MCTオイル,コーヒー
(画像=Steve Cukrov/Shutterstock.com)

眠気覚ましに手放せないコーヒー。豆や新しいカフェなどコーヒーにまつわる話題は事欠きません。さらにいま注目を集めているのが、MCTオイル入りコーヒーです。この1杯で仕事のパフォーマンスもアップするといわれ、オフィスでも少しずつ広がりを見せています。仕事の効率も上げてくれる奇跡の1杯のようなMCT入りのコーヒーとは一体どのようなものでしょうか。

気軽に摂れるMCTオイル

まずは、MCTオイルについて紹介していきましょう。「Medium Chain Triglyceride(MCT)」と言われる中鎖脂肪酸100%の油を指します。ココナッツやパームフルーツといったヤシ科の植物の種の部分に含まれています。すっかり定着しつつあるココナッツオイルにも中鎖脂肪酸が含まれていることが確認されています。MCTと耳にして、人工的な油をイメージしてしまうかもしれませんが、実際は天然成分。母乳や牛乳にも含まれ、私たちの生活の中に既に取り入れられているものなので、摂取のハードルはそれほど高くないといえるでしょう。

油は脂肪酸のタイプによって様々なカテゴリーに分類されます。健康的な油として、ドレッシングなどにも広く活用されるオリーブオイルとMCTオイルを比較すると、後者の脂肪酸のレベルは約半分となります。また、水に溶けやすい特徴もあり、コーヒーに入れるのにも最適というわけです。

油は、体内で消化、吸収されて私たちの体のエネルギー源となります。一般的な大豆油などは、小腸から消化吸収され、リンパ管や静脈を経て筋肉や脂肪組織、肝臓など体中に運ばれていきます。一方のMCTオイルは、摂取された後、小腸から門脈を経て肝臓に直接運ばれます。大豆油などとは異なる経路をたどるため、約4倍のスピードでエネルギーになるとされ、この速度が仕事のパフォーマンスアップに繋がると言われているのです。

あのシリコンバレーの名著でヒット

健康食品市場において、注目を集めるMCTオイルですが、医療の世界では、積極的なエネルギー摂取が求められる未熟児や腎臓病を抱える患者に対する栄養補給にMCTは活用されてきました。さらにIT界の寵児としてシリコンバレーで成功を収めたデイヴ・アスプリー氏のベストセラー「シリコンバレー式自分を変える最強の食事」でも紹介されたことによって、MCTオイルの認知が世界中で一気に拡大しました。アスプリー氏は、MCTオイルは脳の機能をアップさせ、パフォーマンスも上がると指摘しています。さらに、140kgだった自身の巨漢が、MCTオイルの摂取などによって50kgのダイエットに成功しています。

その効果を知って、さっそく食生活に取り入れてみたいと思う方も多いでしょう。MCTオイルは、大手製油メーカーからも商品が販売されており、入手はそれほど難しくはありません。さらに関連商品のラインアップも充実しており、サプリメントやゼリー商品も大手通販サイトで簡単に購入することができます。MCTオイルの効果に注目が集まっていますが、それを期待して過度に摂取することは控えなければなりません。中鎖脂肪酸油の1日の摂取量の目安は、約30gとされています。

最後に、上述のアスプリー氏のMCTオイル入りコーヒーの入れ方を紹介しましょう。コーヒーとMCTオイルに牧草だけを食べて育った牛の乳から製造されたグラスフェッドバターを加えて、ミキサーで混ぜるだけという至ってシンプルな方法です。同氏によると、この1杯は「完全無欠コーヒー」として、脳を活性化させてくれると紹介されています。さらに、空腹感も抑える効果からダイエットも期待できるといいます。

手軽に入手できるMCTオイルを毎朝のコーヒー1杯に取り入れることで、仕事のパフォーマンスにも変化が出てくるかもしれません。

文・J PRIME編集部

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