登山×ランニング,スカイランニング
(画像=sportpoint/Shutterstock.com)

「スカイランニング」が、今密かなブームになっています。「登山×ランニング」という新たなスポーツですが、どのような競技なのでしょうか。トレイルランニングとは、何が違うのでしょうか。詳しく解説します。

「スカイランニング」とはどのような競技?その歴史は? 

一般的にランニングは走る距離がポイントになりますが、スカイランニングのポイントは「標高差」です。スカイランニングは、主に山で行う「空に向かうランニング」で、1990年代前半に広がり始めた新たなスポーツです。

日本スカイランニング協会によると、世界最古の記録会は1895年にイギリスで、日本では1913年に静岡県御殿場市で初めて開催されたそうです。1998年に世界選手権が始まり、国際山岳連盟とのパートナーシップ協定によって世界的に認知されるようになりました。

スカイランニングの主な舞台は山ですが、超高層ビルや各国のランドマークとなっているタワーなどでも、スカイランニングの競技が行われています。

「トレイルランニング」との違いは?

スカイランニングに似たスポーツに「トレイルランニング」がありますが、これらは別のスポーツです。

トレイルランニングも山で行われることはありますが、基本的には走行距離、すなわち水平方向の移動に重きをおいたスポーツです。そのため、舗装されていない砂漠地域などもトレイルランニングのフィールドとなり、これらは異なるスポーツとして扱われています。

スカイランニング7種目を解説

スカイランニングには、7つの種目があります。日本スカイランニング協会は「登り下り系種目」として2種目、「駆け登り系種目」として3種目、「複合系種目」として2種目を紹介しています。

登り下り系種目:「SKY」「ULTRA」

登り下り系種目は「SKY(スカイ)」と「ULTRA(ウルトラ)」の2種目で、SKYは走行距離が20~49キロメートルの中距離、累積標高差が1,300メートル以上のレースです。代表的なレースに、「SKYMARATHON(スカイマラソン)」や「SKYRACE(スカイレース)」などがあります。

「ULTRA」は、SKYよりも累積標高差が大きく、走行距離も長いです。距離は50~99キロメートル、累積標高差は3,200メートル以上で、スカイランニングの中でも「鉄人レース」と呼ばれるほど過酷です。

駆け登り系種目:「VERTICAL」「SKYSPEED」「SKYSCRAPER RACING」

駆け登り系種目のポイントは、「傾斜」です。「VERTICAL(バーティカル)」は平均20%以上の傾斜、「SKYSPEED(スカイスピード)」は平均33%以上の傾斜が必要とされ、超高層ビルの階段で行われる「SKYSCRAPER RACING(スカイクレイパーレーシング)」では、平均45%以上の傾斜が求められます。

複合系種目:「SKYBIKE」「SKYRAID」

「SKYBIKE(スカイバイク)」と「SKYRAID(スカイレイド)」は、マウンテンバイクやスキーなどを組み合わせた複合種目で、SKYRAIDは長距離をチームで戦います。

実際に始める際は入念な準備を

スカイランニングは自然発生的に始まったスポーツであり、誰でも始めることができます。しかし、実際に山で走る際は入念な準備が必要です。日本スカイランニング協会が研修会を開いているので、スカイランニングを始める際は受講することをおすすめします。

文・J PRIME編集部

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