人間ドック
(画像=Blue Planet Studio/Shutterstock.com)

通常4〜5万円程度で受診できる「人間ドック」ですが、世の中には数百万円かかる高級人間ドックも存在します。利用者はその価値を理解している富裕層で、健康への投資として決して高くない買い物だと考えています。このような富裕層ならではのお金の使い方と考え方を紹介していきます。

■富裕層はなぜ人間ドックに数百万円を費やすのか

「身体が資本」という言葉があります。成功を果たした経営者であったとしても、身体を壊してしまっては事業を続けられなくなります。事業が大きくなればなるほど動かす資金も大きくなるもの。少しの間の戦線離脱が経営に大きなダメージを、もしかしたら億単位のダメージを与えることも大いにあり得ることです。

そうしたことを考えれば、自身の病気の兆候を最先端の機器によって詳しく調べることができるのであれば、富裕層にとって数百万円というお金は決して高い買い物ではありません。

また企業経営者にとっては、本人の行動が株価に影響を与えることもあり得ます。特に医療施設を訪れたという情報が広がると、経営する企業の先行き不安につながることもあるからです。この点、完全にプライバシーが確保され、ほかの患者との接触も少ない高級人間ドックであれば安心です。

■富裕層ならではのお金の使い方・考え方

このように富裕層ならではのお金の使い方はほかにもあります。いくつか紹介していきましょう。

集中できる環境への投資:仕事に集中するため高級ホテルを利用

超高級ホテルを仕事場所として利用する人は世の中にどれだけいるでしょうか。実際には一定数、存在します。そしてその多くが富裕層です。富裕層たちは仕事に極限まで集中するために高級ホテルを利用しているのです。

集中力を高めるためには適した環境が求められます。騒音がなく、周囲の喧騒からも切り離され、来客も制限できる高級ホテルは、宿泊場所としてだけではなく仕事に集中する特別な時間を確保するためにも適しています。窓からの眺望は仕事の疲れを癒し、ルームサービスで部屋から出ずに最高級の料理を食べることもできます。

知識への投資:1回数万〜数十万円のセミナーに参加も

知識への投資を惜しまないことも富裕層の特徴であると言えます。これは冒頭で説明した「健康」への投資と似た考え方で、富裕層であり続けるためには、世の中の潮流をしっかり掴んでおく必要があります。そのため1回の参加費用が数万〜数十万円のセミナーなどに参加する富裕層も少なくありません。

最近ではオンラインサロンの開設者との高級ディナーに参加する富裕層も目立つようになってきました。お金を払うことで各界の成功者から直接話をできるのであれば、1回の高級ディナーが10万円以上であっても決して高いと感じることはないのです。

子供の教育への投資:留学や私学進学は当たり前

子供の教育に対する考え方も、富裕層であれば一般の人とは少し異なるケースが多いでしょう。時間のみが全ての人間にとって平等であることを理解している富裕層であれば、子供の限られた時間に、より濃い教育を受けさせたいと思うはずです。

例えば英語を身につかせるためであれば欧米圏に留学させ、通う学校も、学力の向上が期待できるのであれば私立校にも積極的に通わせます。音楽や芸術であれば、高額を支払ってその道の一流のプロに家庭教師をしてもらうというのも、この時間に対する富裕層ならではの考え方の表れであると言えます。

■世界では「富裕層向けのビザ」も

世界有数の観光大国である東南アジアのタイでは、富裕層向けのビザが存在します。ビザの有効期間などが優遇されるため長期滞在ができ、空港でも特別待遇で入出国できるようになります。

このビザを取得するためには多額の資金が必要ですが、ビザ更新の手間の削減や出国までの時間の節約を考えれば、タイへの行き来が多い富裕層にとっては決して高い買い物とは言えないでしょう。

人間ドックに高額セミナー、そして富裕層向けビザ……。世の中には富裕層向けの知られざるさまざまなサービスが存在します。それらは、より時間を効率的に、深度深く充実して過ごしたい富裕層ならではのニーズに対応するものだといえるでしょう。

文・J PRIME編集部

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