2月22日,猫の日
(画像=Esin Deniz/Shutterstock.com)

2月22日は「猫の日」です。ずばり「2(にゃん)、2(にゃん)、2(にゃん)」で猫の鳴き声が由来となっています。1987年に愛猫家たちが作った猫の日実行委員会が制定したとのことです。全国の愛猫家からの公募によって決まり圧倒的に人気だったのがこの日でした。

「世界猫の日」は8月8日

猫の日を2月22日としているのは猫の鳴き声を「にゃんにゃん」と表現している日本だけです。例えば外国の猫の鳴き声はアメリカが「ミャアオ」、中国は「ミョーミョー」、ロシアが「ミャウミャウ」など国によって大きく異なります。

実は世界猫の日というものもあり、そちらは8月8日となっています。国際動物福祉基金(IFAW)によって制定された「世界猫の日」はなぜ8月8日なのでしょうか。どこかの国の猫の鳴き声を語呂合わせしたというわけではありません。どちらもぞろ目なのでなにか関連がありそうに感じてしまいますが、実は8月8日に決まった由来や背景は明らかになっていません。

年間2兆円以上にのぼる「ネコノミクス」効果

日本は空前の「猫ブーム」が起きています。いまやテレビやSNSなどで猫を見ない日はないほどです。猫関連の商品やサービスがもたらした経済効果の大きさから「ネコノミクス」という造語まで生まれ、年間2兆円以上になるとの説もあります。一般社団法人ペットフード協会が2017年に行った全国犬猫飼育実態調査によると猫の推定飼育数が犬の数を上回ったと発表しました。

この逆転現象は2018年も継続しました。「散歩させる必要がない」「犬に比べて飼育費がかからない」「狭い住宅環境でも飼える」「犬よりも鳴き声が小さい」といった理由から猫を選ぶ場合も多いようです。高齢化や共働きが増加し都心回帰の志向が高まっている世情を考えると納得がいきます。一方で犬は7歳以上の高齢犬の割合が多くなるなど「少子高齢化」しており、2019年も犬の飼育数が再び猫を上回ることはないと見られています。

猫はなぜ愛される?

猫が愛される理由は、単に飼いやすいからというだけなのでしょうか。まずはなんといっても、その愛らしいルックスは理由の一つです。くりくりとした大きな目にもふもふの毛におおわれた体も魅力的。動きもコミカルで愛嬌があります。また多くが室内飼いのため、そのかわいさを収めた写真や動画が撮りやすくSNSとの相性がいいのも猫ブームをけん引した理由の一つかもしれません。

次に鳴き声です。犬と比べると威圧感が少なく癒やされます。また猫が「ゴロゴロ」と喉を鳴らす音は、人間にやすらぎを与えてくれる一面があるのです。猫のゴロゴロという周波数は、約25ヘルツといわれています。人間にとって20~50ヘルツの音は副交感神経を優位にする働きがあり、免疫力や自然治癒力を高めてくれるのです。医療的にも実証されており介護の現場などでも「セラピーキャット」と呼ばれる猫たちが大活躍しています。

あとは、その自由気ままな性格でしょうか。猫は飼い主に従順な犬と違って自由に行動します。かまってあげようとすると避けられたり、そうかと思えば突然甘えてきたりもするツンデレぶりのため、なかなか飼い主の思い通りにはなりません。このような「ツンデレ」な行動は、かつて人間界でも「もてテク」としてもてはやされましたが、現在は猫のツンデレに人間が翻弄されてしまっているようです。

猫の日にやらなければいけないことは、特にありません。しかし猫を飼っている人は、一緒に暮らせることに改めて感謝をしたり、飼っていない人は、その愛らしさやかわいさを体験するきっかけの日にしてみてはいかがでしょうか。

文・J PRIME編集部

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