年収,IQ,平均値
(画像=SFIO CRACHO/Shutterstock.com)

米マイクロソフト創業者のビル・ゲイツ氏など、成功者には一般の方と比べて、飛び抜けてIQが高いと言われている人たちがいます。では一般的に、年収とIQに関連性や相関性はあるのでしょうか。アメリカにおける学術論文を紐解きながら、考察してみましょう。

そもそもIQとは?

「IQ」は「Intelligence Quotient」の略で、日本語では「知能指数」と表現されています。個人個人の知能がどの程度の水準にあるのか、また発達の程度はどの程度かを知能検査で数値化するもので、その検査対象者に知的障害があるかないかなどの診断などにも用いられています。

では「知能」とは何を指すかですが、厚生労働省は学校などで学んだ知識などのことではなく、「様々な状況や環境に合理的に対処していくための土台」を知能と表現しています。かつて知能指数は「本来の年齢と知能の年齢の差」で計算されていましたが、現在は「同年齢の集団の中でどの位置にあるか」で算出されるのが一般的とされています。

「IQと年収」「IQと経済力」のそれぞれの相関性

ではこのIQと年収には相関性があるのでしょうか。「IQと年収」そして「IQと経済力」を調べた過去の論文の内容を紐解いていきましょう。論文は「Do you have to be smart to be rich? The impact of IQ on wealth, income and financial distress」で、オハイオ州立大学のJay Zagorsky氏が過去に発表したものです。

この論文によると、「IQと年収」には相関性が認められるようです。紹介されている数字を引用すると、IQ75以下の人は平均で「純資産5,775ドル/年収15,020ドル」なのに比べ、IQ100の人は平均で「純資産57,550ドル年収/年収36,826ドル」、さらにIQ125以上だと「純資産133,250ドル/年収55,555ドル」まで高まり、IQの差によって顕著な差がみられています。