米国株動向
(画像=Jelena Zelen/Shutterstock.com)

日本でも多様な働き方が浸透しつつあります。

ノマドワーカーやフリーランス、会社員でも出社せずにリモートワークで仕事をする人も今では珍しくありません。

このような時代背景もあり、世界的にリモート会議の需要は拡大しています。

そんな時代の波に乗っている注目銘柄が2019年にIPOされたズーム・ビデオ・コミュニケーションズ(以下Zoom)です。

ティッカーシンボルはZM(NASDAQ:ZM)。

オンライン会議ができるシステム自体はZoom以外にもたくさんあります。

しかしZoomは遠隔会議が多いフリーランサーや会社員から熱烈な支持を集めている優れたソフトです。

本記事では注目銘柄Zoomをご紹介します。

ZoomはWeb会議システムのソフトウェア企業

ズーム・ビデオ・コミュニケーションズ(Zoom)はビデオ会議、音声会議、チャット、ウェブセミナーなどのビデオコミュニケーションを提供しているアメリカの企業です。

マルチデバイス対応で、パソコンでもスマートフォンでもデバイスを選ばずにオンラインで快適なコミュニケーションがとれるソフトウェアを提供しています。

2019年にナスダック市場でIPOされた注目銘柄でもあります。

Zoomは本当に優れたビデオ会議システムなのか?

オンラインビデオチャット自体は特に真新しいサービスではありません。

例えばskypeやslackなどの海外のコミュニケーションソフトを仕事で使っている人も多いのではないでしょうか。

日本発ですとchatworkも広く使われています。これらのソフトは全てオンラインビデオ機能を使うことができます。

しかしオンラインビデオチャットを実際に使ったことがある人なら経験があると思うのですが、音声がいきなり途切れたり同時接続数が増えると急に回線が落ちてしまったり、動作が重くなってしまったり、ユーザーインターフェイス(UI)が使いづらかったりという問題が従来のソフトでは多くありました。

大切なミーティングで回線がよく途切れたり、声が聞きづらくなったりするのはユーザーにとってストレスがたまります。

場合によっては大きな商談にも悪い影響があるかもしれません。

しかしZoomは独自のデータ圧縮技術によってモバイル回線でも安定したサービスの提供を実現し、さらに同時接続でも安定していると評判が高いサービスです。

私ごとで恐縮ですが2019年末にとあるライターの忘年会に出席しました。

遠方に住んでいる方も多くオンラインで遠方の人も参加できるように、ビデオ会議システムを用いた忘年会となりました。

そこで実際に選ばれたのがまさにZoomのシステム。

テレフォンカンファレンスに慣れた幹事がZoomのシステムをうまく使い、会場の大型モニターにオンラインで現地の忘年会の様子を映しながら、遠方の参加者とインタラクティブなコミュニケーションをとれるようにしました。

さらに、Zoomが途切れた場合はslackでオンラインチャットでも忘年会に参加できるように配慮する形でした。

Zoomの同時接続は実施にとても安定しておりオンラインとオフラインが融合した今時の忘年会は成功。

この時にZoomのWeb会議システムが改めて優れていることを実感しました。

Zoomはリモートワーク・会議が盛んになれば自ずと需要が拡大する

Zoomはリモートワーク・会議が盛んになれば自ずと需要が拡大します。

世界的にフリーランスやリモートワーク、遠隔会議が当たり前になれば優れた通信環境を提供できるZoomのシェアは拡大していくでしょう。

ZoomのIR情報でも売上が順調に伸びていることが強調されています。

既存のオンラインビデオ会議システムにはなかった安定したZoomの提供する通信環境は広くユーザーに支持されており、投資対象としても魅力的です。

Zoom以上の通信環境を提供できるサービスが登場しない限り、Zoomは今後もシェアを拡大し続けるのではないでしょうか。

Zoomはズーム・フォンも積極展開

Zoomはズーム・フォンも積極展開しています。

電話とZoomをシームレスに使えます。

具体的なイメージはZoomのYouTube公式チャンネルを見た方が早いかもしれません。

Zoomは積極的に便利な新機能を拡張しており、オンラインビデオ会議のサービスに今後どのような付加価値をつけていくのかも投資家として注目しておくとよいでしょう。

Zoomは2019年IPO。今後の高値を抜くかに注目

Zoomは2019年にIPOされましたが2020年1月現在、2019年の6月〜8月ごろにつけた100USD以上の高値から下落し70USD前後の値がついています。

IPO銘柄は多くの場合、一度高値をつけても一旦、下がって底うねりをする時期が続きます。

大切なのは2019年の高値を抜けるかどうかです。IPO直後、話題になりしばらく落ち着いてから真価が試されます。

かつてのフェイスブックなどの成長銘柄もIPO直後はしばらく高値を抜けずにいた時期があります。

しかしフェイスブック株もIPOから高値を抜けてからは大きく上昇していきました。

Zoomはまだ相場的には若い時期にあるため、新しく米国株投資に参入した方で成長株投資をしたい方は注目しておくべき銘柄のひとつでしょう。

Zoomのチャートと決算発表をしっかりしておけばチャンスが巡ってくるかもしれません。

文・The Motley Fool Japan編集部/The Motley Fool Japan

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