FASHION
トガオシ。Vol.312
戸賀敬城も感動のジャブスアルキヴィオ新作3選
戸賀編集長が愛用するパンツブランド、ジャブスアルキヴィオに、今シーズン何やら動きがあった模様。そこで、戸賀さんに新作の3モデルについてインプレッションしていただきました。さっそくお気に入りのモデルと出会えたようです。
今夏、最強の白パンをジャブスアルキヴィオで発見
▲ セッテフィーリカシミア / BR別注 クルーネック コットン ニット ¥48,400(税込)
▲ ジャブスアルキヴィオ / ストレッチ コットンキャンバス ノープリーツ リラックスパンツ ¥38,500(税込)
▲ ジャブスアルキヴィオ / ジャージーアッパー スリッポン スニーカー ¥38,500(税込)
白パン好きの戸賀編集長らしくストレッチコットンキャンバスのこちらは、人気定番の「MASACCIO(マサッチョ)」をベースにした「MASACCIO GINS(マサッチョ ジンズ)」。「GINS」とはイタリア語で「ジーンズ」、つまりデニムパンツの意味なのですが、なるほどポケットサイドの補強にリベットが打ち込まれています。
「先日のYouTubeでも見せてもらったマサッチョのデニム面バージョン。デニムといいつつ、キャンバスコットンにストレッチを混紡しているから、化繊みたいにてろんとしてないし穿きやすいね。ダブルステッチにリベット打ち、バックポケットの形もデニムっぽいデザイン。それでいてシルエットはマサッチョを継承している。上品なチノより、ずっとエレガントだよね」
ステッチ入りセンタークリースを排しながらも、シルエットはマサッチョ。ウエストはサイドゴムシャーリングで穿き心地は極上。マサッチョとデニムのいいとこ取りのハイブリッドパンツといったところ。素材はドライタッチなシーズンレスの通年仕様で、製品洗いでこなれた雰囲気も醸しました。
「デニムのディテールはやっぱり楽しいし、みんなが穿き慣れているマサッチョだから、モダンな美脚で今っぽさもちゃんと伝わるコットンパンツ。ホワイトデニムより快適だしマサッチョ慣れした人なら誰でも穿ける。夏場、デニムは暑くて敬遠していた人もこれならOK。今夏最強の白パンだよね。白好きな戸賀にとっても無敵なパンツと太鼓判です!」
マサッチョの着心地をコットンパンツに採用
▲ ジャブスアルキヴィオ / ストレッチ コットンキャンバス ノープリーツ リラックスパンツ (ホワイト/ライトグレー/ブラック) ¥38,500(税込)
「デニムのLポケをスラックスに採用すると、なんとなく野暮ったい感じがするんだけど、これはスラントポケットを採用しているところがスラックス風でいいよね。ドローコードを隠しちゃったら普通のコットンパンツに見えるぐらい美脚なのに、ウエストサイドはゴムシャーリングで、楽ちんなんだよね」
マサッチョとデニムのハイブリッド感あるリラックスパンツ。マサッチョユーザーの戸賀さんが、実際に穿いてみて、その出来栄えに改めて感動されていました。これまでマサッチョを愛用してきた方なら、きっとお気に召していただけるはずです。
ジャブス70周年で話題となったセットアップが継続
▲ ジャブスアルキヴィオ / 【限定販売カラー】ジニョーネラボ ウール 2B ジャケット ¥72,600(税込)
▲ ジャブスアルキヴィオ / 【限定販売カラー】ジニョーネラボ ウール ノープリーツ リラックスパンツ ¥53,900(税込)
▲ アンティーチポ / スムースコットン クルーネック ショートスリーブ Tシャツ ¥14,850(税込)
▲ ジャブスアルキヴィオ / ジャージーアッパー スリッポン スニーカー ¥38,500(税込)
昨秋のジャブス70周年コレクションでも話題となったジャケット「STROZZI(ストロッツィ)」とパンツ「MASACCIO」のセットアップ。テクニカル系素材のバリエーションが豊富な今季のジャブスアルキヴィオですが、こちらはゴールドラインとして70周年コレクションでも使われたイタリアの高級ミル、ジニョーネ社のテック素材「ジニョーネラボウール」を採用しています。
「このウールファブリックは、イタリアの高級メゾンでも使われるメーカーのもの。程よくドライタッチなうえで、天然のウールならではの通気性や吸湿性があって、肌触りは最高。化繊特有のシャリ感がないので、見た目も着心地もラグジュアリーの本質が伝わるね。しかもこの目付け感ならオールシーズン着用できる。オン&オフのシーンだけでなく、春夏・秋冬とシーズンの垣根も超えられる、セットアップスーツとして汎用性をより高めてくれているんだ」
