フィギュアスケート,NHK杯
(画像=Vit Kovalcik/Shutterstock.com)

フィギュアスケートNHK杯が真駒内セキスイハイムアイスアリーナで開催されます。日本勢は男子が羽生結弦選手、女子は紀平梨花選手を筆頭に、優勝争いを繰り広げることになりそうです。NHK杯のいきさつやエキシビションを含めた楽しみ方を紹介します。

フィギュアスケート,NHK杯
(ロシアのアリーナ・ザギトワ選手)(画像=Bukharev Oleg/Shutterstock.com)

世界一へのステップ

NHK杯は、世界6ヵ国を転戦するISU(国際スケート連盟)グランプリ(GP)シリーズの日本大会です。GPシリーズ は、五輪、世界選手権と並ぶフィギュアスケート3大大会の1つで、成績上位6人がGPファイナルに進出して世界一の座を争います。

NHK杯は1979年にアジア初の国際競技大会としてスタートしました。歴代の日本人優勝者には、伊藤みどり、荒川静香、浅田真央、高橋大輔、羽生結弦ら五輪メダリストが名を連ねます。

2019年は11月22~24日に開催され、羽生結弦、紀平梨花らエースをはじめ、島田高志郎、山本草太、山下真瑚、横井ゆは菜など若手の有望選手が出場する予定です。海外勢は、女王アリーナ・ザギトワを筆頭に強豪のロシア女子選手が注目されるほか、セルゲイ・ボロノフ、ジェイソン・ブラウンら男子ベテラン勢、その他初出場の若手選手の活躍にも期待が高まります。

羽生の大技が見られるか

男子シングルの注目は、やはり羽生選手です。五輪2連覇を果たして迎えた昨季は足首のけがに苦しみ、3月の世界選手権では、米国のネイサン・チェン選手に20点以上の差をつけられ銀メダルとなりました。

5種類の4回転ジャンプに成功しているチェン選手や、若手の台頭に刺激を受けて迎えた今季、羽生選手は前人未到の4回転半を含め全6 種類の4回転ジャンプの習得に意欲を見せています。また新たな挑戦のシーズンとなる今季のNHK杯で、大技に挑む姿がみられるかもしれません。

男女シングルで史上初となるGPファイナル5度目の制覇を狙う上でも、今季のNHK杯は重要な一戦となります。

紀平とロシア勢の対決

女子シングルでは、2018年NHK杯でシニアGPデビューを飾り、優勝の快挙を成し遂げた紀平選手と、ロシア勢との戦いに注目が集まります。

紀平選手はフリープログラムでトリプルアクセル2本を決め、バンクーバー五輪の浅田真央さん以来となる記録を打ち立てましたが、ジャンプ以外の要素でも総合力が高く、その後も次々と実績を残して一躍トップ選手として脚光を浴びるようになりました。

平昌五輪金メダルに続き、昨季世界選手権でも優勝したロシアのザギトワ選手は、複雑な演技構成や安定したジャンプに加え、繊細な表現力や美しさに一層磨きをかけています。

ロシアからは、今季シニアデビューとなるアリョーナ・コストルナヤ選手も出場します。コストルナヤ選手はジュニアGPファイナルで、4回転ジャンプを複数跳ぶアレクサンドラ・トルソワ選手を抑えて優勝しました。「次のザギトワ」との呼び声も高く、4回転は飛んでいませんが、練習でトリプルアクセルに成功しているようです。

紀平選手も4回転への挑戦を視野に入れています。NHK杯で成功させ、ロシア勢を抑えて2連覇を達成するのか、目が離せない戦いになりそうです。

フィギュアの魅力を堪能

競技会後のエキシビションでは、激闘を終えた選手がルールや成績に縛られず演技し、新たな魅力を見せてくれます。技術と芸術性の両面を備えるフィギュアスケートならではの氷上の美を競技会とは違う形で堪能できる場でもあります。

2018年NHK杯では、初優勝した宇野選手が顔にペイントして登場したほか、トリプルアクセルを決めて3位に入ったロシアのトゥクタミシェワ選手がキャビンアテンダントに扮してパフォーマンスするなど、ファンを沸かせました。

2016年は、東日本大震災5年のスペシャルエキシビションが行われ、東北にゆかりのある羽生選手や荒川静香さんによるプログラム、浅田真央さんセルフプロデュースの演目などが披露されました。

文・J PRIME編集部

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