ウイスキー,飲み方,種類
(画像=aekachai lungmin/Shutterstock.com)

お酒は大人のたしなみですが、飲み方としては、「飲めればいい」時と「おいしいお酒をゆっくり飲みたい」時とで分かれます。その「モード」の違いが特に如実に現れるのがウイスキーを飲む時でしょう。

ワインや日本酒と同様に、ウイスキーも種類によって味は大きく異なりますが、その満足度の違いはもしかすると数あるお酒の中で最も変化に富んでいるかもしれません。ここでは、単一の蒸留所で造ったモルト(大麦麦芽)100%のウイスキーである「シングルモルト」に注目します。

ウイスキーの飲み方は非常に多様

ウイスキーの楽しみ方が豊富なバリエーションを持つ理由の1つは、その飲み方の豊富さにあります。ストレート、ロック、ソーダ割など、さまざまなパターンがあります。ウイスキーと常温の水を1:1で割る「トワイスアップ」という飲み方は、香りを最大限に楽しめる飲み方として知られています。

また甘みのあるリキュールなどと合わせたカクテルにもできます。ウイスキーと甘みのあるドランブイを合わせると「ラスティネール」、アマレットを合わせると「ゴッドファーザー」など、お洒落な名前を話題にする楽しみ方もあるでしょう。さらに、楽しむ際のシチュエーションは、カジュアルなレストランからラウンジ、大人の隠れ家バーなど幅広いことも特徴です。

それらを掛け合わせると、多様性のある楽しみ方ができるのです。友人と楽しみたい、大切なビジネスパートナーをもてなしたい、1人の時間を大切にしたいなど、どんな場面でもその場を味わい深いものにしてくれるのです。ウイスキーの奥の深さが垣間見えます。

個性的なシングルモルトの魅力

蒸留所の個性が色濃く発揮されるシングルモルトは、ウイスキーを楽しむ上で欠かせない存在です。シングルモルトを代表するスコッチの産地には、スコットランド北西部のアイランズ、北東のスペイサイド、中部に近いハイランド、南部のアイランド、ローランド、キャンベルタウンなどがあります。

例えば、アイランズは北西部に浮かぶ島々のウイスキーを総称した呼び名です。個性は島ごとに異なり、スカイ島で造られる「タリスカー」は、海の潮と黒ゴマを感じさせる味わいで日本でも人気を集めています。また、アイラはスモーキーな香りが特徴で、「アードベック」はスモーキーさと少し繊細な甘さが合わさったクセになる味わいといわれています。スペイサイドの「ザ・マッカラン」は、マイルドな口当たりで定番と言えます。スペイ川の質の良い水源で生まれ、シェリー樽の香りによる上品さが特徴です。

ウイスキー通と呼ばれたいなら知っておきたい2つのキーワード

ウイスキー通と呼ばれたいと密かに思う人も多いでしょう。そこで、いくつかのキーワードを紹介します。おなじみなのが「フィンガー」です。グラスの底から指1本分の量をワンフィンガー、2本分をツーフィンガーと呼び、シングル、ダブルとほぼ同義です。決して、指2本で混ぜる、わけではないのでご注意を。

「ショット」も、量を示す単位です。日本では1オンス(30ml)で、シングルでウイスキー1杯を示すのが一般的です。「ニート」はストレートと同じ意味です。ウイスキーそのものの味を楽しめます。「ピート」は泥炭と呼ぶ燃料の一種で、ウイスキーに独特なく燻製の香りを与えるといわれています。

このほか、通常のウイスキーが瓶詰めの際に加水するのに対して、それをしないものを「カスクストレングス」と呼んだり、スコットランドのゲール語で乾杯を意味する言葉「スランジバー」などがあったりもします。

お酒の種類、さまざまな飲み方、幅広いシチュエーションなど、無数の楽しみ方を持つウイスキーは、知れば知るほど奥深い魅力を見せてくれます。

文・J PRIME編集部

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