健康,ウイスキー,テキーラ
(画像=Julia Sudnitskaya/Shutterstock.com)

「酒は百薬の長」とも言われていますが、ワインやビールなどの醸造酒は糖質が多く、健康を考えるならあまりおすすめできません。一方で、ウイスキーやテキーラなどの蒸留酒は糖質が少なく、健康志向の方にもピッタリです。

蒸留酒は糖質やプリン体が少ない

酒類は醸造酒と蒸留酒に大別され、醸造酒を蒸留したものが蒸留酒になります。ワインやビール、日本酒などは醸造酒、ウイスキーやテキーラ、ブランデー、焼酎などは蒸留酒に分類され、蒸留酒は世界的には「スピリッツ」という呼ばれ方をしています。

醸造酒には糖質が多く含まれていますが、蒸留酒は蒸留の過程で糖質が失われるため、結果として糖質をほとんど含んでいません。痛風の引き金になるとも言われるプリン体も醸造酒に比べると少なく、こうした点から健康のためには醸造酒よりも蒸留酒が良いとされています。

スコットランドなどがルーツとされるウイスキーの飲み方

ウイスキーの紀元はスコットランドやアイルランドにあると言われており、日本では1920年代に初めて国産ウイスキーが製造されました。日本の酒税法でいうウイスキーとは、水と発芽させた穀類を原料として発酵させるなどしたアルコール含有物を蒸留させたもののことを指します。

ウイスキーの飲み方は、ウイスキー本来の味わいを楽しむにはおすすめの「ストレート」や「オン・ザ・ロック」のほか、水割りやソーダ割(ハイボール)、ホットウイスキー、そしてウイスキーを使ったカクテルも多くあります。

ウイスキーを使ったカクテルの中で有名なものの一つが「マンハッタン」。1876年、米ニューヨークのマンハッタン・クラブでお客に出されたのが登場のルーツとされており、ウイスキーに薬草の風味がついたスイート・ベルモットなどを加え、チェリーを飾って完成させるカクテルです。

竜舌蘭を原料とするメキシコ発祥のテキーラの飲み方

テキーラはメキシコ発祥の蒸留酒で、現地では「マゲイ」と呼ばれる植物「竜舌蘭(リュウゼツラン)」を原料に発酵、蒸留などの過程を経て造られます。かつては石臼でつぶした原料などを粗雑に発酵させて造られており、その当時のテキーラは竜舌蘭の香りが非常に強く残っていたようです。

テキーラはショットグラスに注がれてストレートで飲まれることが多いスピリッツであるとも言えるでしょう。テキーラをショットグラスで飲んだあとにライムやレモンをかじるというスタイルでも有名ですが、歴史と伝統あるカクテルも複数あり、大人の嗜み方としては是非知っておきたいところです。

テキーラのカクテルの一つが「マルガリータ」。1949年、アメリカ人バーテンダーが作ったマルガリータが全米カクテルコンテストで優勝して広く知られるようになり、1968年のメキシコオリンピックも世界にその存在が広まるきっかけになりました。

オレンジの皮などで風味をつけたコアントローというリキュールなどを加えてシェイクし、グラスの縁に塩をつけたカクテルグラスに注いで完成させるカクテルです。

ほかにも、ジンやウオッカ、ラム、焼酎……

蒸留酒はウイスキーやテキーラのほかにも、ジンやウオッカ、ラム、焼酎、ブランデーなどの種類があります。

ジンはオランダが発祥とされる無色透明の蒸留酒で、穀物を原料にして造られています。ストレートやオン・ザ・ロックではあまり飲まず、カクテルにしてロンググラスやカクテルグラスで楽しむのが一般的です。ウオッカも穀物を原料にして作られています。

ラムの原料はサトウキビで、日本でも沖縄などで製造されています。また日本で製造されている蒸留酒の代表格といえば焼酎です。日本人に最も広く親しまれている蒸留酒であると言えるでしょう。

糖質やプリン体が少ないため健康にも良く、それぞれにストーリーもある蒸留酒。ぜひ大人の嗜みとして色々な飲み方を楽しんでみてはいかがでしょうか。

文・J PRIME編集部

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