米国銘柄
(画像=Viktoriia Hnatiuk/Shutterstock.com)

モトリーフール米国本社、2019年9月7日投稿記事より

S&P 500インデックスを構成する配当株は、現在平均で約1.9%の配当利回りを維持しています。

いくつかの企業は、安定成長を維持しつつ平均の2倍以上の配当利回りを提供しており、配当株投資家にとって優れた選択肢となっています。

高配当利回り、健全な成長、そして増配期待で注目される米国銘柄を紹介します。

なお、特に明記がない場合、数値は執筆時点のものです。

ブルックフィールド・インフラストラクチャー・パートナーズ(NYSE:BIP)

ブルックフィールド・インフラストラクチャー・パートナーズ(以下「ブルックフィールド」)は、世界的に多様なインフラストラクチャーに投資しているMLP(マスターリミテッドパートナーシップ、共同投資事業形態の一つ)です。

公益事業、エネルギー、輸送、およびデータ部門のインフラ資産を長期運用しています。

これらの事業は、予測可能なキャッシュを創出してします。

ブルックフィールドは、このキャッシュの約65%を使用して、3.9%の配当利回りを維持しています(11月13日時点)。

ブルックフィールドは、長年にわたって優れた配当銘柄です。

設立以来の10年間、年平均成長率18%で1株当たりのキャッシュフローを成長させてきました。

これにより、ブルックフィールドは投資家への配当を、年率約11%のペースで増やしてきました。

そして、さらなる増配が見込まれます。

ブルックフィールドは、今後5年間で年間配当を5~9%引き上げるために、事業の拡張プロジェクトを進めています。

テラフォーム・パワー(NASDAQ:TERP)

テラフォーム・パワー(以下「テラフォーム」)は、北米および西ヨーロッパで風力および太陽光発電を運用する再生可能エネルギー企業です。

同社は、これらの施設の電力を長期契約で販売しているため、予測可能なキャッシュフローを創出しています。

そのキャッシュの約80%を使用して、現在4.9%の配当を支払っています(11月13日時点)。

同社は、2022年まで年率5%から8%で配当を増やそうとしています。

この根拠となるのは、最近の買収と旧来資産の収益性を改善する経営陣の能力です。

テラフォームは買収を継続しており、さらなる成長の可能性を秘めています。

これにより、将来的にはより速いペースで増配が可能との見方があります。

エンタープライズ・プロダクツ・パートナーズ(NYSE:EPD)

エンタープライズ・プロダクツ・パートナーズ(以下「エンタープライズ」)は、米国内最大級のパイプラインのミッドストリームMLPの1つです。

同社は通常、長期の固定価格契約の下で資産をリースすることで、予測可能なキャッシュフローを創出しています。

現在、キャッシュフローの60%を配当として支払うことにより、6.8%の配当利回りを提供しています(11月13日時点)。

エンタープライズの配当で特筆すべきは、その一貫した増配です。

MLPは、過去20年間連続で増配してきているのに加え、過去60四半期連続で増配を行ってきました。

そして、今後さらなる成長の見込みがあります。

エンタープライズは現在、60億ドル規模の主要プロジェクトを進めており、2020年までに大幅なキャッシュフローの増加が見込まれます。

さらに50億ドルから100億ドルの投資計画があり、これは今後数年間成長を続けるために十分な利益を生み出すと予想されています。

なお、安定成長と高配当利回りで注目される米国銘柄として、AT&T(NYSE:T、配当利回り5.2%)やエクソンモービル(NYSE:XOM、配当利回り5.0%)があります(11月13日時点)。

文・The Motley Fool Japan編集部/The Motley Fool Japan

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