湯河原,梅の宴
(画像=PIXTA)

毎年2~3月に神奈川県にある湯河原梅林で「梅の宴」が開催されます。この時期には、湯河原の幕山の山麓斜面に梅が咲き誇り、紅白の梅の絨毯となる様は一見の価値ありです。そんな「梅の宴」の楽しみ方と、ハイキングで巡れる源頼朝に由来するパワースポットを紹介します。

緩やかな斜面に咲き誇る紅白の梅林を眺めながら幕山ハイキングへ

2020年で25回目を迎える「梅の宴」は2月1日~3月8日まで開催されます。期間中は、オープニングセレモニーの芸妓の舞にはじまり、狂言や寄席を梅が咲き誇る屋外で楽しめます。2018年は婚活イベント「梅コン」も開催されました。紅白の梅林の中での出会いであれば、良い結果になりそうですね。2020年2月22日~3月1日の18:00~20:30は、夜の園内がライトアップされ昼間とは違った幻想的な梅林を体験できます。

ライトアップの時間帯は入園料、駐車場も無料です。湯河原は、季節に応じておすすめのハイキングコースがあります。梅の宴の時期を中心とした時期は、梅林のある幕山公園を眺められる幕山ハイキングコースのベストシーズンです。幕山公園は幕山のふもとに位置する自然を生かした公園で、山頂までは約70分。斜面も緩やかなので初心者にもおすすめのコースです。

幕山山頂からの相模灘は絶景で、春には梅だけでなく桜も楽しめるでしょう。幕山の梅林の上方には白くて大きい岩壁が目に入ります。幕を張ったような姿から幕岩(まくいわ)と呼ばれており、幕山の名前の由来となりました。幕岩は南関東有数のロッククライミングの定番スポットで、週末には多くのクライマーでにぎわいます。

満開の梅の先にはクライマーの姿がちらほら、この時期の湯河原梅林ならではの光景が広がります。

鎌倉幕府開運街道トリプルパワースポット

湯河原は鎌倉幕府と深いかかわりのある地で、源頼朝が挙兵し関東の源氏をまとめて平家を打ち破ったことでも有名です。頼朝が湯河原でパワーを受けて命を救われたという由来があり、その顕在化したパワーは「楠木(くすのき)パワー」「柏槙 (びゃくしん)パワー」「幕岩(まくいわ)パワー」と呼ばれ、この地はトリプルパワースポットともいわれています。

それぞれ、五所神社の樹齢約850年の楠木、城願寺の樹齢約900年の柏槙、そして先ほど紹介した幕山の幕岩です。五所神社の楠は、湯河原を開拓した人たちが昔から信仰し、ご利益を感じてきたスポット。頼朝が戦勝祈願したとされるのがこの楠木です。幼木だったこの木に「苦難に打ち勝ち、互いに生長を誓おう」と声を掛けたことから健康や安全、勝利にご利益があるとされています。

城願寺の柏槙は、頼朝や土肥実平らの出陣を見守り、石橋山合戦に敗れ山中に逃れた頼朝主従七騎には力を送りつづけ、無事に房総半島へ逃れるのを見守った木です。。またのちに荒廃した城願寺が再び復興していく歴史を間近で見守っていたとされ、信頼・友情・恩義にご利益があるとされています。その樹齢900年の柏槙の木は、何層にも絡みあう太い幹に圧倒され、見つめているだけでパワーを感じる場所です。

頼朝は、この湯河原の山中で次々に襲ってきた危機を、土肥の大杉・小道地蔵(頼朝寺)・しとどの窟、自鑑水、立石、兜石……など大地のパワーで乗り切ったとされています。そこを巡るルートが「頼朝開運街道」と呼ばれています。その数々の奇跡を起こした開運街道を支えたのが、幕山の幕岩というわけです。マグマと直結する柱状節理という構造の岩体で、大地のエネルギーがむき出しになっていることからも力強いパワーを感じられるでしょう。

湯河原といえばやはり温泉

温泉地で有名な湯河原ですので、やはり温泉は外せません。そこで日帰りで立ち寄れる温泉を紹介します。こごめの湯では現代版湯治ファンゴが体験可能です。ファンゴとは温泉で熟成した泥を使ったイタリア発祥の湯治のことを指します。本場では骨粗しょう症、リュウマチ、関節炎への有効性が医学的に立証されイタリアでは保険適用になっている歴史ある温泉療法です。

自然美豊かな梅と歴史が刻まれた大地の織りなすパワースポットを巡った後にはピッタリですね。心身に効き目がありそうです。

文・J PRIME編集部

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