入浴剤,種類,効果
(画像=Kryvenok Anastasiia/Shutterstock.com)

暖かくなるにつれて、お風呂はシャワーだけですませてしまうという人も多いのではないでしょうか。しかし、お風呂に浸かることは、体を温め新陳代謝を高めるだけでなく、ストレスコントロールにも有効です。たとえば37〜40度程度のぬるめのお風呂なら、リラックス時に優位に働く副交感神経を活発化させることができます。気温や環境の変化からストレスがたまりやすいこの時期こそ、しっかり湯船に浸かりましょう。

せっかくお湯を張るのですから、効果は最大限にしたいもの。そこで入浴剤の力を借りましょう。入浴剤は、香りはもちろん、その効果が異なるさまざまな種類があります。意外に知られていない入浴剤の選び方を考えていきます。

入浴剤は大きく6タイプ

入浴剤は、大きく、「無機塩類系入浴剤」「炭酸ガス系入浴剤」「生薬系入浴剤」「酵素系入浴剤」「スキンケア系入浴剤」「発汗系入浴剤」の6つに分けることができます。

もっとも一般的なのは「無機塩類系入浴剤」で、温泉由来成分から作られています。主成分はミネラルで、それらが皮膚のたんぱく質と結合し、皮膚にベールを作ることで、湯冷めしにくくしてくれるというメリットがあります。そのため冷え性で悩んでいるという方におすすめです。

「炭酸ガス系入浴剤」も入浴剤としてはおなじみ。炭酸水素ナトリウムなどの炭酸塩とクエン酸などの有機酸類を組み合わせることで炭酸ガスが発生するため、お湯に入れるとシュワシュワと泡が出ます。実際、炭酸ガスが皮膚から浸透して血流を促進、新陳代謝がよくなることで、体の痛みや疲労の回復に効果的です。

「生薬系入浴剤」は、しょうやがみかんの皮などの生薬やハーブが主成分となっています。その効果は含まれる植物によってさまざま。リラックス効果があり、寝つきが悪い、ストレスが溜まっているという方におすすめです。

肌の調子を整えてくれる入浴剤

女性にうれしいのが、「酵素系入浴剤」「スキンケア系入浴剤」「発汗系入浴剤」の3つ。
「酵素系入浴剤」は、無機塩類系にたんぱく質分解酵素を配合したもので、毛穴の汚れや老廃物の除去を促してくれます。

「スキンケア系入浴剤」は、その名のとおり肌をきれいにしてくれる効果が期待できます。無機塩類系に保湿成分を含めることで、皮膚の角質を軟らかくし、保湿成分が深く浸透するため、肌全体の調子を整えてくれます。また、汗疹やひび、垢切れの予防にもなるので、乾燥肌の方に向いています。

「発汗系入浴剤」は、無機塩類系や炭酸ガス系に発汗作用を高める成分を配合した入浴剤です。これで半身浴をすると、心臓への負担を少なく全身を温めることができ、脂肪も燃焼されやすくなります。

入浴剤の効果を最大限に発揮するためには

入浴剤はただ入れればいいというものではなく、お湯に十分溶け出してこそ効果が得られるもの。お風呂に入る前に入浴剤を投入し、完全に溶けてから入浴するのが正しい方法です。特に「炭酸ガス系入浴剤」は、いかにもシュワシュワ溶け出している最中に入るのがいいものと誤解しがちですが、最も効果が期待できるのはすべて溶け出した後となります。やはり入浴前にしっかり溶かしておきましょう。

また、入浴剤に含まれる保温効果などの有効成分が流れてしまわないように、お風呂後のシャワーは最小限にしましょう。それから、効果を得たいからとむやみにたくさん入れるのもNGです。思わぬ肌トラブルを招く原因になるので、必ず適量を守りましょう。

お風呂は毎日のルーティンのひとつですが、入浴剤を変えるだけでも新鮮な気持ちになれるもの。目的に応じて色々と試しながら、自分にとってベストなものを探してみましょう。

文・J PRIME編集部

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