前回のモデルもご存知の戸賀編集長ですが、今回ジャケットの着丈を約1.5センチほど長めに改良した点を気に入ってもらえました。
「男の服は基本的にちょっとした変化球で差を付けるべきもの。1cm変わったら、イメージは大きく変わるんだよね。ヒップを覆えるこの着丈は、クラシックスーツのそれと同等。軽くて着丈が短いジャケットばかりの時代だからこそ、別物のエレガンスが感じられるんじゃないかな。うん、これならオン使いもしやすいよね」
そして、このセットアップ、じつはBRだけの別注ポイントがあるんです。
BRだけの別注カラーのセットアップ
▲ ジャブスアルキヴィオ / 【限定販売カラー】ジニョーネラボ ウール 2B ジャケット(チャコールグレー / ブラック) ¥72,600(税込)
▲ ジャブスアルキヴィオ / 【限定販売カラー】ジニョーネラボ ウール ノープリーツ リラックスパンツ(ブラック/チャコールグレー) ¥53,900(税込)
こちらのセットアップはインラインモデルになかったチャコールグレーとブラックを、BRが別注したもの。インラインカラーはグリーンやブラウンといった、モードなカラーパレットが揃っていたので、あえてオンでも使えるカラーをオーダーさせていただきました。
「テック素材を否定しないし、リラックスでモードも大好きだけれど、そろそろクラシックが恋しくなってきているのも本音。クラシックに回帰しなくても、これまでの快適さを引き継ぎながら上品な方向にシフトしていきたいと思っていたところに、この素材のセットアップはぴったりハマりそうです。今日は同じブランドのジャージースリッポンだけど、革靴も似合いそうだよね」
リブパンにラグジュアリーの要素をプラス
▲ エンメティ / BR完全別注モデル ウォッシャブルテックレザー コンビパーカー
▲ アンティーチポ / スムースコットン クルーネック ショートスリーブ Tシャツ ¥14,850(税込)
▲ ジャブスアルキヴィオ / シルキージャージー 1プリーツ 裾ゴムシャーリング リラックスパンツ¥38,500(税込)
▲ ジャブスアルキヴィオ / ジャージーアッパー スリッポン スニーカー ¥38,500(税込)
本日最後となる3本目は、こちらも人気の「TINTRETTO(ティントレット)」。ウエストフルシャーリング、ワンプリーツでドロコード付き。裾をゴムシャーリングで絞ることでリラックス感がありながらも、スポーティに着こなせるモデルです。
「この素材がすごい!しなやかで滑らかでめちゃくちゃ気持ちいいんだ。やわらかくて超伸びるから、穿く時にすごく楽だったのもいいね。ほんのり光沢感があって、ドレープが綺麗。ティントレットのシルエットにぴったりだよね」
「リブパンの、ひとつ上のオーラ」と戸賀編集長が評したこの素材、レーヨン、ナイロン、ポリウレタンを混紡したシルキージャージーというテック素材です。とろ味がありながら、絹糸を使っていないのに、その名のとおりシルクのようなタッチを実現しています。
「カジュアルなアイテムにラグジュアリー素材を使う、アスレジャーとかラグスポとかの典型。こういう服が自裁を牽引しているんだね」
都会の富裕層にフィットするシルキージャージー
▲ ジャブスアルキヴィオ / シルキージャージー 1プリーツ 裾ゴムシャーリング リラックスパンツ(ブラック/ベージュ) ¥38,500(税込)
リブパン=遊び服のイメージに、ラグジュアリーを加味したことで見え方が変わるジャブスアルキヴィオのフィロソフィー。シルキージャージーの「TINTRETTO」には、そんなアイテムを好まれる都会の富裕層に相応しいモデルといえそうです。
「リアルにシルクで作ったらラグジュアリーだけど、この快適さは生まれなかった。かといって普通にジャージーではこのラグジュアリー感は絶対出せない。こういった素材を見つけてくるのも、開発するのもジャブスならでは。ずっと穿いていたくなるこの快適さ、ぜひ体感してほしいね」
Lesson.61 ジャブスアルキヴィオ
大人のエレガントスポーティな着こなし! 戸賀も驚きジャブスの新境地
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Producer:大和一彦 / Photographer:鈴木泰之 / Writer:池田保行 (ゼロヨン) / Designer:中野慎一郎
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