米国株動向,ネットフリックス
(画像=BigTunaOnline/Shutterstock.com)

モトリーフール米国本社、2019年12月2日投稿記事より

昨年末、ストリーミング(定額動画配信)大手のネットフリックス(NASDAQ:NFLX)は、一部の海外市場で安価なモバイル専用サブスクリプションプランの試験導入を公表しました。

同社は現在、インド、マレーシア、フィリピンでテストしています。

インドの通常のサブスクリプションプランは月額6.98ドル、9.08ドル、11.18ドルに相当するものがありますが、モバイル専用プランの場合は2.78ドルです。

インドの人口は約14億人で、約2億9800万世帯あります。

そのうち、固定電話回線のインターネット接続があるのは約1800万世帯だけとみられます。

インドには推定3億7400万人のスマートフォンユーザーがおり、これは2022年までに4億4200万人に増加すると予想されています。

ユーザー当たり売上高より全売上高を重視

モバイル専用プランを追加することでユーザー当たりの売上高は減少しますが、全売上高の増加が見込まれます。

モバイル専用プランの場合、加入する可能性が高いのはスマートフォンを持っており、固定インターネット接続がないインド人だと考えられます。

そのため、モバイル専用プランの契約者の大多数は新規契約者がほとんどでしょう。

インドの新しいモバイル専用プランを発表したプレスリリースで、ネットフリックスの製品イノベーションディレクターであるアジャイ・アロラは「インドの会員は世界で一番モバイル視聴が多く、番組や映画のダウンロードも多いです。

この新しいプランにより、外出先でも自宅でも、スマートフォンやタブレットで視聴したい人にさらにアクセスしやすくなると考えています」と述べています。

実際、インドのOmidyar Networkによるレポートでは、インド人は携帯電話を使用する時間の30%を映画のストリーミングやビデオ再生として定義される「エンターテイメント」に費やしています。

米国人はわずか18%です。

インドにおいては、ネットフリックスはディズニーが所有する「Hotstar」や「アマゾン・プライム・ビデオ」との競争に直面していますが、このモバイル専用プランによって、この競争で優位に立つことができるでしょう。

文・The Motley Fool Japan編集部/The Motley Fool Japan

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