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(画像=Ylia/Shutterstock.com)

世界各地のクリスマスを調べて見ると、恋人と過ごす日というのが一般的なイメージとして定着している日本とは異なり、家族と過ごす日ととらえている国が多いことに気づきます。さて、他の国にも違いはあるでしょうか。各国の準備の仕方やクリスマスケーキの違いを紹介します。あなたは、どの国の方法でクリスマスを迎えたいですか?

アメリカ

アメリカのクリスマスは、家族や親戚などと集まって過ごすという人が多いようです。クリスマスイブに、プレゼントをツリーの下に用意し、25日のクリスマス当日には、家族みんなでプレゼントを開封し、クリスマスを祝います。また、ニューヨークの風物詩でもあるロックフェラーセンターのクリスマスツリー点灯式は、毎年、アメリカ国民の楽しみの一つとなっており、伝統行事として開催されます。(2019年は12月4日が点灯式)世界中から多数の観光客が訪れるほどの人気ぶりで、その模様は全米のテレビで生中継され、家族みんなでテレビを見るなどして過ごします。

ブルックリンにある高級住宅街「ダイカーハイツ」は、街全体がまるでテーマパークのように電飾で彩られます。サンタクロースやトナカイ、ソリなどクリスマスに関連するものから、ニューヨークではクリスマスといえば、バレエの「くるみ割り人形」を連想する人も多く、これをテーマに、装飾を楽しんでいるお宅も多く見られます。この電飾の街並みを見るためのツアーも企画されるほど、注目されています。

ドイツ

ドイツは、カウントダウンしながらクリスマスを待つ風習があります。12月1日から、クリスマスまでの期間に日数を数えるために使用されるカレンダーである「アドベントカレンダー」を毎日一つずつ開けていき、毎週日曜日にはロウソクを1本ずつ灯し、クリスマスの日まで楽しみます。 

クリスマスケーキとして記録が残されている中でも、古い歴史を誇るのがドイツ発祥の「シュトーレン」です。14世紀以前から、ドイツのクリスマスケーキの定番でフルーツやナッツを混ぜ込んだ生地をオーブンで焼き上げ、表面にバターを塗り、粉砂糖をふりかけたものです。本場ドイツでは、アドベントの間、シュトーレンを薄くスライスし、少しずつ食べていくのが伝統的な楽しみ方なんだとか。

ドイツといえば、きらびやかなクリスマスマーケット連想する方もいるのではないでしょうか。11月下旬からクリスマスイブまで大規模なクリスマスマーケットが開催されます。
国内150ヵ所以上の街で開催され、多くの観光客が参加し賑わいを見せるドイツの一大イベントがこのクリスマスマーケット。お酒、伝統的な食事、飾りからお菓子まで、クリスマスにちなんだ多くのものが出品、出店されます。名物である、ホットワインやソーセージなども人気の品。

ドイツのクリスマスで私たち日本人が馴染みのないものといえば、善悪、それぞれを司る2人のサンタクロースが登場することです。良い子にしていると良いサンタクロースの聖ニコラウスからお菓子をもらい、悪い子には悪いサンタクロースのクネヒト・ループレヒトから石や石炭をもらいます。また、この悪いサンタクロースは、悪い子にはおしおきするので、子どもたちにとっては怖い存在で、情操教育の一環、善悪の判断を育てる教訓としても伝わっているそうです。

イギリス

イギリスのクリスマスでは、12月25日のクリスマス当日の朝、神に感謝し祈願などをする儀式であるミサに参加し、夕方は七面鳥などのディナーを楽しみます。イギリスのクリスマスケーキは「クリスマスプディング」といい、パンに近いフルーツケーキです。クリスマスの1ヵ月前に家族みんなで生地を用意するのがイギリス流で、クリスマス当日まで熟成させます。クリスマスに生地を蒸し、ラム酒やブランデーをかけた後フランベして食べます。イギリスでは、クリスマスプレゼントを家族同士で交換し、サンタクロースからも別口でクリスマスプレゼントがもらえるそうです。

イギリスのクリスマスは、クリスマスディナーを提供しているレストランを除く全てのお店が営業をしていません。電車などの公共機関も一部の乗り物を除いて全て運行停止となります。日本では考えられない光景ですが、クリスマスはどこにも出かけないで、家族とゆっくり過ごすのがイギリス流です。

オーストラリア

オーストラリアは南半球に位置するので、日本とは気候が真逆です。つまり、夏にクリスマスを迎えます。真夏のクリスマスは冬のクリスマスとはだいぶ雰囲気が違いますが、クリスチャン人口の多いオーストラリアの人にとってもクリスマスが特別な日であることに変わりはありません。クリスマス当日のビーチはどこも人で溢れているそうで、サーフボードに乗ってサンタクロースが現れるという説もあります。

クリスマス料理といえば、ターキーレッグや、ステーキ、シチューなどの鶏や牛を使ってメインディッシュを想像しがちですが、海産物が美味しいオーストラリアでは、クリスマス料理に、エビやロブスターなどの新鮮なシーフードをメインディッシュにするそうです。バーベキュースタイルが多いので、ディナーよりもランチの方が豪華になり、大切な家族や友人たちと食べてクリスマスをお祝いします。

ここまで、各国のクリスマスの過ごし方を紹介しました。海外の富裕層は、クリスマス頃から年始までバカンスに行くことが多いようです。行先は、南国やヨーロッパが人気ですが、日本も人気のようで、その時期海外からの旅行者が増えます。滞在先として東京や京都が人気ですが、北海道のニセコが各国の富裕層から注目が集まっていて、一流ホテルや高級コンドミニアムなどが増えています。ラグジュアリーなスノーリゾートへと大きな変貌を遂げつつあるのです。また、日本からヨーロッパなど、海外へクリスマスクルーズツアーなどもあり、海外で過ごすクリスマスも素敵です。

文・J PRIME編集部

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