米国株動向
(画像=Teeraphan Pensupha/Shutterstock.com)

モトリーフール米国本社、2020年1月19日投稿記事より

著名投資家の最近の株式投資を見てみると、いくつかの有望な投資アイデアが見えてきます。

今回は、エクソン・モービル(NYSE:XOM)、ウェイフェア(NYSE:W)、ネットフリックス(NASDAQ:NFLX)を取り上げてみました。

1. エクソン・モービル

有名な株式投資ファンドであるヒルマンファンドは、非常に割安になっているエネルギー関連株を購入しています。

エネルギー関連株が割安になっている背景の一つとして、油田開発投資等による債務水準の上昇があります。

エクソンは12月に、南米ガイアナ沖のMako-1で石油の新しい発見をし、さらなる開発投資をすると発表しました。

エネルギー関連株が安くなっているもう一つの理由は、石油を使わない電気自動車の台頭です。

電気自動車が主流になるのは、少なくとも10年先で、それまでは、石油需要は堅調に推移するとの見方があります。

エクソンの経営陣は、石油価格が上がらなくとも、増設効果で今後5年間で利益を倍増できると考えています。

エクソン株は5%ほどの配当利回りとなっており、過去25年間で最高水準となっています。

2. ウェイフェア

オンライン家具店のウェイフェアは、四半期ごとに堅調に売上が伸びています。

同社の第3四半期の前年比36%の増収率は、家具市場が実店舗からオンラインへと移行していることを表しています。

しかし、この数年間、株価は上下しています。

増収率が鈍化したことにより投資家が同社株式を売却したため、2019年後半に株価はほぼ半分になりました。

しかし、第3四半期に、バリュー投資を信条とする投資会社Ruane Cunniff&Goldfarbがウェイフェア株式を100万株以上購入しました。

株価が不安定な理由の1つは、アナリストが同社の収益性の変動を理解するのに苦しんでいるためのようです。

ウェイフェアは、マーケティングやグローバル展開に多額の投資を行っており、長期的な成長に期待できそうです。

3. ネットフリックス

2010年初頭にネットフリックスへ10,000ドル投資していれば、現在は432,000ドルになっていました。

ストリーミングの最初の10年間は、加入者にとってもネットフリックスの株主に目覚ましい局面でした。

ネットフリックスは2012年以来、ストリーミング業界での競争の激化に備えています。

CEOのリード・ヘイスティングスは、エンターテインメントの未来がデジタル化されることを予測し、同社を新しいエンターテインメント時代の道を開く存在と位置付けました。

オリジナルコンテンツを増やし続けることで多くの加入者が生まれ、現在では全世界で1億5800万人もの人が加入しています。

新規加入者は、ネットフリックスの比類なきコンテンツに魅力を感じています。

しかし、一部の投資家は、コンテンツの作成のために年間100億ドル以上を借金するという同社の決定に懐疑的です。

ただし、ネットフリックスの加入者は増加し続けています。

世界の有料加入者は、第3四半期に21%増加という高い数字を記録しました。

経営陣は第3四半期の株主の手紙で「素晴らしいコンテンツは確かに費用が掛かります。

しかし、ビジネスへの影響を考えれば、大胆に投資すべきです」と述べました。

コンテンツへの巨額の投資が報われていることは、加入者の増加からわかります。

少数の賢明な投資家は、経営陣の見方に同意しています。

第3四半期には、2つの有名なヘッジファンド、ローンパイン・キャピタルとリーエインズリーのマーベリック・キャピタルがネットフリックスの株式を購入しました。

株価は、予想PERが62倍ですから、割高に見えます。

しかし、世界ではコンテンツがより高価になり、その需要が高まっています。

ネットフリックスは、非常に多くのジャンルにわたって競争力のあるコンテンツを提供できる世界で数少ないストリーミングサービスです。

割安さか成長性か

エクソン・モービルは割安株ですが、ウェイフェアとネットフリックスはグロース投資家にとって魅力的だと思われます。

モトリーフールの同僚は、投資家が2020年に購入すべき上位20銘柄に、ウェイフェアとネットフリックスを選びました。

文・The Motley Fool Japan編集部/The Motley Fool Japan

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