ラグビー,年末年始,見どころ
(画像=wavebreakmedia/Shutterstock.com)

2019年11月2日に閉幕したラグビーワールドカップ(W杯)では日本代表チームがベスト8に入る大活躍をしました。ラグビーの面白さに国民が気付いたという声もあります。年末年始は社会人、大学、高校のラグビー大会が目白押しのため、注目が集まりそうです。本記事では、ワールドカップ以外のラグビーの見どころについて紹介していきます。

W杯で活躍した選手も見られる、トップリーグ

社会人ラグビーの16チームが戦う国内最高峰のリーグ戦が「トップリーグ」です。例年は夏の終わりごろからシーズンが始まりますが、2019年はワールドカップ開催の影響で2020年1月11日が開幕第1節となりリーグ戦は5月の第15節まで続きます。以前からメディアの露出度が高い野球やサッカーと異なり社会人ラグビーのチーム名はどのぐらいご存じでしょうか。16チーム並べると以下の通りです。

Noチーム名
1NECグリーンロケッツ
2NTTコミュニケーションズシャイニングアークス
3NTTドコモレッドハリケーンズ
4キヤノンイーグルス
5クボタスピアーズ
6神戸製鋼コベルコスティーラーズ
7サントリーサンゴリアス
8東芝ブレイブルーパス
9トヨタ自動車ヴェルブリッツ
10パナソニック ワイルドナイツ
11日野レッドドルフィンズ
12Honda HEAT
13三菱重工相模原ダイナボアーズ
14宗像サニックスブルース
15ヤマハ発動機ジュビロ
16リコーブラックラムズ

神戸製鋼やサントリー、パナソニック、東芝、ヤマハなどの強豪は知っていてもそれ以外はあまり……という人も多いかもしれません。ワールドカップで盛り上がったこの機会に認知しておきたいところです。またワールドカップで覚えた選手を応援すると試合に自然と力が入るのではないでしょうか。例えばトライ数で上位に入った松島幸太朗選手はサントリーサンゴリアス、福岡堅樹選手はパナソニック ワイルドナイツです。

数々のペナルティーキックやコンバージョンゴールを決めポイント数全体4位の田村優選手はキヤノンイーグルス所属。日本チームの主将を務めたリーチ・マイケル選手は東芝ブレイブルーパス、「笑わない男」として有名になった稲垣啓太選手は福岡選手と同じパナソニック所属です。いずれの選手も後述するスーパーリーグのチームへの所属歴もあります。

強豪南アフリカやオーストラリア、ニュージーランドの代表選手も所属していますので日本人以外の有力選手にも注目です。

世界最高峰のスーパーリーグ、日本からはサンウルブズが参戦

世界の強豪国のチームが参加する世界最高峰のリーグが「スーパーリーグ」です。オーストラリアやニュージーランド、南アフリカに加えて2016年からアルゼンチンと日本のチームが参加しました。全15チームによるリーグ戦が毎年2月から始まります。日本からは「サンウルブズ」が参戦。同チームによると世界120ヵ国で放送され1億6,000万世帯に届き1シーズンの観客動員数は合計250万人を超えます。

170万人超を動員したワールドカップ日本大会とは試合数の点から単純比較はできないもののラグビー強豪国での盛り上がりが数値からも確認できます。ただ残念ながら2021年のシーズンからは日本は除外されることになりました。除外の理由については、スーパーリーグの主催者側は日本側がサンウルブズの財政支援の意思を見せないことなどを挙げる一方、日本側はスーパーリーグから巨額の拠出金を要求されたと述べるなど互いの主張に食い違いも見られます。

いずれにせよ日本が次回以降のワールドカップで活躍するには、世界のレベルと触れられる機会の確保が重要です。「スーパーリーグか」「それ以外の国際大会か」など日本ラグビー協会の舵取りに注目が集まります。ただ2020年はまだサンウルブズも参戦を続け秩父宮ラグビー場や花園ラグビー場でも試合が行われる予定です。

世界レベルの戦いを目に焼き付けておくチャンスに試合会場を訪れ生観戦するのはいかがでしょうか。

学生ラグビー日本一を決める大会も間近

大学ラグビー日本一を決める全国大学選手権が2019年11月24日(日)の1回戦から始まりました。開催地は岐阜、福岡、大阪、埼玉、東京です。準決勝は2020年1月2日(木)、決勝は1月12日(土)に行われます。優勝校には、生前日本ラグビー協会名誉総裁だった三笠宮寛仁親王にちなんだ「寬仁親王杯」などが贈られます。

近年は帝京大学が9連覇を果たす圧倒的な強さを見せた後、2019年は明治大学が制しました。2023年のワールドカップで日本代表を支えるメンバーもきっと出場する可能性の高い全国大学選手権。自分の目で注目選手を見つけるのも面白いでしょう。さらに若い高校生の日本一を決める大会もあります。全国高校ラグビーが2019年12月27日~2020年1月7日にかけて東大阪の花園ラグビー場で開催予定です。

2015~2019年の5年間における決勝戦出場校は大阪桐蔭や桐蔭学園、東海大仰星、東福岡、御所実となっています。ラグビーの「聖地」に2020年はどんなニューヒーローが現れるのでしょうか。

文・J PRIME編集部

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