白ワイン,シャルドネ
(画像=Cozy Home/Shutterstock.com)

「シャルドネ」は白ワインにおいて定番の超頻出種です。「白ワインの王様」とも呼ばれ、ワインの基本中の基本であるため、さまざまな楽しみ方があります。この記事ではシャルドネの味わいや世界の名産地などについて解説していきます。

「シャルドネ」はフランス・ブルゴーニュ地方が原産

シャルドネは白ワイン用に栽培されるブドウの品種の一種で、フランスのブルゴーニュ地方が代表的な原産地です。ブドウの育った産地や気候で味わいや香りが変わることでも知られています。例えば暖かい産地のブドウを使った場合は果実の甘さが目立ち涼しい気候のものは酸味が強くなる傾向です。

また、暖かい地方の産地のシャルドネは、トロピカルフルーツのような香りがします。逆に涼しい地方の産地のシャルドネでは柑橘系のレモンやライムなどに似た香りがすることが特徴です。全体的にはコクがあり芳醇なワインとして根強い人気を誇っています。

名産地フランス、チリ、アメリカなど、各国の特徴

シャルドネの代表的な原産地はフランスのブルゴーニュ地方であることは前述の通りです。しかしいまではチリやアメリカなどさまざまな国でもシャルドネ種が栽培されています。各国でそれぞれに違った味わいのワインとなることも、シャルドネの魅力の1つです。フランスを含む名産地として知られる国を紹介していきましょう。

フランス:ブルゴーニュやシャンパーニュ

まずはシャルドネの原産地でもある「フランス」ですが、やはりブルゴーニュ地方のシャルドネは外せません。例えば辛口のシャルドネの名ワインとして知られる「アルベール・ビショー ブルゴーニュ シャルドネ ヴィエイユ・ヴィーニュ」は1831年創業の名家「アルベール・ビショー」ブランドのワインです。樹齢約25~35年のブドウを使っていることで知られています。

レモンにも似た柑橘系の香りが特徴でしっかりとした果実のうまみを閉じこめたシャルドネの傑作ワインです。そのほかフランス国内の名産地としてはシャンパーニュ地方も有名でシャルドネ種100%で造られる「ブラン・ド・ブラン」は甘く魅惑的な香りや清涼な酸の味わいが特徴とされています。

アメリカ:カリフォルニア地方が名産地

アメリカでは特にカリフォルニア地方がシャルドネの名産地として有名です。その中でも人気の「ロバート・モンダヴィ ウッドブリッジ シャルドネ」は、「カリフォルニアワインの父」という異名も持つロバート・モンダヴィ氏のワイナリーが造りあげている、ほどよい酸味が特徴の名ワインです。

カリフォルニア州のシャルドネは、ノースコースト、セントラルコースト、サウスコーストなど5つに分類されます。エリアごとに異なる味わいや香りを持ちますが、温暖で日照時間が長い地区でワイン作りが行われていることから、全体にトロピカルフルーツの香りが特徴です。

チリ:コキンボ地方やカサブランカ・ヴァレー

チリにおけるシャルドネの名産地は、チリ北部のコキンボ地方やチリ中部のカサブランカ・ヴァレーなどです。太平洋とアンデス山脈に囲まれた豊かな自然環境の中で育ったワインは、ほかの国のシャルドネにひけをとらないアロマのような香りとフルーティーな深い味わいが全体的な特徴となっています。

チリの代表的な銘柄の1つが「モンテス・アルファ シャルドネ」です。カサブランカ・ヴァレーで造られたワインで、収量を一定程度に抑えたブドウを使っているため、低価格ながら高品質な白ワインです。

うまみの強い料理でシャルドネとのマリアージュを楽しもう

せっかくシャルドネを楽しむなら合わせる料理も重要です。コクがあり芳醇なシャルドネには、うまみの強い料理とのマリアージュがぴったりでしょう。里芋などの根菜をふんだんに使ったグラタンやナスの南蛮漬け、牛肉の炒め物などとの相性が抜群です。自分好みのシャルドネに合わせ、一度試してみてはいかがでしょうか?

文・J PRIME編集部

>>会員登録して限定記事を読む

【関連記事】
第三の世界の味が開ける ワインと料理のマリアージュ「ペアリング」のすすめ
富裕層が4万円のワイン「オーパスワン」のコスパがいいという理由
味だけではない「最高級ワイン」でもてなす極意
グラスはワインの額縁! ワインにハマらない人はグラスを間違えている?
シャンパンとスパークリングワインは別物って知ってた? 知っておくべきワインの基礎知識
パーティーに欠かせないスパークリングワイン お気に入りの1本を探す