米国株動向
(画像=Cassiohabib/Shutterstock.com)

モトリーフール米国本社、2019年11月19日投稿記事より

米国でプライベートブランド商品の人気が高まっており、消費者は買い物する際に、ナショナルブランド(メーカーのブランド商品)よりプライベートブランドを購入する場合が増えています。

特に会員制卸売り大手の小売業者コストコ(NASDAQ:COST)は、プライベートブランド戦略で成功を収めています。

利益率が高いプライベートブランド

以前、プライベートブランドはナショナルブランドに対して格下の扱いで、目立たない包装でナショナルブランドの横にひっそり置かれていました。

しかし、今では、プライベートブランドの存在感が増しています。

有名なプライベートブランドには、スーパーマーケットチェーンのクロガー(NYSE:KR)のSimple Truth、ディスカウントストアチェーンであるターゲット(NYSE:TGT)のGood&Gatheなどがあります。

しかしその中でも、コストコの「カークランド」が最も有力なプライベートブランドと言えるでしょう。

カークランドは、幅広い品揃えで「高品質かつ低価格」との評価を確立しています。

同社は昨年、カークランドで総売上高の約4分の1を占める390億ドル相当の売上をあげ、2017年の350億ドルから11%増となりました。

プライベートブランドで重要なのは、利益への大きな寄与です。

ナショナルブランドを扱う小売企業の利益率は1〜2%程度ですが、プライベートブランドの利益率はこれをかなり上回ります。

消費者は特定のプライベートブランド商品を求めて買い物する場所を選択

小売マーケティング機関FMIの最近の調査によると、消費者の46%は、買い物をする食品小売店舗を決める際にプライベートブランド商品は「非常に影響力がある」と答えています。

3年前の同じ質問では35%でした。

クロガーやウォルマート(NYSE:WMT)、そしてターゲットのように、プライベートブランド商品は消費者が足を運ぶ理由になっています。

コストコは、競合他社よりもプライベートブランドに関してはるかに先を進んでおり、商品ラインナップを充実させ、関連投資も拡大しています。

同社はこの10月にもプライベートブランド食品拡充のため、ネブラスカ州の養鶏場に4億5000万ドルを投資しました。

文・The Motley Fool Japan編集部/The Motley Fool Japan

>>会員登録して限定記事を読む

【関連記事】
いま世界的に「ブランドロイヤルティ」が低下しているわけ?
超富裕層が絶対にしない5つの投資ミス
「プライベートバンク」の真の価値とは?
30代スタートもあり?早くはじめるほど有利な「生前贈与」という相続
富裕層入門!富裕層の定義とは?