部/The Motley Fool Japan

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