40代,茶道,着物
(画像=violetblue/Shutterstock.com)

新しい趣味として、茶道を始めてみませんか?心を落ち着け、お茶をたてながらゆっくりとした時間を過ごせば、日頃の疲れやストレスがいやされるかもしれません。これから茶道を始めるのなら、茶道用の着物を用意しておきたいところです。ここでは、着物についての知識と、茶道の際に着るおすすめをご紹介します。

茶道ではどんな着物を着るべき?

一口に着物といっても、さまざまな種類があります。茶道で失礼のない着物について知っておき、TPOに合ったいい着物を選べるようにしておきましょう。どのような着物が茶道に適しているのでしょうか。

染物と織物

着物は大きく分けて、絹糸で白生地を織って後から染め上げる染物と、先に染めた糸を織る織物の2種類があります。染物は別名やわらか着物と呼ばれるもので、茶道で着用するのはこちらのやわらか着物です。

着物にも普段着として利用するカジュアルなものと、かしこまった場に着ても良いフォーマルタイプのものがあります。染物と織物では、染物がフォーマルに利用できる着物で、織物は日常的な利用に適している着物ということになります。

着物の格付け

普段の稽古、招かれたお茶会の席、お茶会に人を招いた時など、その時々によってふさわしい着物が変わります。特に注意したいのが、お茶会に招かれた時です。招かれた客の中で格が高い人や招いてくれた人よりも、格が高い着物を着ないようにしましょう。

着物の格が高い訪問着は自分でお茶会を開催した時に着ます。お茶会に呼ばれた時には一つ格下の付下げや色無地が重宝します。普段のお稽古には、小紋がいいでしょう。

作家もの着物で茶会を華やかに

茶道で必要な着物の種類が分かりました。せっかく茶道を始めるのなら、いい着物をそろえたいものです。作家ものの着物は値が落ちにくく、財産として子どもに残しておくこともできます。ここからは、茶道でも使える作家ものの着物をご紹介します。

華やかでオリジナリティあふれる松井青々の着物

お茶会を開催する時には、松井青々(せいせい)の訪問着はいかがでしょうか。デザインが華やかで若い印象もありますが、落ち着いた色あいで大人の優しさを感じられるデザインのものも多くあります。とっておきの時のために持っておきたい一着です。

羽田登喜男

落ち着いた柄も目をひく大胆な色柄も、どれを取っても作家の特徴が色濃く出るのが羽田登喜男(はたときお)の作品です。ときに繊細なタッチで描かれる鳥や花の模様は、一目見ただけで心を奪われてしまうことでしょう。訪問着の「鴛鴦(おしどり)に椿」は披露宴に着用してもよい華やかさを持ちながら、明るく柔らかいグリーンがおとなしい印象を与えてくれる不思議な着物です。

羽田登喜男の「鴛鴦」は、絵柄のオシドリが1羽増えるごとに数十万円から着物の値が上がるといわれています。今は亡き巨匠の鴛鴦、見つけたら必ず手に入れておきましょう。

お稽古の日には少しリーズナブルな着物でカジュアルに

お稽古の日に着るのなら、作家ものの華やかな着物より、少しカジュアルな江戸小紋や小紋がおすすめです。小紋は控えめな柄から大柄までさまざまな模様がありますが、なるべく華やかすぎないものを選ぶとよいでしょう。江戸小紋はとても細かい地紋のため、遠目で見ると無地の着物にも見えます。江戸小紋を選んだ時には、帯とのコーディネートを楽しんでみてください。

茶道は着物で身も心も引き締まる、品のあるお稽古ごと

心を落ち着かせながらお茶をたて、作法にならいながら静かにお茶を飲む茶道は、姿勢がよくなり着物の着こなしが上手になる、精神のコントロールがうまくなるなどのメリットが得られるお稽古事です。

まずは着物選びから始めて、気に入った着物が手に入ったら、思い切って茶道を習いに行ってみましょう。新しい世界で、これまでにない出会いが待っているかもしれません。

文・J PRIME編集部

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