東京オリンピック,チケットなし
(画像=StreetVJ/Shutterstock.com)

東京オリンピック・パラリンピックの開催がいよいよ迫ってきました。一生に一度となるかもしれない地元五輪なので是非現場で見たいところですが、チケットを取れなかった人も多いのではないでしょうか。そのような方にはチケットなしでオリンピックを楽しむ方法として、パブリックビューイングやイベントがおすすめです。今回も都内など各地でライブ会場が出現します。さまざまな形で行われる東京オリンピックのパブリックビューイングやイベントを紹介します。

進化系パブリック ビューイング

試合会場ではなくても、大勢が集って大画面で観戦し、感動を分かち合えるパブリックビューイング(PV)。ラグビーワールドカップでも熱狂を生みましたが、東京五輪を前に大きく進化しようとしています。

大会期間中、PVを中心に競技体験やステージイベント、飲食や物販の売店などが企画される「ライブサイト」が各地に登場します。観戦するだけでなく、フェスのような感覚で1日過ごす、隙間時間に立ち寄るなど、いろいろな楽しみ方ができそうです。

組織委員会が都や自治体と共催する「東京2020ライブサイト」は、都内や被災地など30ヵ所の会場が発表されています。最大規模となる代々木公園は、1日3万5,000人の来場を想定、大型のスポーツエンタメ空間となると予想されます。都内では、井の頭公園、駅近の池袋西口公園や東京都庁舎などの会場も予定されています。

NHKは、全国の放送局などでPVを実施する予定です。8Kの超高精細な映像で、開会式や陸上などの主要種目を中心に放送を検討中とのことです。東京では大型スクリーンを設置した会場の開設も計画されています。

NTTは、競技の空間そのものを別の場所に伝送し、3Dでリアルタイムに再現できる映像通信技術「Kirari!」を準備しています。この技術が活用されれば、競技会場から離れた場所でも目の前に選手がいるような臨場感で観戦できるかもしれません。

地元から気軽に応援

PV会場の周辺など、全国2,000カ所に「応援村」が設置される見通しです。五輪をきっかけに地域を活性化する目的で地方自治体などが主催し、飲食や物販、スポーツ体験、VR視聴などを楽しめる場を住民や観光客に提供します。

会場は大規模な公園や駐車場から、中小規模の福祉施設や寺社、廃校、体育館、保育園、事業所、庁舎スペース、公共ホールなど、自宅の近くで気軽に参加して応援できる場を想定。PV会場と応援村を行き来しながら楽しめそうです。

競技観戦以外のスポットも充実

各国が魅力をアピール

大会期間中、世界の国々や競技団体が集い、それぞれの国や競技の魅力を紹介する「パートナーハウス」が都内各地にオープンします。各国の大使館が自国のPRや観光誘致を目的に開放されるほか、スポンサー企業がサービスや技術を披露する場となります。

スイスは原宿のギャラリーThe Massで開催し、スイス料理や芸術、音楽などを楽しめる場にするとしています。フィンランドは、大使館の敷地内に自国の木材を使った「メッツァ・パビリオン」を開設し、期間限定で一般開放する予定です。サウナの本場として関連グッズなどの販売を検討しているほか、選手たちの記者会見などもここで行われるかもしれません。

選手の練習見学も

臨海副都心エリア全体が、都市とスポーツが融合する東京五輪の象徴「TOKYO WATERFRONT CITY(トーキョーウォーターフロントシティ)」となり、聖火台を中心に7つの競技会場、パートナー企業が出展するパビリオンなどのショーケーシングエリア、オフィシャルショップなどのメガストアが置かれます。

中でも「プレイグラウンド」という取り組みでは、観戦チケットがなくても、スポーツクライミングや3人制バスケットボールの直前練習を見学できる五輪初の試みを実現します。選手とハイタッチで触れ合えるチャンスがあるかもしれません。競技がない日にはウォームアップエリアで競技体験もできます。

文・J PRIME編集部

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